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更新日:2022年1月1日

No39平成26年第2回(6月)定例会テキストブック版

表紙(1ページ)

七尾市

議会だより

2ページ

定例会の概要

3ページ

採決結果一覧・審査要旨ほか

4から7ページ

一般質問(12名が登壇)

8ページ

委員会レポート

9ページ

議会報告会

10ページ

香典・弔電の取り扱い、議会の動き、政務活動費について、編集後記ほか

写真キャプション

大地主神社の夏祭りで「東のおすずみ」とも呼ばれる七尾祇園祭

7月12日(土曜日)

2ページ

平成26年第2回定例会概要

平成26年度一般会計補正予算を可決

平成26年第2回定例会は6月9日(月曜日)から6月24日(火曜日)までの会期で行われた。市長から提案された平成26年度一般会計補正予算などの議案9件、報告12件、請願3件が各常任委員会に付託され、審議された。最終日には各常任委員長から委員会における審査の経過と結果が報告され採決を行った結果、議案は全て可決され、請願3件は不採択となった。その後、追加議案3件、同意案2件の提案理由説明が行われ、採決した結果、全て可決・同意された。また、意見書等に関する議会議案7件が提出され、全て可決され、市議会定例会を閉会した。

一般会計補正予算1億2,334万5千円を増額

平成26年第2回定例会で審議された議案

平成26年度七尾市一般会計補正予算(第1号)

現計予算に1億2,334万5千円を追加し、315億5,334万5千円とする。

主な追加補正

総務費

地域コミュニティ支援事業費6,000千円

世界農業遺産「能登の里山里海」活用推進事業費2,710千円

市民活動支援費100千円

基幹統計調査費292千円

 

民生費

在宅医療介護連携事業費3,500千円

生涯現役ボランティア推進事業費800千円

私立保育所整備事業費20,152千円

 

衛生費

保健総務事務費2,666千円

 

農林水産業費

農業振興総務費14,709千円

市単漁港整備事業費1,900千円

 

商工費

観光施設管理運営費2,400千円

和倉温泉活性化等支援事業費16,260千円

 

教育費

図書館管理運営費1,000千円

埋蔵文化財発掘調査事業費7,635千円

七尾城跡整備事業費40,221千円

体育施設整備事業費3,000千円

 

 

平成26年度七尾市介護保険特別会計補正予算(第1号)

現計予算に5,182万円を追加し、67億5,093万6千円とする。

 

七尾市税条例等の一部を改正する条例

七尾市立学校設置条例の一部を改正する条例

七尾市教育研究所条例の一部を改正する条例

七尾市集会所条例の一部を改正する条例

七尾市徳沢老人福祉センター条例を廃止する条例

病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例

七尾市及び中能登町における火災予防条例の一部を改正する条例

 

平成26年第2回定例会で審議された報告

平成25年度七尾市一般会計補正予算(第9号)の専決処分の報告

平成25年度七尾市ケーブルテレビ事業特別会計補正予算(第3号)の専決処分の報告

平成25年度七尾市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の専決処分の報告

平成25年度七尾市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第4号)の専決処分の報告

平成25年度七尾市介護保険特別会計補正予算(第5号)の専決処分の報告

平成25年度七尾市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)の専決処分の報告

平成25年度七尾市下水道事業特別会計補正予算(第5号)の専決処分の報告

平成25年度七尾市公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第4号)の専決処分の報告

平成25年度七尾市西岸財産区特別会計補正予算(第1号)の専決処分の報告

七尾市税条例等の一部を改正する条例の専決処分の報告

七尾市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の専決処分の報告について

平成26年度七尾市公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分の報告について

平成25年度七尾市一般会計予算の繰越明許費繰越計算書

平成25年度七尾市介護保険特別会計予算の繰越明許費繰越計算書

平成25年度七尾市下水道事業特別会計予算の繰越明許費繰越計算書

平成25年度七尾市水道事業会計予算の繰越明許費繰越計算書

平成25年度七尾市病院事業会計予算の繰越明許費繰越計算書

3ページ

平成26年第2回定例会採決結果一覧表(賛否が分かれたもの)

議案名

議案第71号

七尾市税条例等の一部を改正する条例について

審議結果

可決

賛成

西川英伸

高橋正浩

山崎智之

山添和良

佐藤喜典

木下敬夫

岡部俊行

久保吉彦

杉木勉

荒川一義

松本精一

伊藤厚子

垣内武司

永崎陽

大林吉正

高僧弘

中西庸介

今田勇雄

木下孝輝

 

