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市内で行われた活動やイベントを紹介します
40年の時が交流の輪を広げる
七尾市役所
金泉市の朴寶生市長をはじめとする12人の訪問団が七尾市役所を訪問。姉妹都市提携を結び40年の節目の記念交流として行われたもので、訪問団は七尾城史資料館や青柏祭などを見学し市の歴史・文化に触れた。
不嶋市長は「七尾市での2日間、心に残る交流をしたい」と歓迎し、垣内市議会議長と共に記念品を贈るなど、終始和やかな雰囲気に包まれた。歓迎会では、熊本地震被災地への義援金が朴寶生市長から不嶋市長に託された。この交流で両市の絆が深まり、交流の輪がより一層広がった。
看護の仕事に夢膨らませる
恵寿総合病院
5月12日の看護の日を前に、浜岡保育園年長児30人が看護体験を行った。看護の心を感じ、新人看護師22人とのふれあいを通じて命の大切さや思いやりの心を育むため開催された。
ナースキャップとエプロンを身につけた愛らしい姿で、聴診器で心臓の音を聞いたり、人形の赤ちゃんの世話をしたりして看護師の仕事を体験。「心臓のドクドクって音が聞こえて嬉しかった」「お母さんのお腹の赤ちゃんが産まれたらいっぱい抱っこしよう」と小さな白衣の天使たちに早くも看護の心が芽生えていた。
農業を伝え、親子の絆を深める
中島町中島
中島保育園の年長児親子29組が田植えを楽しんだ。松田武さんから苗の植え方を教わり、早速地域の人も加わってコシヒカリの苗を植えた。田んぼに初めて入る園児は泥の感触に最初は「気持ち悪い」と言っていたが、次第に慣れてきたのか30分ほどで手際よく苗を植え終えた。
園児は「おいしいお米が待ち遠しいです」と感謝の気持ちを伝えた。看板に絵を描いたりかかしに名前を付けたりして、園児は苗の成長を見守る。米作りを学ぶことで、親子は絆を深めていた。
長岩トヨさん
介護老人保健施設和光苑
能登島野崎町で生まれ、5人の子どもと10人の孫に恵まれたトヨさん。5月14日に100歳を迎え、誕生会で家族の温かい笑顔に包まれながら、少し恥ずかしそうに不嶋市長や施設職員、入所者の祝福を受けた。
花が好きで高校で生け花を教えたり、木目込みの人形を趣味で作るほど手芸が得意。いつもにこやかで朗らかなトヨさんは、施設でも癒やしの存在。これからも元気にお過ごしください。
8カ月ぶり5回目
七尾港矢田新第一埠頭
クルーズ客船ぱしふぃっくびいなすが約300人の乗客を乗せて七尾港に寄港した。歓迎式典では、不嶋市長からの歓迎のあいさつの後、船長らに花束や記念品、乗客には七尾の特産品「干くちこ」が贈られ、歓迎ムードに包まれた。
乗客はバスで輪島の朝市や七尾の一本杉通り、能登食祭市場などを巡るツアーに参加。大分県の70代夫婦は「初めて能登を訪れた。朝市や一本杉通りを見て回りたい」と胸を躍らせていた。乗客や船員は午後11時の出港まで、能登でひとときを過ごした。
古き時代を学び、後世に伝える
田鶴浜小学校
田鶴浜地方史の会が6年生を対象に、平成20年から続けてきた地元を学ぶ歴史教室。第9期生の6年生50人は、田鶴浜の歴史や町名の由来を学習した。上島進会長が講師を務め、日本史と対比させた歴史や田鶴浜地区15町の名前の由来を話した。
児童は縄文時代から現代までの地元の遺跡や人物などを学んだ。宮本隼くんは「田鶴浜の歴史や町名の由来を勉強できて良かった」と感想を述べた。地元の歴史に触れた児童は、郷土愛を育み後世に伝える。
泥んこになって田んぼを走り回る
高階小学校
菜の花運動会の最終種目の会場は田んぼ。全校児童63人が2組に分かれ、親や先生が担いだかごに玉を入れ、その合計を競う。児童は泥の感触を楽しんだり、足をとられたりしながら元気よく田んぼを走り回った。最後の試合は、児童がかごを担いで玉を持つ親から逃げ回った。
参加者が力いっぱい走り回って耕した田んぼは、児童と地域の人が田植えを行い、無農薬の有機米「菜の花米」を作る。運動会の最後は児童全員が田んぼに向かって今年の豊作を願った。
高階地区でオンリーワンの地域づくりに挑戦
七尾市役所
地域おこし協力隊員に近藤創さんが着任し、緊張した表情で南副市長から委嘱状を受け取った。地域おこし協力隊に応募したのは、前職で航空自衛隊小松基地に勤務し、国土を守るのは農業だと思ったのがきっかけ。
農業は未経験の近藤さん。高階地区で各種団体と連携して農業を軸とした地域づくり活動を行うために、まずは地区の活動や行事に参加して地域になじみ、農業を学ぶ。「オンリーワンのものを高階に残せるように取り組みたい」と意気込んでいた。