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蚊媒介感染症とは、ウイルスを持った蚊を介して感染する感染症です。
蚊媒介感染症にはさまざまな種類がありますが、現在国内で感染が広がる恐れがあるのは、国内で広く分布するヒトスジシマカが媒介するデング熱やチクングニア熱、ジカウイルス感染症と言われています。
チクングニア熱について(厚生労働省ホームページ)(外部サイト)
ジカウイルス感染症について(厚生労働省ホームページ)(外部サイト)
予防には蚊に刺されないことが大切です。
ヒトスジシマカの成虫は、5月中旬~10月下旬に活動するといわれており、民家の庭や公園等の茂みに潜んでいます。
蚊が多く発生しやすい場所(草むらなどの屋外)に入る際や、デング熱、チクングニア熱、ジカウイルス感染症の流行地に渡航する際には、以下のことに気を付けましょう。
蚊の幼虫(ボウフラ)は、植木鉢や古いタイヤなどに溜まった小さな水たまりに発生します。
水たまりができないように注意し、蚊の発生を減らしましょう。
妊娠中にジカウイルスに感染すると、胎児に小頭症などの先天性障害を起こす可能性があると言われています。
妊婦および妊娠の可能性がある人は、可能な限り流行地域への渡航を控えましょう。
(注意)WHO(世界保健機関)は、妊婦は流行地域への渡航をすべきではないと勧告しています。
蚊に刺された数日後に発熱や関節痛などの症状に加えて皮膚に赤い小さな発疹がみられた場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。
海外の熱帯・亜熱帯地域の多くの国でデング熱などの感染症が発生しています。感染症が発生している国に渡航し、滞在中に発熱や筋肉痛、関節痛などの症状が現れたときは、すぐに医療機関を受診してください。帰国時に発熱などの症状がある人は、空港や港の検疫所にご相談ください。