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市内で行われた活動やイベントを紹介します
6月9日(日曜日)観音島
鵜浦町子ども会の児童や地域住民13人が七尾海上保安部職員の協力のもと、観音島周辺のごみ拾いを行った。七尾海上保安部が主催し、子どもたちに海に流れ着くごみの現状を知ってもらいたいと毎年行っている。
ペットボトルやビニール袋など家庭から出るごみが多く、風で飛ばされてきたのか綺麗なバケツもあった。ごみ袋25個分のごみが集められ、上田真綺君は「ごみが多くて悲しい。海にごみを捨てないでほしい」と海が綺麗になることを願っていた。
6月10日(月曜日)七尾病院
自閉症や注意欠損多動性障害といった発達障害の未就学児などを対象に、音楽療法が行われた。月に2回開催され、この日は4組の親子が参加した。
参加した親子は、音楽に合わせて歩いたり、棒を叩きながら「トンボ」と言ったりして、言葉を覚える練習をした。小児科・小児神経専門医の泉達郎さんは「発達障害児は基礎に不器用さがあるため、リズム感を養うことが大事。障害があっても地元の学校に行けるよう支援するため、能登地区初の支援センター開設を目指したい」と熱く語った。
6月12日(水曜日)田鶴浜体育館
田鶴浜スポーツクラブが主催する、スポーツ体験「のびのびクラブ」。開講式が行われ、田鶴浜放課後児童クラブとあかくら放課後児童クラブの児童56人が参加した。
フィットネスインストラクターの安田茂さんを講師に、体幹トレーニングに挑戦した児童。これから半年間、田鶴浜地域づくり協議会の人材バンクに登録する「町の先生」の指導の下、児童は卓球や陸上など5つの競技を体験する。スポーツを通して世代間交流を深め、運動を楽しむ心を育む。
6月14日(金曜日)能登演劇堂
七尾東雲高等学校演劇科の10期生7人による定期公演『星の王子さま』が上演された。7人という少人数で、長いセリフや、役の掛け持ちで早着替えに苦戦するも、演劇科の集大成となる公演に「良いものにしたい」と心を一つに舞台に立ち、演じ切った生徒たち。公演を見守った後輩や観客から盛大な拍手が送られた。
王子様役の林愛梨さんは「普通の高校生では味わえない貴重な経験。この経験を生かして、これからも成長していきたい」と前を見つめていた。
6月14日(金曜日)東みなとこども園
東みなとこども園の年長児14人が父の日にプレゼントするため、お父さんの顔をしたクッキー作りに励んだ。顔を思い浮かべ、お父さんの話をしながら「次は鼻だ、ほくろだ、ひげも付けよう」と喜んでもらいたい一心で作った。
余った生地でクワガタや犬など自分の好きな形のクッキーも作った園児。作ったり崩したりを繰り返し、満足するまでこだわりを見せ、うまく焼けるのを心待ちにしていた。
6月14日(金曜日)あかくらこども園
年少児から年長児38人が防火を呼び掛けながら園周辺をパレードした。これから夏に向けて花火やバーベキューなど、火に触れる機会が増えるため、園児や地域住民に防火意識を高めてもらおうと初めて取り組んだ。
和倉消防署の消防職員を前に「火遊びは絶対しません」と誓った園児。大きな声で「火の用心、マッチ1本火事のもと」と法被を着た火消し姿で園周辺を元気に行進した。住民は園児たちの懸命な姿に目を細めていた。
6月19日(水曜日)千寿苑
高齢者の引きこもりや認知症予防を目的に徳田地区住民が集う「とくだカフェ」。徳田地区社会福祉協議会と民生委員児童委員協議会が中心となって月に1回開催している。
この日はあさひ保育園の年長児16人と一緒に、脳の活性化に効くじゃんけんゲームを楽しんだ参加者たち。互いに声を掛け合い、結果に一喜一憂しながら会場は笑顔であふれていた。出見世征子さんは「利用者との会話を楽しみに毎回来ている。今日は子どもたちに元気をもらった」とほほ笑んだ。
6月26日(水曜日)ローレルハイツ恵寿
戦争で夫を亡くした後、女手一つで2人の息子を育て上げたちかさん。長年市職員として勤務し、七尾市初の女性係長となり当時話題となった。
誕生日を前にしたお祝いの会では、施設職員から花束の贈呈や七尾まだらが披露された。お祝いの言葉を掛けられると、感極まり涙ぐんだちかさん。最後に「ありがとうございます」としっかりとした口調で感謝の言葉を述べた。長寿の秘けつは「好き嫌いなく何でも食べること」と優しい笑顔で話した。これからも元気にお過ごしください。