反対

礒貝和典

 

欠席

石川邦彦

 

報告

第4号

平成25年度七尾市国民健康保険特別会計補正予算の専決処分の報告について

 

審議結果

承認

賛成

西川英伸

高橋正浩

山崎智之

山添和良

佐藤喜典

木下敬夫

岡部俊行

久保吉彦

杉木勉

荒川一義

松本精一

伊藤厚子

垣内武司

永崎陽

大林吉正

高僧弘

中西庸介

今田勇雄

木下孝輝

 

反対

礒貝和典

 

欠席

石川邦彦

 

報告

第12号

七尾市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の専決処分の報告について

 

審議結果

承認

賛成

西川英伸

高橋正浩

山崎智之

山添和良

佐藤喜典

木下敬夫

岡部俊行

久保吉彦

杉木勉

荒川一義

松本精一

伊藤厚子

垣内武司

永崎陽

大林吉正

高僧弘

中西庸介

今田勇雄

木下孝輝

 

反対

礒貝和典

 

欠席

石川邦彦

 

請願

第4号

「消費税増税に反対する意見書」の提出を求める請願

 

審議結果

不採択

 

賛成

礒貝和典

 

反対

西川英伸

高橋正浩

山崎智之

山添和良

佐藤喜典

木下敬夫

岡部俊行

久保吉彦

杉木勉

荒川一義

松本精一

伊藤厚子

垣内武司

永崎陽

大林吉正

高僧弘

中西庸介

今田勇雄

木下孝輝

 

欠席

石川邦彦

 

請願

第5号

「海外で戦争する国」にする集団的自衛権の行使容認に反対する意見書を求める請願

 

審議結果

不採択

 

賛成

礒貝和典

 

反対

西川英伸

高橋正浩

山崎智之

山添和良

佐藤喜典

木下敬夫

岡部俊行

久保吉彦

杉木勉

荒川一義

松本精一

伊藤厚子

垣内武司

永崎陽

大林吉正

高僧弘

中西庸介

今田勇雄

木下孝輝

 

欠席

石川邦彦

 

請願

第6号

「農政改革」を見直し、食料自給率の向上を最優先した農政を求める請願

 

審議結果

不採択

 

賛成

礒貝和典

 

反対

西川英伸

高橋正浩

山崎智之

山添和良

佐藤喜典

木下敬夫

岡部俊行

久保吉彦

杉木勉

荒川一義

松本精一

伊藤厚子

垣内武司

永崎陽

大林吉正

高僧弘

中西庸介

今田勇雄

木下孝輝

 

欠席

石川邦彦

 

議会議案

第10号

地域包括ケアシステム構築のため地域の実情に応じた支援を求める意見書

 

審議結果

可決

賛成

西川英伸

高橋正浩

山崎智之

山添和良

佐藤喜典

木下敬夫

岡部俊行

久保吉彦

杉木勉

荒川一義

松本精一

伊藤厚子

垣内武司

永崎陽

大林吉正

高僧弘

中西庸介

今田勇雄

木下孝輝

 

反対

礒貝和典

 

欠席

石川邦彦

 

議会議案

第12号

国会に憲法改正の早期実現を求める意見書

 

審議結果

可決

賛成

西川英伸

高橋正浩

山崎智之

木下敬夫

岡部俊行

久保吉彦

杉木勉

荒川一義

松本精一

伊藤厚子

垣内武司

永崎陽

大林吉正

高僧弘

中西庸介

今田勇雄

木下孝輝

 

反対

山添和良

佐藤喜典

礒貝和典

 

欠席

石川邦彦

 

 

 

議会議案

第15号

地方財政の充実・強化を求める意見書

賛成

西川英伸

高橋正浩

山崎智之

山添和良

佐藤喜典

木下敬夫

岡部俊行

久保吉彦

杉木勉

荒川一義

松本精一

伊藤厚子

垣内武司

永崎陽

大林吉正

高僧弘

中西庸介

今田勇雄

木下孝輝

 

反対

礒貝和典

 

欠席

石川邦彦

 

 

今議会において、審議された請願の結果は下記のとおりです。

 

請願番号

請願第4号

 

請願名

「消費税増税に反対する意見書」の提出を求める請願消費税廃止石川県各界連絡会代表者

 

請願者

加藤忠男

 

結果

不採択

 

請願番号

請願第5号

 

請願名

「海外で戦争する国」にする集団的自衛権の行使容認に反対する意見書を求める請願

 

