10～11ページ（みんなの笑顔）

市内で行われた活動やイベントを紹介します。

災害対応で掲載できなかった昨年12月の出来事も掲載しています。

こころのバリアフリー作品展～作品に込めた思いを伝える～

令和5年12月1日（金曜日）場所：パトリア3階

12月3日からの障害者週間に合わせ、障害者・障害児が作成した工作や絵画などが展示された。
作品展は、市と七尾市・中能登町の障害福祉サービス事業所や障害者団体が協力して障害者福祉への理解を深めることを目的に、毎年開催されている。
今回は石川県で開催された全国障害者芸術・文化祭の展示作品も並べられた。
障害者福祉サービス事業所「ゆうの丘」職員の原範子さんは「障害がある人が自由に内面を表現した作品を多くの人に見てもらいたい」と話した。

七尾市高齢者見守りパトロール出発式～高齢者が安心して暮らせるまちづくりを目指す～

令和5年12月11日（月曜日）場所：七尾警察署

高齢者宅への配食サービスを市から受託している3事業者と警察が連携し、食事の宅配時に高齢者の見守り活動を開始した。
見守り活動を行うのは宅配クック123七尾店と秀楽苑、のとじまデイサービスセンターの3事業者で、出発式では「安全安心みまもり活動実施中」と書かれたステッカーを受け取り、高齢者の防犯・交通事故防止に努めることを誓った。
七尾警察署の川島正近署長は「高齢者が巻き込まれる犯罪や事故が減ってほしい」と期待した。

日本PTA全国協議会会長表彰受賞報告～これまでの活動が評価される～

令和5年12月12日（火曜日）場所：七尾市役所

全国のPTA活動で顕著な業績を上げた団体などに贈られる表彰を、市PTA連合会会長の鳥木隆さんと七尾中学校PTAが受賞した。
鳥木さんは約14年間にわたりPTA活動に取り組んだことが評価され、七尾中学校PTAは令和3年度と4年度の県PTA研究指定校として、開校以来のPTA活動について取りまとめた内容が評価された。
鳥木さんは「周りの皆さんがいたから受賞できた。これからも協力できることがあれば取り組んでいきたい」と意欲を見せた。

アマ横綱の池田さんに七尾市スポーツ特別賞～天皇杯優勝の功績を称える～

令和5年12月27日（水曜日）場所：七尾市役所

国際大会や全国大会などで、特に顕著な成績や功績のあった人に贈る「七尾市スポーツ特別賞」を、金沢学院大学4年の池田俊さんが受賞した。
池田さんは12月3日の天皇杯第72回全日本相撲選手権大会で優勝し、アマチュア横綱に輝いた。
贈呈式で茶谷市長は「日本を代表する選手が現れたのは、地域にとっても名誉なこと。これからも頑張ってほしい」と激励すると、池田さんは「指導者に恵まれた。良い結果を残せるようにこれからも精進したい」と気持ちを新たにした。

オルビスNOTO若葉デリバリーコンサート～弦楽器の音色で心を癒して～

令和6年3月4日（月曜日）場所：田鶴浜武道館

田鶴浜小学校の児童約150人が、七尾を中心に活動する管弦楽団オルビスNOTOの奏でる弦楽器の音色を楽しんだ。
コンサートは田鶴浜地区地域づくり協議会の主催で行われ、クラシックの名曲やジブリ映画の楽曲が披露された。田鶴浜小学校の校歌も演奏され、児童たちが元気な声で歌い上げると、笑顔が広がった。
児童を代表して木元奏歩さんは「地震で不安や心配があったが、音楽から元気をもらった」とコンサートの開催に感謝した。

杉谷拳士さんが野球教室を開催～明るく楽しく基礎を学ぶ～

令和6年3月10日（日曜日）場所：中島体育館

元プロ野球選手の杉谷拳士さんと木田優夫さん、石川ミリオンスターズの3選手が、被災した子どもたちを応援しようと野球教室を開催し、市内の学童野球5チームが参加した。
教室では、ボールの握り方やキャッチするときの体制などを杉谷さんが実演しながら指導。積極的なコミュニケーションで子どもたちを笑顔にした。
杉谷さんは「子どもたちの楽しんでいる姿に、逆にエネルギーをもらった。この活動を通じて皆さんに笑顔を届けられればうれしい」と話した。

全国小学生バドミントン選手権大会優勝報告～さらなる活躍を期待～

令和6年3月21日（木曜日）場所：七尾市役所

山王小学校6年生の堀彩夏（いろな）さんと朝日小学校6年生の木森里さんが、昨年12月22日に沖縄県那覇市で開催された全国大会の「個人戦女子ダブルス6年生以下の部」での優勝を報告した。
堀さんは「全国優勝という目標を達成できた」と、木森さんは「勝ったことのないペアにも勝ち、優勝できたことがうれしい」とそれぞれ喜びを語った。
茶谷市長は「この活躍は市に元気と勇気を与えてくれた。これからも頑張ってください」とさらなる活躍を期待した。

空手道全国大会準優勝を報告～全国からのたくさんの応援を励みに～

令和6年3月21日（木曜日）場所：七尾市役所

能登島空手道場に通う田鶴浜小学校6年生の大橋輝（ひかる）君と弟で3年生の翼君が、2月17日と18日に北海道函館市で行われたスポーツ庁長官賞争奪「日本生命杯第3回全日本少年少女空手道選抜大会」に出場し、輝君が組手競技の団体戦で準優勝したことを報告した。
被災後も練習に励み、大会で素晴らしい結果を残した輝君は「県外の選手からも応援してもらった。これからも頑張る」と、個人戦で1回戦敗退した翼君は「次は優勝したい」とそれぞれ意気込んだ。