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みんなの笑顔

市内で行われた活動やイベントを紹介します

6月1日
100歳のお誕生日おめでとうございます
～渡邊初枝さん～
場所：デイサービス三島サロン

中能登町で生まれ、14歳ごろから約40年間織物の仕事をしていた初枝さん。現在は一人娘の靜子さん家族と暮らし、草むしりなど外に出歩くことを楽しみに生活している。

5月29日に100歳を迎え、週1回通っているデイサービス施設でのお祝いの会を心待ちにしていた初枝さん。岡野副市長や施設職員から花束を受け取り、通所者に歩み寄りながら「ありがとうございます」と笑顔で感謝を伝えていた。これからも元気でお過ごしください。

6月1日
橋名板の除幕式
～児童が書いた橋名板がお披露目～
場所：中島町浜田

架け替え工事が行われている中島橋に「中島橋」「なかじまばし」「熊木川」「平成29年5月架」の4枚の橋名板が取り付けられ、字を書いた中島小学校6年生62人が参加して除幕式が行われた。

石川県中能登土木総合事務所の大森義弘所長から児童4人に感謝状が贈呈され、中島橋と書いた木村佳暖さんが「自分の書いた字が刻まれているのを見て、とてもうれしく思いました」と貴重な体験ができたことに感謝した。

6月4日
歯科健康フェスティバル
～歯の大切さを知ろう～
場所：七尾サンライフプラザ保健センター

七尾市歯科医師会が、歯や口腔の健康づくりを進めるため、歯科健康フェスティバルを開催した。会場には、約600人の親子が来場し、歯科医師や歯科衛生士による歯科検診やブラッシング指導などで歯の大切さを学んだ。

西野二郎七尾歯科医師会会長が、80歳以上で20本の健康な歯を保つことができた10人に、8020表彰状と記念品を贈った。自分の歯に関心を持ち、検診を受けることで歯の健康をあらためて考えていた。

6月16日
演劇科の高校生が名作に挑戦
～俳優の卵が演劇のまちを盛り上げる～
場所：能登演劇堂

七尾東雲高等学校演劇科の第8期生による卒業公演「ヴェニスの商人」が上演された。無名塾の塾員から特別授業を受けるなど、熱心に稽古に励んできた生徒たち。感情の込もったせりふ回しで迫真の演技を披露し、来場者から盛大な拍手が送られた。

金森陸さんは「自分の演技に悩むことがたくさんありましたが、9人の仲間でアドバイスし合って乗り越えることができました」と達成感をにじませていた。

6月23日
園児がパレードで防火を呼び掛ける
～町中に園児の声が響く～
場所：中島町中島

中島保育園の年長児と年中児60人が、防火を呼び掛けながら町中をパレードした。法被を着た火消し姿の園児は、拍子木を手に園を出発し、音楽に合わせて「戸締り用心、火の用心」と呼び掛けた。買い物客や家から出てきた住民は足を止め、手を振って応えていた。

和倉消防署中島分遣所に到着した園児は、消防職員を前に「火遊びは絶対にしません」など三つのことを誓った。園児の元気な呼び掛けは住民の耳にしっかりと届いていた。

6月24日
消防署見学
～親子で防災を学ぶ～
場所：七尾消防署

和倉小学校5年生15人と保護者が、災害への対応を学んだ。地震が起こったらテーブルの下に隠れることや消火器の使い方を教わり、地震体験室で地震の揺れを体験した。堀納晃介君は「体験したら地震のすごさが分かった」と感想を述べた。

消防車や救急車などに積んでいる機材を見せてもらい、消防士から「火事現場では長時間の活動になることもあり、ホースから出る水を飲んだこともある」と体験談を聞いた親子。あらためて災害への備えを学ぶ機会となった。

6月24日
第1回七尾学講座
～いにしえから受け継がれる船大工の技に触れる～
場所：鳥毛造船所

今年度第1回目の七尾学講座が開かれ、参加者15人は地元で発展してきた造船技術の理解を深めた。古代から造船が行われていた七尾港。現在も日本海側有数の造船企業の集積地として、大型船舶の修理や漁船の製造が行われている。

参加者は会長の鳥毛忠義さんからでか山の車輪の製作や修理にも船大工の技が生かされていることを学び、その工程や道具を興味深く質問。天然の良港を抱える港町の誇りを感じていた。

6月27日
等伯水墨画教室
～墨をすって水墨画を描こう～
場所：能登島小学校

能登島小学校6年生28人が、水墨画教室に参加し、講師の橋元道彦七尾市文化協会会長から墨のすり方や筆の使い方などを教わった。七尾出身の絵師長谷川等伯の作品などの中から自分が描く作品を選び、橋元さんの指導の下、思い思いに水墨画を描いた児童。

畠山才蔵君は「墨の色の濃さや薄さを出すのが難しかった」と猿猴図（えんこうず）の絵を完成させた。教室を終え、水墨画を満喫した児童は、自分の作品の出来栄えに満足そうな表情を浮かべた。