請願者

石川憲法会議代表委員

菅野昭夫

東孝二

 

結果

不採択

 

請願番号

請願第6号

 

請願名

「農政改革」を見直し、食料自給率の向上を最優先した農政を求める請願

 

請願者

農民運動石川県連合会代表者

宮岸美則

 

結果

不採択

 

今議会において、提案された議会議案の結果は下記のとおりです。可決された意見書は、政府各関係機関へ提出しました。

 

議案番号

意見書名

採決結果

 

議案番号

議会議案第9号

 

意見書名

教育予算の拡充を求める意見書

 

採決結果

可決

 

議案番号

議会議案第10号

 

意見書名

地域包括ケアシステム構築のため地域の実情に応じた支援を求める意見書

 

採決結果

可決

 

議案番号

議会議案第11号

 

意見書名

総合的、体系的若者雇用対策を求める意見書

 

採決結果

可決

 

議案番号

議会議案第12号

 

意見書名

国会に憲法改正の早期実現を求める意見書

 

採決結果

可決

 

 

議案番号

議会議案第13号

 

意見書名

公務員獣医師の処遇改善を求める意見書

 

採決結果

可決

 

 

議案番号

議会議案第14号

 

意見書名

身体障害者・児の補装具費支給制度の充実を求める意見書

 

採決結果

可決

 

議案番号

議会議案第15号

 

意見書名

地方財政の充実・強化を求める意見書

 

採決結果

可決

 

審査要旨

総務企画、教育民生、産業建設の各常任委員会に付託された議案・報告の審査が行なわれ、次のように委員長報告が行なわれました。

 

総務企画常任委員会

議案4件、報告4件、請願2件について、慎重に審査をしたところ、議案第71号は賛成多数、その他3件の議案及び報告4件は全会一致でいずれも原案のとおり可決及び承認すべきものと決した。請願第4号、第5号については、いずれも賛成少数で不採択とすべきものと決した。

 

教育民生常任委員会

議案6件、報告5件について、慎重に審査したところ、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決及び承認すべきものと決した。

 

産業建設常任委員会

議案1件、報告5件及び請願1件について、慎重に審査したところ、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決及び承認すべきものと決した。請願第6号については、全会一致で不採択とすべきものと決した。

なお、審査の過程において次のように指摘要望があった。今年も全国各地で豪雨災害が多く起こっているなか、当市においても、近年は道路や河川の災害が発生し、市民生活に大きな影響を及ぼした。また、農業施設や農地の冠水などにより大きな被害も出た。今後いつなん時に豪雨が起こるか分からないため、災害時には万全の体制で挑み、市民生活に支障をきたさぬよう、迅速に対応していただきたくことを要望する。

 

平成26年第2回臨時会の概要

平成26年第2回臨時会が7月10日の1日間の会期で行われた。市長から提案された議案5件が教育民生常任委員会に付託され、審議された。その後、教育民生常任委員長から委員会における審査の経過と結果が報告され、採決を行った結果、議案は全て可決され、市議会臨時会を閉会した。

 

財産の取得

史跡七尾城跡用地

七尾市古府町竹町

古屋敷町入会地ほか

8筆

 

財産の譲渡

デイサービスセンター城山の里

デイサービスセンターふれあいの里

田鶴浜デイサービスセンター

中島デイサービスセンター

4~7ページ

一般質問

青柏祭でか山について道路整備ついて

木下敬夫議員(礎)

青柏祭による市内の経済的効果、祭りを組織する地域の結束力、また七尾に住む「でか山」好きな若者の存在、さらに世界農業遺産の要件「祭りの継承」という部分で考えてみても、「青柏祭でか山」の存在が地域の持続性という観点で理解できる。そこで七尾にとって「青柏祭でか山」が交流人口の拡大と地域起こしの手段の一つとして捉えた場合、市長はどのような考えがあるのか伺う。

不嶋市長

力強い結束力と熱い情熱、そして心意気や誇り、責任感をもって行っている「でか山」の運行は、多くの市民や観光客に大きな感動を与えてくれる。「でか山」は今後とも、七尾市への誘客、交流人口の拡大に大きく寄与する大切な祭礼であると受け止めている。地域が強く一つにまとまる、全国に誇れる地域起こしの祭礼であると思っている。そして誇らしく自慢に思っている。

その他の質問項目

モントレー市との姉妹提携20周年について

ななお創業支援カルテットについて

写真キャプション

青柏祭

 

交通空白地での地域交通確保

伊藤厚子議員(無所属)

