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昨年4月24日に日本遺産に認定された能登のキリコ祭り。
7月から8月にかけて、太鼓や笛などの音に合わせて奉燈(キリコ)が乱舞する迫力ある祭りが、市内各地で繰り広げられた。
七尾祇園祭
7月9日(土曜日)
湊町・大地主神社(山王神社)
湊町の仮宮前に11基の奉燈が集まり大地主神社を目指す。若衆らが担ぎ上げかがり火の周りを競い合うように乱舞した。
7月23日(土曜日)
中島町塩津
男女の神をまつる2つの神社の神輿と奉燈を舟に乗せ沖合で逢瀬を楽しむ。2,000個のハスの葉の灯明とかがり火が海上を幻想的に照らし出していた。
7月30日(土曜日)
能登島向田町(崎山広場)
高さ30メートルの大松明の周りを奉燈が乱舞。若衆や見物客らが手松明を持って回った後、中心にある大松明に向かって投げ入れた。火が瞬く間に燃え上がると、見物客からは歓声が上がった。
8月5日(金曜日)前夜祭
8月6日(土曜日)
石崎町(堂前広場)
2階建ての住宅をゆうに超える高さ12メートルの奉燈を若衆ら約100人が威勢の良い掛け声と共に担ぎ出し町中を練り歩いた。堂前広場に差し掛かると若衆らは一層気合いを入れて担ぎ上げ、圧巻の大奉燈乱舞競演で見物客を魅了し祭りは最高潮に達した。
8月14日(日曜日)
中島町藤瀬(藤津比古神社)
奉燈の灯りにはろうそくが使われ、ゆらめくたびに優しく辺りを照らし出す。奉燈を神社拝殿の軒先すれすれまで突進させるなど優しさと激しさを持つ独特の雰囲気に見物客は酔いしれていた。