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更新日:2016年11月4日

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ママ目線の子育て環境を一緒に考える

核家族化や共働き世帯の増加、地域のつながりの希薄化など、子育てを取り巻く環境は多様化しています。

子育て支援策の充実が図られる一方、今も昔も子育ての大変さや親の悩みはほとんど変わらないようです。

今必要とされているのはお母さん目線の子育て環境ではないでしょうか。

日々子育てに奮闘するお母さんが満足していることや不満に思っていることに耳を傾け、悩みに寄り添うサポートを取り上げます。

ママの声

中山 朋美さん

引っ越してきてからあい・あい・あいを交流の場としてよく利用しています。

このような場所が増えていろんなところへお出かけできるといいなと思います。

紙田 百合子さん

男性トイレにもベビーキーパーやおむつ替えシートが欲しいです。

パパに子どもを預けた時に困っていました…。

 

残業にも対応できるサービスが充実していて助かっていますが、子どもと一緒に過ごす時間ももっと欲しいです。

日陰があって、小さい子向けの遊具があるような公園がもっと増えてほしい。

 

支援センターは楽しい行事がいっぱい。わざわざ市外から来る親子もいますよ。

仕事帰りに受診できる小児科が市内にあって、安心です。

子育て特集 妊娠中のサポート

パパ、ママになる心の準備

プレパパ・ママ教室

産まれたばかりの赤ちゃんのことや、沐浴実習や妊婦体験、管理栄養士による離乳食の調理実習などを通して赤ちゃんとの生活のことを学びます。

初めて妊娠を経験する妊娠16週~31週ごろの妊婦とその家族を対象に年4回開催しています。

お問い合わせ

健康推進課

電話番号53-3623

沐浴教室.妊婦体験.離乳食の調理を体験した夫婦を直撃!

山本 真一・朋美さん夫婦

双子の赤ちゃんをお腹に宿し、開催日近くまで入院していた朋美さん。真一さんは入院先の静岡県まで毎週通っていたそう。「沐浴は力加減が難しく、意外に重かったですが、頑張って2人入れなければ。愛情たっぷりに育てたいです」と双子の赤ちゃんの育児にやる気満々の真一さん。「溺愛しすぎて嫌われないようにね」と朋美さんとやりとりする姿からは、妊娠中の苦難を共に乗り越える中で築いた、夫婦の絆がうかがえました。

澤野 雅司・広美さん夫婦

「妊婦体験ではかがんだり、起き上がったりする難しさや体の辛さが実際にやってみてわかりました」と雅司さん。ご主人の妊婦姿が面白いと、思わず笑みがこぼれる広美さんは「初めての育児なので、主人を誘って参加しました。普段から率先して家事もしてくれるので、頼りにしています」と、雅司さんへの信頼がさらに厚くなった様子。育児への不安が和らいだことで安心して出産に臨めるという思いが、広美さんの笑顔から感じられました。

石川 龍・碧さん夫婦

仕事の都合で関東から転勤してきた石川さん夫婦。教室への参加は興味があった龍さんが決めたそう。「どの体験も緊張しました。離乳食はアレルギーが心配ですね」と早くも育児に真剣な龍さん。碧さんは「スプーンを口に平行に入れてもらわないと、飲み込みにくいのがわかりました」と離乳食をあげるポイントをつかんでいました。細かいところによく気が付く龍さんと大らかに物事に取り組む碧さん。足りない部分を補い合う2人は育児へのパートナーシップも万全のようです。

妊婦教室

妊娠12週~20週ごろの妊婦を対象に、妊娠の経過や妊娠中の食事の目安を学ぶ教室を年4回開催しています。体重増加が気になる人や血圧が高い人、予定日の近い妊婦同士で交流したいという人など、初産、経産に関わらず気軽に参加してください。

 

赤ちゃんのことや妊娠中のことは、私たちに何でも聞いてください!

健康推進課母子保健グループの保健師・管理栄養士

産後のサポート

ようこそ赤ちゃん!

ゆったり子育て応援隊

出産後から24時間365日休みなく始まる育児に悩みや不安は尽きないもの。育児情報はスマートフォンなどで簡単に入手できるようになった一方、どの情報を信頼してよいか分からず不安になる人も多いのではないでしょうか。育児は育児書通りにはいかないものです。悩みがあってもなくても、気軽に育児のことを話しませんか。

お問い合わせ

子育て支援課

電話番号53-8419

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あなたの子育てを全力でサポートします!

子育て支援課職員

地域の育児情報を知りたいならこれ!

