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平成16年、市町合併で新七尾市が誕生し、翌年の平成17年5月、市民憲章の素案作りが始まりました。
同年11月には、約100人もの年齢・性別・職業などが異なる多様な市民が集い「市民憲章をみんなで作る会」を結成しました。
6つの世代グループで素案を作り、数多くの会議を経て、地域や世代を超えた、全ての市民が共感できるものを一つにまとめました。
平成18年には、各界代表による協議部会や、市民から意見を聴き、9月21日の市議会定例会で可決され「市民のねがい七尾市民憲章」は誕生しました。
市民のねがいは、豊かな自然や文化を大切にして、みんなの幸せを願い、安心と優しさに包まれた、夢あふれる未来に羽ばたく七尾市を目指す、市民みんなの心のシンボルです。
制定後は、市民のねがいの理念のもと、多くの市民や団体によって、市民憲章の唱和や美化活動、あいさつ運動などが実践され、今年で10周年を迎えました。
市民憲章の認識をさらに深め、地域が明るく、安全・安心なまちづくりに向けて協働を進め、そして七尾市からしあわせの和が広がるよう「市民のねがい七尾市民憲章」制定10周年記念式典と市民憲章運動推進第51回全国大会七尾大会を9月10日に開催しました。
会場の能登演劇堂には600人を超える人が訪れました。
入口では、市民が全国大会を彩るため自ら育てた200鉢の美しい花を並べて来場者をもてなし、会場内では市民のねがい子ども絵画コンクールの作品約400点や、市民が育てた自慢の花壇とプランターの写真約100点が飾られ、来場者を楽しませました。
記念式典では、長年にわたる市民憲章運動を推進した功績をたたえ、市民のねがい10周年記念功労者表彰と市民のねがい功労者表彰を行いました。
引き続き行われた全国大会では、記念講演「子どもたちが夢と希望を抱ける元気な地域を創ろう!」と題し、北海道浦幌町からまちづくり活動を実践している近江正隆さんを講師に招き、子どもたちの農林漁業体験を通じて、ふるさとの魅力を伝えていく取り組み(うらほろスタイル)などを紹介しました。
事例発表では「しあわせの和愛する・育む・願う」と題し、市民のねがい推進協議会事務局次長の関軒明宏さんが、七尾市でのこれまでの取り組みや、これから市民で進めていく「しあわせの和計画」や「ななお大好き作戦」を発表しました。
アトラクションでは、七尾まだら保存会による、伝統文化「七尾まだら」が、能登演劇堂の外舞台を背景に、ステージいっぱいに披露され、会場は拍手に包まれました。また、中島保育園年長組の園児たちが、よさこい「お熊甲に花が舞う」を披露し、ちびっ子たちのかわいい演技と掛け声に、来場者は心を和ませていました。
この大会を通じて市民の皆さんが、地域を愛する心を育むこと、子どもたちへ伝えていくことの大切さを考える、良い大会となりました。これからも市民のねがいを胸に、地域にしあわせの和があふれる、よりよい七尾市になるよう、みんなで手をつなぎ、まちづくりを頑張っていきましょう。
市民憲章運動推進第51回全国大会七尾大会実行委員会
【七尾市表彰】
市民のねがい東湊実践委員会
崎山市民憲章実践委員会
市民のねがい矢田郷地区実践委員会
徳田市民憲章推進部
北大呑地区市民憲章実践委員会
【市民のねがい推進協議会表彰】
個人の部
松尾 道子
柴田 勇
団体の部
公益社団法人七尾市体育協会
まちなか里山公園づくりの会
鵬学園高等学校インターアクトクラブ
七尾市立山王小学校
七尾市文化協会