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能登立国1300年の暮らしの価値を伝え、未来を創造するミュージアムが能登歴史公園内に10月オープン!
古代から能登の政治や経済、文化の中心として繁栄してきた七尾。能登半島独自の穏やかな気候と地形が育んだ豊かな環境で、先人たちは自然と共生する価値ある暮らしを営み、守り伝えてきました。現在も中心市街地には町衆文化や港町文化、山の寺寺院群の宗教文化など、多様な伝統文化が色濃く残り、能登全域で息づく里山里海の営みは世界農業遺産に認定されています。
今年は能登国が養老2年(718年)に立国して1300年を迎えます。この節目の年に開館するのと里山里海ミュージアムは、能登の里山里海の価値を知って発信する、交流拠点の役割を担う施設です。
豊かな自然と1300年にわたる歴史や文化を知ることで、私たちが能登七尾で暮らす価値に気づくことができます。そして、その価値を受け継いで生かすことが、数千年後の未来を創造し、発展させることにつながります。
自然や歴史、文化とそれらに携わる人々の価値を、展示や学習プログラムで伝えます。
能登の暮らしを体験し、遊びを通して楽しみながら学ぶ機会を提供します。
貴重な資料を市民の共有財産として、後世に向けて安全かつ確実に保存する拠点にします。
能登の文化施設とのネットワークの要となり、多くの人が集まる拠点にします。
子どもから大人までの市民が能登・七尾の研究活動を行える場とします。
里山に生息する多種多様な植物と昆虫などの標本を展示し、森や潟の自然と歴史的環境を紹介します。
2画面の体感シアターで、七尾の祭りや里山里海の魅力を映像体験していただきます。
七尾の名がつくナナオニシキなどの貝の化石類をはじめ、国内でも珍しいデスモスチルスとパレオパラドキシアの化石やサメの歯の化石などを展示します。
古くから能登の中心地だった七尾の歴史を、海運交易を中心に紹介します。また、レーザ測量でさらに詳しくなった七尾城の3D模型、四季折々の自然景観や城塞の復元イメージをARで体感していただきます。
ARとは:目の前で見えている現実世界に仮想の世界を足すもの
問い合わせ先
スポーツ・文化課:53-8437