「ゆったり子育てハンドブック」

妊娠が分かり、母子手帳交付時に渡されるゆったり子育てハンドブック。

子育てに関する各種制度や手続きなど、市内の子育て情報が分かりやすく掲載されています。

気になる情報や不明な点があれば気軽に連絡してください。

ハンドブックは子育て支援課、健康推進課で配布しています。

市ホームページからもダウンロードできますのでぜひご活用ください。

インターネット「七尾市ゆったり子育てハンドブック」で検索

「食べる」のはじめの一歩…離乳食講座

離乳食の作り方や与え方を学ぶ離乳食講座は、子育て支援センターで開催されています。

柔らかさや味付けなども実際に食べて確認。

「離乳食っていつから始めたらいいのかな」

「簡単にできるメニューが知りたい」などの悩みに栄養士が個別で相談に応じます。

野菜の甘みや肉のだしのうまみを実感!

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いろいろな月齢の子が集まるので、小さい子は大きい子の食べっぷりに刺激を受けます。

一緒に考えましょう!子どもの発育・発達のこと(各種教室・育児相談)

のびのび教室(7カ月児)、もぐもぐ教室(10カ月児)では身体計測や成長段階に合わせた食事、生活リズムの整え方を学びます。

体重が増えない

言葉がなかなか増えない

離乳食がうまく進まないなど…

すくすく相談では体重の計測や発育・発達、離乳食などの育児の悩みを気軽に相談できます。お母さん同士の交流や情報交換の場にもなっています。

体重が増えない

要予約

(健康推進課まで)

子育て特集 育児中のサポート

困ったときの強い味方

地域

ファミリーサポート

ファミリーサポートセンター(以下ファミサポ)は子どもがいる家庭を地域で支援するために、育児の手助けが欲しい人(依頼会員)と手助けをしたい人(協力会員)が互いに助け合う会員組織のことです。

  • 保育園が開園する前や閉園した後に少し預かってほしい
  • 放課後児童クラブから保護者の勤務先まで送ってほしい
  • 病後児を連れての外出は控えたいので、買い物の間だけ自宅で見てほしいなど

従来の子育てサービスでは対応しづらい部分を補ってくれるのがファミサポの強みです。

ファミリーサポートセンター事務局(親子ふれあいランドあい・あい・あい)

ファミリーサポートセンターの流れ図

ファミリーサポートセンター事務局

ファミリーサポートセンター事務局から依頼会員の紹介を育児の手助けをしたい協力会員へ

ファミリーサポートセンター事務局から協力会員の紹介を子どもを見てほしい依頼会員へ

子どもを見てほしい依頼会員

子どもを見てほしい依頼会員がファミリーサポートセンター事務局に会員登録

子どもを見てほしい依頼会員が育児の手助けをしたい協力会員に援助活動の申し込み

子どもを見てほしい依頼会員が育児の手助けをしたい協力会員に報酬の支払い

育児の手助けをしたい協力会員

育児の手助けをしたい協力会員がファミリーサポートセンター事務局に会員登録

育児の手助けをしたい協力会員が子どもを見てほしい依頼会員に援助活動の提供

会員の条件

依頼会員はおおむね生後2カ月から小学校6年生までの子どもの保護者。

協力会員は20歳以上の人で、心身ともに健康で積極的に援助活動できる人。

(市主催の保育ママ養成研修・ファミサポ研修を受講した人に限ります。

利用料

1時間あたり700円(子育て応援券が使えます。)

会員登録

無料(利用するときは、会員登録が必要です。利用前に必ず会員登録をお願いします。)

お問い合わせ

七尾市ファミリーサポートセンター(親子ふれあいランドあい・あい・あい内)

電話番号52-1476

協力会員のインタビュー

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松原さん・堂下さん

松原さん

サポート前の面談では、赤ちゃんとスキンシップを取って、初めのコミュニケーションを大切にしています。

意識していることはお母さんの話をよく聞き、育児のペースを崩さないこと。

楽しく子育てに取り組めるヒントを提供できればと思っています。

赤ちゃんの様子を分かりやすく伝えたり、家族みんなでできる遊びを伝えたりして、赤ちゃんの成長やお母さんの喜ぶ顔が見られると嬉しいですね。

堂下さん

保育園を退職後も、自分のペースで子どもに関わる仕事を続けたいと思い、協力会員になりました。

子どもが安心して頼ってきてくれるとやりがいを感じます。

お母さんにはファミサポや一時預かりなど、いろんなサービスを遠慮なく利用して、心に余裕を持って子育てに取り組んでほしいですね。

依頼会員のインタビュー

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中村典子さん・理勇くん

急に時間外勤務になった時に、預かり保育のお迎えに行けないことが何度かあり、依頼会員になりました。

利用して時間外勤務にも対応できるようになり、仕事の幅が広がったように思います。

また、協力会員との関わりの中で私自身多くのことを学ばせてもらっています。

子育てに余裕がない時でも私と子どもをいつも笑顔で大きく受け止め、味方となって応援してくれます。

共働きの親やシングルマザー、1日中子育てしている人にとって、ほんの少し誰かの手助けがあれば助かると思うことはありませんか。

今の時代は祖父母に頼れる環境にない人も多いですよね。

困っている人は、一度ファミサポに相談するといいと思います。

一人一人のニーズに親身になって耳を傾けてくれますよ。

育児中のサポート

心豊かに楽しく子育て

ママ同士

ベビーマッサージ教室

Fuua(ふ~あ)

