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更新日:2023年10月5日

4~7ページ(プロバスケットボールチーム金沢武士団が七尾にやってきた!)

プロバスケットボールB3リーグの「金沢武士団(サムライズ)」が、七尾を練習拠点にしてから1年が経ちました。チームを迎え入れた田鶴浜地区では、選手との触れ合いが活発で、にぎわいが生まれています。関係者の皆さんからお話を伺い、プロスポーツチームと地域の交流の歩みを振り返ります。

チーム概要

創設は平成27年
所属はB3リーグ
ホームタウンは金沢市
令和4年から田鶴浜を練習拠点に活動。練習は主に田鶴浜体育館で行っており、見学可能。スケジュールは金沢武士団公式ホームページから。

インタビュー01
地域の皆さんと日本一のチームを目指して

北陸スポーツ振興協議会株式会社代表取締役社長
中野秀光(なかのひでみつ)さん

新潟県生まれ。(株)新潟スポーツプロモーション[現・(株)新潟プロバスケットボール]代表取締役社長、(株)日本プロバスケットボールリーグ代表取締役社長を歴任し、プロバスケットボールの普及に努める。平成28年7月より現職。

地域からの熱い声掛けが決め手

私はプロバスケットボールの普及にあたり、競技への価値観を高め、寄り添ってもらえる地域で球団を立ち上げてきました。金沢武士団でも、そのような地域と密着し、生活に入り込むことを目指しています。
活動の中で、練習会場の確保が課題となり、新たな地域を探していたところ、七尾市から地元のスポーツクラブを紹介していただきました。その中でも、田鶴浜スポーツクラブから、とても前向きに私たちを受け入れてくれようとする雰囲気と情熱を感じました。
七尾は元々バスケットの盛んな地域だと知っていましたが、地域との交流や関わり方を最も大切にしている私たちにとって、やはり田鶴浜スポーツクラブからの声掛けが一番大きなきっかけでした。

心のこもった応援を実感

私たちは、応援されていることを肌で実感できるかが、すごく大事です。言葉だけでなく、本当に心から寄り添ってくれている。このことを、この1年間で最も実感しています。この交流が、選手の成長にも間違いなくつながっています。
選手からは、ここに移住したい、引退してからでも戻ってきたいという声もあります。これはもう完全に、地域の皆さんが選手の心をわしづかみにしたということです。こんな良いところに来られて本当にありがたいです。

たくさんの応援をもらえるチームに

私たちはB2リーグに上がり将来はB1リーグに昇格して、そこで日本一になることを中期・長期計画で描いています。ただ、それは私たちだけの力では実現できません。その目標を認めて応援してくれる人が増えてこない限りはできないと思っています。たくさんの人に応援していただける日本一にふさわしいチーム。それを今、目指しています。

市民の皆さんへ

いつか引退してもここに移住したいと選手が口にするほど、支えていただいていることに本当に感謝しています。
一人一人と深くお付き合いをしようと思って取り組んでいるので、遠慮なく選手・スタッフに声を掛けてください。試合のときだけではなく、普段から声を掛けていただけるのがとてもうれしいです。私たちは、地域密着を超えたい、生活に入り込みたいと思っています。
選手もスタッフも、みんなこの地域の住民、家族だと思って接してもらえるとうれしいです。

インタビュー02
皆さんの温かいサポートに感謝

金沢武士団キャプテン
金久保翔(かなくぼかける)さん

埼玉県生まれ。駒沢大学卒業後、香川ファイブアローズに加入。2021-22シーズンから金沢武士団に所属。背番号33

地域との交流がチームの力

地域の皆さんはとてもアットホームです。いつも顔を合わせている人たちは、試合に必ず足を運んでくれます。人数もどんどん多くなって、交流の輪が広がっていると実感しています。
Bリーグは「地域創生リーグ」とも呼ばれています。地域密着が大きな柱であり、その取り組みが実践できていると思います。それは結果にもつながっていて、2年前は1勝だったのが、昨シーズンは17勝。さまざまな要因があると思いますが、僕は地域との結び付きの深さが一番大きいと感じています。

頑張ろうと思える良い環境

七尾は人も環境も良くて、すごく住みやすいです。中には、子や孫のように可愛がってくれる人もいて、まるで仕送りのように野菜を差し入れてくれることもあります。すごくありがたく、頑張ろうという気持ちになります。
田鶴浜体育館の皆さんもいろいろとイベントを計画してくれたり、生活の中で困ったことがあれば助けてくれたり、本当に恵まれた環境です。

昨年よりも良いチームに

昨シーズン、プレーオフ進出を目指していましたが、達成できなかったので、今シーズンこそはと思っています。
今年は、新しい戦力も加わったので、昨年より良いチームになると確信しています。僕自身、楽しみにしているので、皆さんも期待してもらえたらと思います。

市民の皆さんへ

体つきを見ればサムライズの選手だと分かるかなと思います。市民の皆さんと仲良く交流したいので、街中でも本当に気軽に声を掛けてもらえるとうれしいです。その分、僕らも七尾や田鶴浜に貢献したいと心の底から思っています。
今シーズンは七尾での試合がたくさんあります。試合会場に来て、一度でも見てもらえれば、楽しさを分かってもらえるはずです。ぜひ応援をお願いします。

B3リーグ2023-24シーズン開幕!

vs.鹿児島レブナイズ
10月7日(土曜日)午後3時試合開始
8日(日曜日)正午試合開始
会場は七尾総合市民体育館

■その他の七尾開催試合

11月25日(土曜日)、26日(日曜日)
vs.香川ファイブアローズ

令和6年2月23日(金曜日・祝日)、24日(土曜日)
vs.さいたまブロンコス

令和6年3月30日(土曜日)、31日(日曜日)
vs.しながわシティバスケットボールクラブ

地域とつながる多彩な活動を展開

地域との関わりを大切にする金沢武士団は、この1年だけでもさまざまな地域活動を行ったり、参加したりしてきました。彼らの地域に根ざそうとする思いと、迎え入れる地域の皆さんの心の温かさが、新たなにぎわいと笑顔を作り出しています。

写真説明

  • 児童と一緒にあいさつ運動
  • 田鶴浜こども園の園児とスイカを楽しむ
  • 熱中症啓発活動に協力
  • 小学校の道徳の授業に参加
  • バスケットボールクリニックを開催

地元からのエール

田鶴浜スポーツクラブ会長
柘植英一(つげひでかず)さん

金沢武士団が練習会場を探しているとお聞きしたとき、体育館の日中の稼働率を上げたいという思いと合致し、スポーツクラブとして練習会場の提供を決めました。
今、毎日選手たちの元気な声が響き渡っています。選手たちの一生懸命に勝利に向かって取り組む姿は、私たちに感動と元気を与えてくれています。
また、バスケットボール以外でも、地域のさまざまなイベントに参加してくれるので、地域が活気づいています。
いよいよシーズンが開幕します。私たちは選手の夢が実現できるよう、地域で応援というパワーを送っていきたいです。

お問い合わせ

所属課室:企画振興部広報広聴課

〒926-8611石川県七尾市袖ケ江町イ部25番地

電話番号:0767-53-8423

ファクス番号:0767-52-0374

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