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耕作放棄地にもち米を育てよう
~田植え体験~
県道花園藤野線沿い水田
南大呑地域づくり協議会は、県道沿いの景観を守ろうと、有磯小学校の児童たちと耕作放棄地に田植えを行った。ほとんどの児童は田植えが初めて。恐る恐る足を入れ、「ぬるぬるする」「あったかい」などと歓声をあげていた。泥に足をとられ悪戦苦闘しながらも、苗を植えた。泥だらけになった児童たちは「楽しかった。またやりたい」「気持ちよかった」と笑顔で話した。植えたもち米は、9月下旬頃に収穫する予定。田植えを終えた水田は周りの景観に溶け込み、きらきらと輝いていた。
養殖トリガイ試食会
~平成27年春の本格出荷を目指して~
能登食祭市場
七尾湾で獲れる天然トリガイは、肉厚で濃厚な甘みがあり、業者や消費者からの評価が高い。しかし漁獲量は天候に左右され不安定なため、石川県水産総合センターでは漁業者と協力し、3年前から養殖に取り組んでいる。地元飲食店など需要者の視点から生産したトリガイを評価してもらおうと、試食会が行われた。天然と養殖を食べ比べ「養殖でも、甘みもあっておいしい」と評価は上々。関係者たちは、今回の評価を弾みに養殖技術を確立させ、全国で2番目の産地(1番目は京都府)を目指す。
第15回古代米アート
~春の完成はおもてなしの心から~
藤橋町
山田重隆さんと藤橋町早乙女会が作る古代米アートは秋の話題の一つ。これまで、秋の完成を目指して取り組んでいたが、今年は初めて春に完成させた。その理由は、5月29日(水曜日)、全世界から関係者が和倉温泉に集まる世界農業遺産国際会議。おもてなしの心で歓迎したいという山田さんたちの思いからだ。「春先の寒さに稲の生育が悪く、間に合うか心配していたが、何とか見られるようになってうれしい」と山田さんたちは胸をなでおろしていた。
世界農業遺産国際会議
~能登の里山里海を守り育てよう~
和倉温泉
日本で初めて世界農業遺産国際会議が七尾市で開催された。今回の会議で「能登の里山里海」の魅力を世界に発信した。また、日本では新たに静岡、熊本、大分3県(3カ所)が認定され、日本の伝統農法やそれに関連する文化、風習が世界に守るべき財産と認められた。認定地が増えたことで世界農業遺産の認知度もさらに高まる。私たちは改めてその価値を認識し、能登の里山里海を守り続ける知恵を分かち合わなくてはならないのではないか。
初優勝!鵬学園高等学校
女子バスケットボール部
~全国大会出場~
七尾市役所
鵬学園高等学校女子バスケットボール部は、石川県高等学校総合体育大会で初優勝を果たし、全国大会の切符を手にした。昨年の総体県予選では惜しくも準優勝だったため、今年は何としても勝ちたいと、血がにじむ思いで練習を重ねてきた。柿島誠一監督は「勝ちたいという執念が優勝につながった」と語った。昨年は地元開催枠で全国大会に出場したが1回戦で敗退。古田有希選手(3年)は「今年はまず1勝したい」と意気込みを語った。全国大会でも強い気持ちを持って勝ち進んでほしい。
100歳誕生日おめでとうございます
~木原かをりさん~
特別養護老人ホームあっとほーむ若葉
3人の子どもに恵まれ、農業をしながら家庭を支えてきた、かをりさん。この日は、子ども全員がお祝いに駆けつけた。施設の人からプレゼントや温かい言葉が送られ「たくさんの人にお祝いしてもらい、うれしいです」と娘さんたちは涙ぐんでいた。かをりさんは話すことができないが、話しかけると子どもたちの目を見ていた。現在は、ショートステイを利用しながら自宅で穏やかに生活している。これからも元気でお過ごしください。
赤ちゃんふれあい教室
~向き合う力を育てる~
徳田小学校
赤ちゃんふれあい教室は、初めて会う赤ちゃん親子と児童が2回の交流を通して、絆を深める取り組みとして知られている。初めは、緊張した面持ちの児童だったが、赤ちゃんが笑顔を見せると表情も次第に緩んでいった。赤ちゃんを一生懸命あやす児童は「赤ちゃんが笑ってくれるとうれしい」と話し、赤ちゃんのことをもっと知ろうとお母さんに質問していた。そんな姿を見たお母さんは「児童たちが一生懸命向き合う姿に温かい気持ちになった」と話し、互いに次回の再会を楽しみにしていた。
地域の子育てママを応援
~保育園に遊びに来ませんか?~
石崎保育園
石崎保育園では、家庭で子育てをしているお母さんに少しでもリフレッシュしてもらおうと、保育園に招いてゆったりと過ごしてもらった。お母さん同士で、子育ての話をしたり、保育士から教わった手遊びを赤ちゃんと一緒にしたりと、楽しいひとときを過ごした。参加したお母さんは「いつもと違う時間が過ごせた」「家では、なかなかゆっくりと過ごせないので良かった」と満足顔。忙しい日々から、少しだけ開放されたようだった。