市内において高齢で車の運転や歩行が困難となったり、過疎化により利用者が減ったためバス路線が縮小・廃止となったりした事で、生活のための移動手段の確保が必要となっている地域がある。市内ではそのような地域がいくつあるのか。また、全国的に移動手段確保のいろいろな取り組みが行なわれているなかで、七尾市でも交通空白地に対して今後どのように検討していくのか伺う。

不嶋市長

市内の交通空白地は北大呑や崎山地区の山間部など6地域あります。七尾市では定時運行するデマンド型の乗り合いタクシーの実証実験を3回行なってきたが、利用率が低く、行政の負担も大きいことから、本格的な運行は難しいと判断した。今後はどのようにすれば交通手段の確保が出来るのか全国各地の事例を勉強しながら引き続き検討していく。

その他の質問項目

地域包括ケアシステム

地域の元気臨時交付金

音楽練習施設整備による交流人口拡大

65歳以上の体力増進教室の開催

 

写真キャプション

七尾駅前タクシー乗り場

 

道路整備ついて

佐藤喜典議員(市民クラブ)

藤橋バイパスの通行量を分散化するために南エリア中学校が開校するまでに市道矢田郷33号線までは整備をしていきたいと聞いているが、現在の進捗状況について伺う。また、学校建設用地の東から西に延びる市道矢田郷36号線が整備されれば地域の利便性と安全性が高まると思うが、今後の学校建設用地周辺の都市計画道路国分・藤橋線の延伸整備について伺う。

不嶋市長

南エリア統合中学校の周辺道路の整備は3段階で考えている。(1)学校用地と接する都市計画道路部分の410mと市道200mは開校までに。(2)藤橋バイパスから学校用地に突き当たる直線部分360mは、徳田方面からの通学路にもなり、国の予算の確保を図りながら開校後速やかに。(3)学校用地から市街地へ向かって御祓川を渡って主要地方道能登病院口の交差点までの390mについては、橋梁を作る必要があり、用地取得や物件補償などの関係もあるので、今後の交通事情等を踏まえて対応する。

その他の質問項目

青柏祭の曳山行事

パワーハラスメント

保育士の時間外勤務

統合中学校の進捗状況

写真キャプション

南エリア中学校建設予定地

 

原発再稼働に関する意識調査

山添和良議員(市民クラブ)

2011年9月議会で武元前市長に原発に対しての住民投票の提案をしたが、「国のエネルギー政策が見えず安全対策見直しの最中に、七尾市独自で原発の是非を投票するのは適切ではない」との答弁だった。あれから3年、今回は少なくとも意識調査を行い、民意を把握すべきと思うが見解を伺う。また、当初議会で「原発の再稼働については、条件付きで容認する。条件とは国の責任においてしっかりと市民に説明し市民の理解を得ることである」と答弁があったが、それは将来的に原発再稼働に関する意識調査を実施するという意図だったのか伺う。

不嶋市長

住民投票について現段階でも前市長の答弁を踏襲したいと考える。原発再稼働の地元説明は、国の責任において行われるべきもので、全国市長会を通じて国に働きかけている。基本的には議会に相談が第一義だと思っている。再稼働に関わる意識調査は行う必要がないと考え、議会との相談の上で市のスタンス、市民の安心・安全を第一とするスタンスを定めていきたい。

その他の質問項目

少年科学館のビジョン

公園に高齢者遊具の設置

防災市の活用

写真キャプション

志賀原子力発電所(提供:北陸電力)

 

市民センターの機能の見直し

高橋正浩議員(礎)

行財政改革3次プランに、市民のニーズが変化し市民センターの利用者も減少傾向と書かれているが、現状について伺う。また、機能の見直しと表現されているが、実際は現在の形での市民センターは廃止の方向で進んでいくのか。その場合、いつごろまでにどういったことが進められるのか考えを伺う。

不嶋市長

住民票や戸籍等の証明発行等で、平成25年度の3センター利用件数の合計は、10,780件。合併当時は、15,750件で約5,000件の減少。市民センターの機能の見直しについては、簡素で効率的な行政運営を推進する観点から、市民生活部や教育委員会の部局など地域に残さなければならない業務なのかを検討している。住民票などの発行はもちろん、福祉、医療、介護の相談、また防災に関することなどをしっかりと検討して、残すべき機能や地域の団体との連携をしていくような仕事などを洗い出して整理をしたいと思っている。

その他の質問項目

教育環境の充実と子どもたちへの意識調査

産業振興プラン

写真キャプション

能登島市民センター

 

