本文へスキップします。

ここから本文です。

更新日:2022年1月25日

地籍調査の流れ

地籍調査は主に市町村などが実施主体となって行われています。調査は、市町村などの職員が直接実施する場合と、作業を民間会社などへ委託する場合とありますが、いずれの場合でも、一般的には以下のような流れで行われています。

1.市町村において地籍調査の実施計画をつくります

調査を実施しようとする市町村が、関係機関との連絡や調整を行い、また地籍実施計画住民等からの要望も踏まえ、いつ、どの地域を調査するのかなどの計画をつくります。

 

 

 

2.土地の境界の確認をします(一筆地調査)

地籍調査では、境界をはさんだ土地所有者の方々に、双方の合意の上で地籍一筆地調査1土地の境界を確認してもらいます。
土地所有者など関係者の方々に現地に来ていただき、登記所にある公図等を基に作成した資料を参考に、自分の土地の範囲を確認してもらいます。
また、土地の所有者、地番、地目(土地利用の現況)等も合わせて調査します。

 

 

 

このようにして確認された境界に、「杭」を打ちます。地籍一筆地調査2
この杭は将来にわたって各筆の土地の境界(筆界/ひっかい)を示す大切な杭となります。

 

 

 

 

3.確認していただいた境界の測量をします(地籍測量)

測量の基礎となる図根点(基準点)を設置し、各筆の土地の境界(筆界)の地籍測量測量を行います。
また、その結果を基に正確な地図(地籍図)を作るとともに、各筆の面積を計算で求めます。

 

 

 

 

4.地籍簿をつくります

一筆地調査と地籍測量の結果をまとめ、地籍簿を作成します。地籍簿

 

 

 

 

 

5.地籍調査の結果を確認していただきます(閲覧)

作成された地籍図と地籍簿は、住民の方々に閲覧していただき、確認を行います。地籍閲覧
通常閲覧は市町村役場で行われており、期間は20日間です。
万が一、調査の結果に誤り等があった場合には、申し出ることができ、必要に応じて修正が行われます。
ここで確認された地籍調査の結果が、最終的な地籍調査の成果となります。

 

 

6.県、国の認証承認を受けます

地籍調査の成果について、国および県に認証請求を行い、認証承認を受けます。

7.地籍調査の成果が登記所へ送付されます

地籍調査の成果(地籍図と地籍簿)は、その写しが登記所に送付されます。地籍成果
登記所では、地籍簿をもとに登記簿を修正し、それまで登記所にあった地図の代わりに、地籍図を登記所備え付けの正式な地図とします。
以後、登記所では、地籍調査の成果を不動産登記の資料として活用します。

 

 

お問い合わせ

所属課室:総務部監理課

〒926-8611石川県七尾市袖ケ江町イ部25番地

電話番号:0767-53-8747

ファクス番号:0767-52-0374

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?