ホーム > くらし > 健康・福祉・介護・衛生 > 健康づくり・健康診断・感染症対策・予防接種 > 感染症に関すること > ダニが媒介する感染症にご注意ください
ここから本文です。
ダニ媒介感染症とは、ウイルスや細菌などの病原体を保有するダニに刺されることによって起こる感染症です。
ダニ媒介感染症には、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、日本紅斑熱、つつが虫病などがあり、全国的に多くなっています。
人が野外作業や農作業、レジャー等で、これらのダニの生息場所に立ち入ると、ダニに刺されることがあります。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)(厚生労働省ホームページ)(外部サイト)
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
主な初期症状は発熱、全身倦怠感、消化器症状(食欲不振、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)で、重症化し、死亡することもあります。
日本紅斑熱
潜伏期は2~8日で、頭痛、発熱、倦怠感を伴います。発熱、発疹、刺し口が主な徴候であり、ほとんどの症例にみられます。
つつが虫病
全身倦怠感、食欲不振とともに頭痛、悪寒、発熱などを伴って発症すします。
予防には、マダニに咬まれないことが重要です。特に春から秋にかけてマダニの活動が盛んになります。
草むらややぶなど、マダニが多く生息する場所に入る場合には、以下のことに気を付けましょう。
マダニに対する忌避剤(虫よけ剤)が、2013年から新たに認可されました。現在は、ディート、イカリジンの2種類の有効成分を含む忌避剤が市販されています。
忌避剤の使用でマダニの付着数は減少しますが、マダニの付着を完全に防ぐわけではありません。
忌避剤を過信せず、様々な防護手段と組み合わせて対策を取ってください。
忌避剤(虫よけ剤)の効果(国立健康危機研究機構ホームページ)(外部サイト)
屋外活動後は入浴し、マダニに刺されていないか確認しましょう。特に、わきの下、足の付け根、手首、膝の裏、胸の下、頭部(髪の毛の中)などがポイントです。
マダニ類の多くは、ヒトや動物に取り付くと、皮膚にしっかりと口器を突き刺し、長時間(数日から、長いものは10日間以上)吸血しますが、刺されたことに気がつかない場合も多いと言われています。
吸血中のマダニに気が付いた際、無理に引き抜こうとするとマダニの一部が皮膚内に残って化膿したり、マダニの体液を逆流させてしまったりするおそれがあるので、医療機関(皮膚科)で処置(マダニの除去、洗浄など)をしてもらってください。
また、マダニに刺された後、数週間程度は体調の変化に注意をし、発熱等の症状が認められた場合は医療機関で診察を受けて下さい。