介護福祉の改善のあり方

西川英伸議員(無所属)

福祉施設の待機者問題で、施設入所待機者対策として特別養護老人ホームの整備に取り組まれた第5期検証結果を踏まえ、第6期介護保険事業計画においてどのような方向で特別養護老人ホームおよびグループホームの待機者の解消に努めていくのか方策を伺う。また、施設入居者で別の施設に移りたい方やどこの施設が自分の要望に見合うのか比較検討したい当事者や家族の希望に沿うために、分かりやすい情報提供のサポートをどのように進めていくのか伺う。

北谷健康福祉部長

要介護度の高い在宅待機者に対応するため、平成26年度末までに増床が図られる予定。今回の入所施設の整備により、在宅での介護度の高い待機者やグループホームの待機者はほぼ解消され、今年度は小規模多機能型居宅介護施設の整備や医療と介護のつなぎ役であるコーディネーターを配置させることで在宅支援の充実を図り、第6期介護保険事業計画に認知症対策や介護予防に取り組みながら検討していく。

その他の質問項目

健康増進と介護予防を核とした街づくり

広報活動の効果測定

写真キャプション

待機者対策として増築中の福祉施設

 

地域活動拠点について

荒川一義議員(礎)

市民意識調査の「充実度」「重要度」の部分について、協働・行政経営が重要と受け取った人は8~9割。充実度については、約4割の人が「充実していない」という回答。協働のまちづくりを進めるには、意識改革とともに協働の仕組みづくりが必要。これまでも地域コミュニティの活動拠点整備の必要性とあり方が問われてきたが、小さな市役所を目指すなかで、今後活動拠点をどうするのか取り組みを伺う。

不嶋市長

人口減少など地域を維持していくことが困難な状況で、これからの公民館は、社会教育にとどまらず、地域防災、あるいは地域福祉やまちづくりなどに積極的に関わって、あらゆる問題に対応していく拠点になってほしい。公民館のコミュニティ化は行財政改革3次プランに位置付けたもので、現在何をどのように地域の皆さんで協働してやるのか、地域に残す仕事は何なのか検討している。今後は市民の方々に理解していただく内容にして、28年にはプランに沿って計画どおり実施していきたい。

その他の質問項目

畠山文化を活かしたまちづくり

シンボルを活かしたまちづくり

写真キャプション

高階公民館

 

超過疎化による消滅可能性自治体について

山崎智之議員(市民クラブ)

人口減少が進むなかで各地域で担い手が不足し、祭り自体が開催出来ない危機にある。そういうなかで行政として将来36,000人ほどの人口を想定したときに、担い手確保について地域と協力して考えていく時期に来ていると思うが、どう認識しているのか伺う。また、祭りの担い手バンクという形で全国から広く人材を募るなどお金以外の行政支援をまず考えるべきだと思うが意見を伺う。

不嶋市長

例えば公民館単位といった範囲で現在でも広いエリアでお互いに助け合う仕組みはなくてはならないと思う。現在、県内外の大学が研究の一環として、地域に入って祭りを支える担い手にもなっている事例がある。伝統行事を保存・継承するためにもそういった仕組みやバンクのようなものを作っていく時代にきていると感じており、地域の皆さんと相談しながら進めていきたいと思う。

その他の質問項目

生活困窮者自立支援事業

曳山会館建設基金等の見直し

写真キャプション

七尾祇園祭

 

都市計画道路の整備について

礒貝和典議員(無所属)

万行土地区画整理事業地内にある都市計画道路の路線番号3・2・1の通称外環状道路について、通常自治体が事業認可を取得し国庫補助事業として区画整理組合に工事を委託して整備が進められてきたと思うが、都市計画道路網の新たな構築および長期未着工道路の見直しによる適正な形成を図ることを目的に2010年度に七尾市総合交通体系調査が行なわれ、多くの路線が見直しの対象となり、外環状道路も含まれている。この道路の土地は七尾市が用地買収した土地なのか伺う。

端建設上下水道部長

万行土地区画整理事業内の都市計画道路外環状線の用地は、事業主体が組合であるため、市は買収をしていない。その道路用地は、土地区画整理事業における公共減歩、いわゆる区域内の地権者が少しずつ土地を出し合い、公共施設の用地に充て、道路や公園などの整備を組合が行なっている。

その他の質問項目

原子力災害避難計画

医療・介護総合法案

子ども・子育て支援制度

万行遺跡整備

就学援助制度

写真キャプション

万行土地区画整理事業地内

 

