ホーム > 市政 > 広報・広聴 > 広報ななお(5月号発行) > バックナンバー平成25年 > 平成25年12月号 > 広報ななお2013年(平成25年)12月号テキストブック版 > 20~23ページ
ここから本文です。
長年にわたりそれぞれの分野で尽力された方々が、栄誉に輝かれました。
本府中町
出久地十四男[74歳]
現保護司
昭和59年から保護司として、罪を犯した人を見守り、再犯防止のため、自立した生活を送れるようにさまざまな支援活動に尽力。
「信頼関係を築くことが一番大事」と話し、出所前から刑務所へ出向き、罪を犯した人の声に耳を傾け、心に寄り添ってきた。
「就職はなかなか困難で、決まった時は自分のことのように喜びます。更生した人の前向きな姿勢が見えると、本当にうれしい」と目を細める。
「ここまで29年間続けてこられたのも妻のおかげ」と内助の功に感謝。「今後も体力が続く限り、頑張りたい」と意気込む。
中島町上町
古川繁[72歳]
元七尾鹿島広域圏事務組合第3消防団副団長
消防団員になったきっかけを聞くと、「昔、近所で家事があって、火の怖さを目の当たりにしたからかな」と話す古川さん。
昭和37年から約42年間、消防団活動に尽力。副団長を務めるなど後輩の指導にもあたった。「消防団の訓練大会は、それぞれ自宅で練習するくらい力が入っており、県大会に出場するほどの好成績だった」と振り返る。
平成16年に消防団を退職した後も、今年の2月まで、支援団員として消防団をサポート。現在も同年代の地域の人たちと、消火栓マップを作り、いざという時に備えるなど、地域の安心安全を見守り続ける。
天神川原町
堂林譽二郎[70歳]
元七尾鹿島広域圏事務組合消防司令
「小さい頃、法被を着て出かけていく父の背中をいつも見ていた。祖父の代から消防団員だったことが、自分の励みだった」と話す堂林さん。消防士として昭和46年から32年間勤務。「災害現場においてミスは許されない」という信念で、非番の日も、体力トレーニングや消火栓水利の調査、地域の道路状況の確認に回るなど、日々の努力も忘れなかった。
最後に堂林さんは、「近年は地域で防災訓練を行うところが増えてきている。ぜひ参加して、防災に関心をもってほしい」と防災への意識向上を呼びかけた。
平成24年度は、重点分野を「『元気な七尾』実現プラン2012」と位置づけ、総合計画の実現に向けて積極的に取り組みました。
平成24年度決算では、普通会計に入ったお金(歳入)は、350億6,276万4千円。そこから使ったお金(歳出)348億2,583万3千円を引くと『2億3,693万1千円の黒字』でした。財政運営健全化に向けては、借金(公債)は決められた期限前に返済する取り組み(繰上償還)を行い、将来負担の軽減を図りました。また、国の緊急経済対策(平成24年度補正予算(第1号))に基づき、七尾市に関連する事業は早期に実施し、地域の振興や雇用創出効果が発揮できるよう、約9億円の補正予算を編成しました。
今後も限られた財源をいかに効率よく、効果的に使うかを十分に考慮し、住みよい七尾市を目指したまちづくりに取り組みます。皆さんのご理解とご協力をお願いします。
平成24年度普通会計※
普通会計…地方財政状況調査(決算統計)の作成要領から、一般会計にケーブルテレビ事業特別会計などを含めた会計。
350億6,276万4千円(100%)
地方交付税113億129万9千円(32.2%)
市税82億949万1千円(23.4%)
その他52億8,633万円(15.1%)
市債48億4,200万円(13.8%)
国庫支出金31億3,457万5千円(8.9%)
県支出金18億7,624万2千円(5.4%)
諸収入4億1,282万7千円(1.2%)
348億2,583万3千円(100%)
民生費80億4,445万2千円(23.1%)
公債費64億177万3千円(18.4%)
総務費52億7,336万8千円(15.0%)
教育費46億2,819万9千円(13.3%)