お母さんが赤ちゃんの肌に触れ、親子でスキンシップを取るベビーマッサージ。

お母さんに優しくほほ笑みかけられながら、語りかけや歌に合わせた心地よいタッチで、赤ちゃんたちはうとうとと幸せそうな表情を浮かべています。

マッサージの後はお母さんたち待望のティータイム。

先生手作りのおやつを頬張りながら育児や家庭のことで話が弾み、お腹も心も満たされたお母さんからも笑顔がこぼれます。

参加者の声

中西さん

人見知りで、参加を申し込む電話もなかなかかけられませんでした。

手遊びやスキンシップの取り方もこの教室で知り、今ではお母さん同士で情報共有をしたりと、育児の幅が広がったと思います。

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お問い合わせ

ベビーマッサージ教室Fuua(ふ~あ)

電話番号58-1232

赤ちゃんとの絆を育む場所、お母さん同士が育児の大変さ、楽しさを共感し合いほっと肩の力が抜ける場所をつくりたい。

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講師

大葭原 奈美江(おおよしはらなみえ)

質問

この教室を始めたきっかけは何ですか?

答え

長男を出産後、直面した初めての子育て。

楽しいものだと思っていたのに現実は何をしても泣き止まない息子、寝たと思っても布団に置いたらすぐ泣くので日中は1日中抱っこ。

我が子がかわいくて愛おしいと思う反面、自分のことは後回しで何もできず、良い母親になれない自分へのいらいらや社会から取り残されたような孤独感は日に日に募るばかり。

精神的に追い詰められていた中、同じように育児をしているお母さんと話をしている時が唯一気分転換できる時間でした。

育児の悩みを共有し、悩んでいるのは私だけじゃないと思うと気持ちが楽になりました。

次男を育児中にベビーマッサージを知り、資格を取得して仕事として始めました。

初めはただ触れて遊ぶだけだと思っていましたが、スキンシップが子どもの心の根っこを育み、お母さん自身の育児の自信にもつながること。

子育てには欠かせない要素が、たくさん詰まっているベビーマッサージを通して、長男の育児に悩んでいた当時の私が必要としていた場所をつく

りたいと思い、この教室を始めました。

質問

今後教室をどのようにしたいですか?

答え

発足して今年で9年目になりますが、これからも教室やベビーマッサージを通して、良い母親じゃなくても十分頑張っているよねと、お母さんの心が緩む場所を目指して活動を積み重ねていこうと思います。

そして、赤ちゃんが大きくなりベビーマッサージが出来なくなったお母さんたちにも、気軽に足を運んでもらえるような場所もつくれたらいいなと思っています。

質問

七尾で子育てをしている人にどんな風に子育てに向き合ってほしいと思いますか?

答え

一昔前とは子育て環境も変わり、母親が一人で頑張らざるを得ない子育てが多くなってきていると感じています。そんな状況をなかなか声として出せずに弱音を吐いちゃいけない、強い母親良い母親でいなくちゃと笑顔で頑

張っている人も多いのではないでしょうか。

母親目線の環境やサービスが今以上に整って、母親自身の心の負担が減り、心が健康であることが子育ての大切な要素だと思います。

そして、心に余裕が出来た時は目の前のお子さんとスキンシップを取ったり、ぎゅっと抱きしめたり、宝物だよと伝えてほしいです。

そんな時間が増えたら心豊かな子が育ち、七尾市の子どもたちの将来も明るくなるような気がしてなりません。

 

他にもママ同士の交流の場はいっぱい!

詳しくはゆったり子育てハンドブック(P4)、もしくは子育て支援課まで。

子育て特集 ママの笑顔がみんな大好き!

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子どもが欲しいと思った時に、いろいろな悩みに葛藤したり、妊娠中もささいなことで不安になったりと、お母さんにとって妊娠出産は喜びであると共に大きな決意と覚悟がいるものです。

一方で、子どもの成長を感じられる子育ての喜びは何にも代え難いものがあります。

市では「わくわく子育て・みんなで支え合う・心豊かな七尾っ子」を基本理念として、七尾市子ども・子育て支援事業計画を策定し、子育てや親育てを地域社会全体で支えるまちづくりを目指しています。

子どもは社会の希望であり、未来を担う地域の宝です。

また、その子どもたちが健全に育つようにと必死で働き、家庭を守る親もまた尊い存在です。

地域には同じような悩みを持つ人同士で思いを共有できる場があります。

そして、育児をする人に寄り添って、親子の笑顔を見たいと力になってくれる人がたくさんいます。

まずは一人で頑張らず、一歩外に出て思いを口にしてみませんか。

親の笑顔を誰よりも心待ちにしている、子どもたちのために。

お問い合わせ

所属課室:企画振興部広報広聴課

〒926-8611石川県七尾市袖ケ江町イ部25番地

電話番号:0767-53-8423

ファクス番号:0767-52-0374

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