分煙・ポイ捨て条例等について

永崎陽議員(灘会)

「石川県健康フロンティア2013」では、2017年までに禁煙・分煙100%を掲げている。市の公共施設でこの目標は達成可能か伺う。

北谷健康福祉部長

平成29年には県の目標どおり達成したい。

永崎議員

ポイ捨て条例施行にあたり市民へのPR対応について伺う。また、不法行為に対する罰則規定が設けられているが、対応について伺う。さらに条例を推進、マナー向上推進員の設置についても考えを伺う。

登美市民生活部長

6月中に条例施行規則を策定し、広報やホームページ等で周知し、さらに町会連合会等でも説明を行う。罰則は、七尾市が行うもので、市民からの通報で職員が違反者に対して指導・勧告を行う。さらに改善命令に従わなかった場合は市が通知書をもって罰則の過料を科す。条例推進の指導員などは、環境美化指導員として市環境課職員7名と不法投棄監視員47名、さらに市民から公募した環境美化指導委員を設置していきたい。

その他の質問項目

公共事業入札対応

七尾市のITインフラ整備

高齢者対応

写真キャプション

不法投棄のごみ

 

交流人口拡大施策の経済効果

松本精一議員(礎)

昨年度、世界農業遺産世界会議、全国農業担い手サミット、全国名水サミット、能登演劇堂ロングラン公演のほか、毎年開催されている能登和倉万葉の里マラソン、さらにサッカーを中心としたスポーツ合宿など数多くの交流人口拡大施策が行われた。平成25年度の実績と経済効果について伺う。

小川産業部長

世界農業遺産世界会議など大きな会議が4件行われ、1,810人の参加で延べ2,200人が宿泊。文化面ではロミオとジュリエットの能登演劇堂ロングラン公演など2件で14,428人の入り込みで延べ3,487人の宿泊。能登和倉万葉の里マラソンやサッカーなどの合宿を含めたスポーツ関係の参加者は109,939人で35,400人超が七尾に宿泊。経済波及効果については、トータルで参加者数約12万6千人、延べ宿泊4万1千人、総消費額は9億4千万。これに基づく経済波及効果は19億3千万円と算出。今後も誘致を積極的に行い、交流人口の拡大につなげる。

その他の質問項目

第6期老人福祉および介護保険事業計画

地域包括ケアシステム

市内の公園トイレ

臨時福祉給付金と子育て世帯臨時特例給付金

写真キャプション

能登和倉万葉の里マラソン

 

土砂災害防止対策について

岡部俊行議員(灘会)

七尾市においては毎年のように局地的な豪雨に見舞われ、河川の氾濫、家屋の床上・床下浸水などの災害が起きている。また、豪雨によって崖崩れや土石流、地滑りなどの土砂災害は凄まじい破壊力を持ち、土砂が多くの人命や家屋をなどの財産を奪う恐ろしい災害で、全国的に数多く発生している。七尾市では土砂災害危険区域が381箇所、そのうち特別警戒区域は324箇所である。危険個所の重点個所の整備率について伺う。

不嶋市長

土砂災害警戒区域については、石川県は平成18年から25年にかけて七尾市内全域をカバーする370箇所の指定を終えたところ。七尾市の土砂災害危険個所における重点個所は215箇所。対策事業は石川県の事業で、整備済は52箇所、整備率は24%です。

その他の質問項目

土砂災害防止法による土地評価

若者の定住拡大のための優遇措置

写真キャプション

豪雨による土砂災害

 

8ページ

委員会レポート

総務企画常任委員会

常任委員会4月10日(木曜日)

行財政改革3次プラン、避難計画(原子力)に関して、担当部課長から説明を受け、意見交換を行った。

 

市内視察5月9日(金曜日)

ななかリサイクルセンターほか

七尾鹿島広域圏事務組合解散に伴い七尾市に移管された「ななかリサイクルセンター」および「ななかクリーンセンター」の現地視察を行った。また「能登島情報センター」においてケーブルテレビ事業について現地視察を行い、担当者との意見交換を行った後、議会報告会の告知番組の収録を行った。

 

県外行政視察7月16日(水曜日)から18日(金曜日)

滋賀県彦根市大阪府茨木市ほか

滋賀県彦根市では、定住自立圏構想をいち早く実施した湖東定住自立圏の推進について、大阪府茨木市では地域担当職員制度など地域コミュニティ基本指針について、大阪府枚方市では市がリース方式で設置する大型太陽光発電設備について、それぞれ過去の経緯や現状、課題等について話を伺った。