衛生費28億9,305万5千円(8.3%)
土木費27億7,467万2千円(8.0%)
農林水産業費15億5,201万9千円(4.5%)
消防費14億6,226万9千円(4.2%)
商工費13億8,902万5千円(4.0%)
議会費2億3,985万3千円(0.7%)
労働費9,671万8千円(0.3%)
災害復旧費7,043万円(0.2%)
災害等緊急時における迅速に加え、的確な情報を市民に伝達するためのシステム整備を行いました。
事業費2億7,106万8千円
ケーブルテレビ回線とコミュ二ティFMを活用したシステム整備
子どもたちの安全・安心な教育環境を確保するため、旧耐震基準の学校施設の耐震化に取り組んでいます。
事業費22億9,584万1千円
校舎、体育館などの建設工事
設計・監理委託費など
能登島や和倉温泉を中心に、交流人口の拡大および誘客促進のため旧能登島中学校跡地をスポーツ合宿や大会などを行える施設として整備しました。
事業費6億3,091万6千円
人工芝サッカーグラウンド(2面)
テニスコートおよびフットサルコート(テニスコート3面、フットサル2面)
安心して生み育てる環境づくりの一環として、子育て世代への経済的支援の拡充を行いました。
事業費7,365万2千円
小学校卒業年度の3月末日までの通院費の助成(自己負担月1,000円)
より安全で安心な保育環境の整備のため、耐震調査や耐震工事を実施する保育園に補助をしました。
事業費1億6,452万5千円
耐震工事および調査など(光の子保育園・浜岡保育園)
国際姉妹都市との周年事業の実施や、姉妹都市からの招請を受け交流事業に参加。国際姉妹都市との友好促進に努めました。
事業費332万7千円
モーガンタウン市姉妹都市連携20周年記念交流事業(7月5日から10日)
韓・中・日民俗フェスティバル招待事業(10月10日から11日)
第53回全国高等学校ヨット選手権大会が開催されました。
事業費843万3千円
開催日/8月1日から5日
場所/和倉温泉運動公園ヨットハーバー
参加校/47校(713人)
観光地の魅力増進のため、交流市場の改修とガラス工房改築のための設計などを行いました。
事業費1億6,420万3千円
能登島交流市場の改修
ガラス工房改築のための設計費用
入湯税(使途:温泉地であるために必要となる経費)
観光の振興(ソフト事業)9,774万2千円
ごみ処理など1,233万2千円
消防関係351万1千円
観光施設の整備92万0千円
合計1億1,450万5千円
都市計画税(使途:都市計画事業を行う経費)
下水道など3億4,876万0千円
都市計画街路1億4,262万1千円
土地区画整理940万6千円
公園629万9千円
合計5億708万6千円
基金は、家計で例えると「貯金」にあたるものです。この基金は対前年度約20億円が増加しました。
平成21年
財政調整基金約17億円
減債基金約15億円
平成22年
財政調整基金約23億円
減債基金約15億円
平成23年
財政調整基金約24億円
減債基金約21億円
平成24年
財政調整基金約44億円
減債基金約8億円
財政調整基金/収入を調整したり、急激な税の落ち込みや災害などに備えるため、積み立てているお金
減債基金/市が借り入れたお金の返済を計画的に行うため、積み立てているお金
経常収支比率は、市の支出の状況を収入との割合から計る一つの目安であり、数値が低いほど財政構造にゆとりがあります。
平成19年98.8%
平成20年97.8%
平成21年94.5%
平成22年90.9%
平成23年92.7%
平成24年93.4%
経常収支比率…市の財政状況を収入との割合から計る一つの目安であり、数値が低いほど財政構造に弾力性があります。(経常経費充当一般財源/経常一般財源総額)×100(%)
毎年度経常的な収入と財源のうち、市が負担する借金の元利償還金および準元利償還金など(特別会計への繰出金や一部事務組合への負担金など)に充てたものの占める割合を指標化し「資金繰りの安全性」を示す比率です。
