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日付 |
2025年02月25日(火曜日) |
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場所 |
七尾市役所 |
茶谷市長は、令和7年度当初予算案の概要を説明しました。
一般会計や特別会計、企業会計を含めた令和7年度の当初予算案の総額は1,029億4,926万5千円で、一般会計予算案は前年度当初から329億6千万円(前年度比120.6%増)を増額した602億9千万円となります。
主な事業として、地域コミュニティー支援として市内各地区の15地域づくり協議会に4年間で2千万円(年500万円)を支援する「震災復興ゆめ基金事業」の創設や、自主避難所となる集会所のエアコン設置、指定避難所21カ所に震度5弱を感知すると自動的にボックスが開くキーボックスの設置などの災害に備えて避難所の機能強化を行います。また、定番の「七尾土産」の開発に向けた市民コンテストの実施や、既存の土産品のブランド力向上を目的とした品評会出展の支援を行うと説明しました。
このほか、県七尾美術館で絵師長谷川等伯の代表作で国宝の「松林図屏風」が9月20日から10月16日までの27日間にわたって公開され、会期中には東京国立博物館学芸企画部長の松嶋雅人氏による講演会や松島氏と作家の安部龍太郎氏による座談会などの記念イベントを予定していることを明かしました。市では20年ぶりとなる公開に、茶谷市長は「能登に元気と感動を与えるきっかけとなる」と話しました。