 

写真キャプション

大阪府枚方市の太陽光発電設備を現地視察

 

教育民生常任委員会

常任委員会4月21日(月曜日)

健康福祉部から国民健康保険税や健康診断の受診率に関して担当部課長から説明を受け、意見交換を行った。教育委員会から中学校統合に関しての状況報告を聞き、その後、小丸山小学校の視察を行った。

 

常任委員会5月20日(火曜日)

健康福祉部から介護予防の施設利用クーポンとがん受診の現状報告、また教育委員会から南エリア中学校の進捗状況があった。公立能登総合病院からは医師の確保対策についてそれぞれ説明を受け、意見交換を行った。

 

県外行政視察7月2日(水曜日)から4日(金曜日)

広島県呉市佐賀県武雄市ほか

広島県呉市では、糖尿病性腎症重症化予防事業や医療費削減の取り組みについて話を伺った。また、佐賀県武雄市では、学校の授業にタブレットを導入したICT教育推進事業(スマイル授業)の取り組みについて話を伺い、実際にタブレットを使用している武雄市立御船が丘小学校で授業の現地視察も行った。

写真キャプション

佐賀県武雄市内の学校を現地視察

 

産業建設常任委員

市内視察4月15日(火曜日)

中島町浜田「かき殻利活用施設」

中島地区でかねてから問題となっていたかき殻の処理について、今回新たに「かき殻利活用施設」が完成したことを受け、産業建設常任委員会として視察を行い、運用方法など説明を受けた。

 

市内視察5月13日(火曜日)

能越自動車道建設現場ほか

平成26年度完成予定区間の能越自動車道建設現場を視察し、能越自動車および国道159号線の工事進捗状況について、国道交通省の監督官から説明を受け、現状を把握した。

 

県外行政視察7月1日(火曜日)から3日(木曜日)

鳥取県境港市島根県大田市ほか

鳥取県境港市では、ゲゲゲの鬼太郎の作者で有名な水木しげるさんを活用した取り組みやNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」放送後の取り組みについてなど、観光振興と商店街の活性化について話を伺った。

また、島根県大田市では、世界遺産に登録されている石見銀山を生かした観光施策について話を伺った。

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能越自動車道建設現場の現地視察

 

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議会報告会が開催されました!

平成26年度第1回議会報告会

5月21日(水曜日)から23日(金曜日)の3日間、市内6会場において議会報告会を開催しました。今回は、主に3月定例会での審議内容と議員定数について説明を行い、各会場では市政や議会に対して質問が数多く出ていました。ご参加いただいた皆さん、誠にありがとうございました。

 

日時

5月21日(水曜日)

午後7時から

会場

能登島生涯学習総合センター

参加者

10人

 

主な質問や意見など

全国的に人口減少が進んでいる中で、七尾市もかなりの人口が減っている。将来的には人口が4万人を切る可能性があると言われているが、今後どのように人口減少問題に取り組むのかなど、人口減少を食い止めるような施策を考えてほしい。

 

日時

5月21日(水曜日)

午後7時から

会場

中島市民センター

参加者

8人

 

主な質問や意見など

交流人口拡大も必要だが、定住人口拡大のためにどのように雇用の場を拡大するのか考えてほしい。企業誘致の予算も少なく、継続だけしているように思えるので、企業誘致に関するマスタープラン的なものが必要なのではないか。

 

日時

5月22日(木曜日)

午後7時から

会場

東湊公民館

参加者

10人

 

主な質問や意見など

まちづくり条例について、地域でどのような取り組みをしなければならないのか、また、その取り組み方を決めていかなければならないと我々は聞いている。当初の話と少し変わってきているように思うが、その辺りの話について説明があると聞いているが、しっかり対応してほしい。

 

日時

5月22日(木曜日)

午後7時から

会場サンビーム日和ヶ丘

参加者

6人

 

主な質問や意見など

合併して10年、縦割りが多く横のつながりが希薄になっていたように思う。今回の中学校統合問題による協議会でいろいろな団体や地域の方々と顔を合わせることが増えて、とても良かった。この繋がりを生かして、もう一度地域がまとまればいいなと思う。

 

日時

5月23日(金曜日)

午後7時から

会場

西湊公民館

参加者

29人

 

主な質問や意見など

議員が一生懸命になって企業誘致などを行って人口を増やすような活動を行政と一緒になってもっとやってほしい。市民センター機能が公民館に移るような報道がされたが、公民館では事前に話を聞かされていなかったので、そういうことは前もって関係者に伝えてほしい。