平成22年18.9%
平成23年17.8%
平成24年16.4%
実質公債費比率…市全体のさまざまな事業における、市のローン返済の状況を計る目安であり、数値が低いほど財政構造に弾力性があります。
お問い合わせ
企画財政課
電話53-8455
詳細は市ホームページ・本庁情報公開コーナー・秘書人事課・各市民センターで閲覧できます。
平成25年4月1日現在での職員数は、旧七尾鹿島広域圏事務組合の職員を含めて、「1,291人」(教育長を含む)です。平成22年度に策定した第2次定員適正化計画(5カ年)に基づき適正化に努めています。
(平成24年度普通会計決算)
職員数/739人(総職員数から公営企業等会計部門の職員数を除いた数)
給与費総額/39億926万9千円(平均給与費/529万円)
給与費は、毎月支給される給料のほか、扶養・住居・通勤などの各種手当と、民間の賞与(ボーナス)にあたる期末・勤勉手当の合計額。(退職手当は含まず)
ラスパイレス指数(平成24年)
七尾市99.4
参考値91.8
県内市平均103.7
参考値95.8
全国市平均106.9
参考値98.8
ラスパイレス指数:国家公務員の給与水準を100とした場合の、地方公務員の給与水準を示す指数
参考値:国家公務員の2年間の給与改定特例法による減額措置後の値
職員の平均給料月額および平均給与月額(平成25年4月1日現在)
区分
一般行政職
平均年齢42.5歳
平均給料月額305,543円
平均給与月額350,683円
区分
技能労務職
平均年齢53.4歳
平均給料月額283,266円
平均給与月額295,283円
(注)1「.平均給料月額」とは、職種ごとの職員の基本給の平均。
2「.平均給与月額」とは、給料および職員手当(期末手当・勤務手当・退職手当を除く)の合計額の平均。
職員の退職手当(平成25年4月1日現在)
区分
勤続20年
自己都合23.03カ月分
勧奨・定年28.7875カ月分
区分
勤続25年
自己都合32.83カ月分
勧奨・定年38.955カ月分
区分
勤続35年
自己都合46.55カ月分
勧奨・定年55.86カ月分
区分
最高限度額
自己都合55.86カ月分
勧奨・定年55.86カ月分
(注)支給率は国と同じ。
期末・勤勉手当の状況(平成24年度)
支給時期6月期
期末手当1.225月分
勤勉手当0.675月分
支給時期12月期
期末手当1.375月分
勤勉手当0.675月分
合計
期末手当2.6月分
勤勉手当1.35月分
(注)支給率は国と同じ。
特別職の給料など(平成25年4月1日現在)
区分
給料
給料月額など
市長920,000円
副市長740,000円
期末手当
2.95カ月分(24年度支給割合)
区分
議員報酬
給料月額など
議長509,000円
副議長406,000円
議員381,000円
期末手当
2.95カ月分(24年度支給割合)
区分
退職手当
金額
市長18,694,400円
副市長9,353,600円
備考
1期(4年間)勤めた場合の見込額
職員の初任給(平成25年4月1日現在)
区分
一般行政職
大学卒
七尾市172,200円
国172,200円
高校卒
七尾市140,100円
国140,100円
技能労務職
高校卒
七尾市137,200円
中学卒
七尾市121,600円
定員適正化計画の年次別進捗状況
第1次計画
平成17年
計画836人
実績836人
平成18年
計画817人
実績814人
平成19年
計画772人
実績758人
平成20年
計画748人
実績724人
平成21年
計画697人
実績670人
第2次計画
平成22年
計画697人
実績670人
平成23年
計画670人
実績654人
平成24年
計画655人
実績630人
平成25年
計画638人
実績618人
平成26年
計画619人
平成27年
計画585人
(注)旧七尾鹿島広域圏事務組合の職員数は含まない。
お問い合わせ
秘書人事課
電話53-8465