 

日時

5月23日(金曜日)

午後7時から

会場

七尾サンライフプラザ

参加者

11人

 

主な質問や意見など

統合中学校について、いろんな議論が交わされているが、もう少し将来的な方向性を示してから再編問題を検討してもらいたい。

また、このような報告会を増やしてほしい。周知方法についても、もう少し検討してほしい。

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香典・弔電における取り扱い(答申)

6月5日(木曜日)、議会改革特別委員会から桂撤男議長に対し、香典・弔電の取り扱いについて答申が行なわれ、次のように申し合わせました。

現在、弔電については「個人では行わない」との申し合わせがあるが、香典については特段申し合わせがない。香典については、その性質上、制限の線引きが非常に困難であるが、制限をしないと議員個人に過度の負担がかかる恐れもある。

このようなことから、議員が個人として香典を一切行わないこととするのではなく、「原則行わない」ことを申し合わせたうえで、近親者等関係が密な人に対するものについては、議員個人の判断で行うとすることが適当と考える。

 

七尾市議会政務活動費について

七尾市議会において、会派および議員が行う調査研究、研修、要請、陳情、各種会議など市政の課題および市民の意思を把握し市政に反映させる活動などに要する経費として、適正な処理のもと政務活動費が交付されています。

1人/年=20,000円×12カ月=240,000円

政務活動費に充てることができる経費の範囲については、使途基準を明確に定めており、その使った費用に対する領収書等(日付、金額、発行者などが明確に分かるもの)を添付して議長に報告しています。なお、政務活動費に執行残額があった場合は返還しています。収支報告書は毎年提出しており、情報公開もしています。

 

人事案件

適任者と認め同意した。

固定資産評価員

岡野崇氏(七尾市総務部長)

人権擁護委員

小林俊雄氏(七尾市所口町)

橋場美貴氏(七尾市赤浦町)

 

議員表彰

荒川一義議員【在職15年】

全国市議会議長会表彰

北信越議会議長会表彰

七尾市議会表彰

 

杉木勉議員【在職10年】

全国市議会議長会表彰

北信越議会議長会表彰

七尾市議会表彰

 

議会の動き

5月2日議会運営委員会

5月9日総務企画常任委員会(市内視察)

5月13日産業建設常任委員会(市内視察)

5月20日教育民生常任委員会

5月21日から23日議会報告会(市内6会場)

5月27日全国温泉所在地都市議会議長協議会総会(東京都)

5月28日全国市議会議長会定期総会(東京都)

5月28日石川県市議会議長会中央要望(東京都)

5月30日天皇陛下拝謁(東京都)

6月5日議会運営委員会

6月9日から24日第2回市議会定例会

27日能登五市議会議長定期総会(市内)

7月1日から3日産業建設常任委員会行政視察(島根県他)

7月2日から4日教育民生常任委員会行政視察(佐賀県他)

7月7日から8日能越自動車道七尾港合同提言活動(東京都他)

7月14日から15日日本海六県港湾都市議会協議会総会(福井県)

7月16日から18日総務企画常任委員会行政視察(滋賀県他)

7月28日議会運営委員会

 

編集後記

市民の皆さま、日頃より七尾市議会にご協力ご支援をいただきありがとうございます。

最近、地方議員の資質について批判を受ける報道が多く取りざたされていますが、七尾市議会としましては、議員一人一人が今一度身を引き締め、自覚を持った行動を行う所存ですので、今後ともよろしくお願い致します。

編集委員会

杉木勉

 

お知らせ

議会だよりへの、市民の皆さんの率直なご意見・ご感想をお寄せください。なお、議会の会議録については、市内各図書館(中央・本府中・田鶴浜・中島)および能登島生涯学習総合センターに備えてあるほか、市のホームページでも閲覧できるようになっていますので、ご覧ください。

 

TEL.0767-53-8433

http://www.city.nanao.lg.jp

市のホームページからメール送信することもできます。

発行日/平成26年8月5日発行

七尾市議会だより

URL. http://www.city.nanao.lg.jp

編集/七尾市議会だより編集員会

発行/七尾市議会

TEL/0767-53-8433

所在地/石川県七尾市袖ケ江町イ部25番地

お問い合わせ

所属課室:議会事務局

〒926-8611石川県七尾市袖ケ江町イ部25番地

電話番号:0767-53-8433

ファクス番号:0767-53-1326

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