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市内で行われた活動やイベントを紹介します
七尾・氷見合同交通安全県境キャンペーン
安全意識の向上で事故のないまちづくり
能越自動車道県境パーキング(仏島側)
両市が合同でキャンペーンを行い、警察署や交通安全協会、有磯小学校と灘浦小学校の児童などが参加した。両小学校の代表が「お互いの協力と交流を一層深め、交通事故のない安全なまちになるよう取り組んでいきます」と元気に交通安全を宣言した。
参加者は、能越自動車道を走行するドライバーに交通安全を呼び掛け、チラシやマスコットを手渡した。交通量が増え、事故の危険が高まっている能越自動車道。住民やドライバーの安全意識の向上によって、事故のないまちづくりを目指す。
105歳お誕生日おめでとうございます
堀まさのさん
介護老人福祉施設
千寿苑
国下町に生まれ、施設に入所する100歳ごろまで大病もなく元気に過ごしてきたまさのさん。5人の孫、9人のひ孫の子守りのほか、裁判の調停員や婦人会の会長も務めるなど、家族や社会のために献身してきた。
孫の堀和彦さんは「とても手先が器用で、95歳ごろまで手作りのさるぼぼのお守りを警察署に寄付するなど、人のために尽くしてきた人です」と語った。近所でも「さるぼぼのおばあちゃん」の愛称で親しまれているまさのさん。これからも、お元気にお過ごしください。
七尾中学校校歌を収録
開校に向けた準備が進む
御祓中学校
平成29年4月に開校を予定している七尾中学校の校歌が完成した。元教諭の橋元道彦さんが作詞作曲を手掛け、国分寺や赤蔵、小丸山など校区や七尾市をイメージする歌詞がつづられている。
2年生70人は2日間という短期間で歌詞を見なくても歌えるまで一生懸命練習し、収録に臨んだ。福永麗子さんは「難しい歌詞だけれどきちんと歌えた。七尾のことが歌われているところが好き」と新しい校歌の印象を話した。収録した音源は御祓、朝日、田鶴浜の各中学校で、練習に利用される。七尾中学校の開校へまた一歩近づいた。
人権擁護委員に感謝状の贈呈と委嘱状を交付
人権擁護に尽力し、次世代に引き継ぐ
七尾市役所
平成13年4月から人権擁護委員を5期15年間務めた濵田陸子さん。長きにわたり地域の人権活動に尽力したとして、法務大臣からの感謝状を不嶋市長から手渡された。濵田さんは「人権をわかりやすく説明する方法をみんなで考え、寸劇にするなど新しいことに取り組んできた」と活動を振り返った。
またこの日、2期目の米田喜茂さん(能登島地区)、新任の平山恵美子さん(能登島地区)に委嘱状が交付された。4月から3年間、人権の相談や啓発、被害者の救済などの活動にあたる。
田鶴浜住吉大祭
町なかを祭りムード一色に染める
田鶴浜町
戦国時代の武将長連龍が田鶴浜に本拠を構えた際、曳山で出迎えたことが始まりとされる住吉神社の祭礼が今年も行われた。神事の後、地元に伝わる曳山木遣り太鼓を田鶴浜保育園の年長児が披露し、会場を湧かせた。
豪華絢爛な飾りが施された6台(登町、東町、中町、西町、殿町、上野ヶ丘町)の曳山が勢ぞろいし、見物客の目を楽しませたほか、木遣り歌に合わせ、てこを使って方向を変える辻廻しや、「よい、よい」の掛け声に合わせ綱を引く若衆と子どもたちが、町なかを祭りムード一色に染めた。
でか山見学へ行こう
でか山を後世に残すために
御祓公民館
地域の一大行事、青柏祭のでか山を知ろうと小丸山小学校3年生54人が完成間近のでか山を見学した。児童は総合学習の授業で事前にでか山を調べ、「なぜでか山が3台あるのか」や「何人で引くのか」などを質問。でか山保存会の通則雄さんが丁寧に答えた。
その後、『止てこ』の使い方を体験。また、実際にでか山に触れたり、真下から眺めたりして構造を調べた。地海颯真さんは「止てこが思ったより重かった。でか山を知ることができた」と満足気に話した。この取り組みによって、後世にでか山が受け継がれていくことに期待したい。
ふるさと大使小室等さん
市長表敬
花嫁のれんを次世代に伝える歌が完成
七尾市役所
花嫁のれんを歌った「花嫁のれん千年の夢」が完成し、作曲した七尾ふるさと大使でフォーク歌手の小室等さんと関係者が不嶋市長を訪問。翌日行われた花嫁道中の後、オープンしたばかりの寄合い処みそぎでお披露目コンサートを開催した。
小室さんは「一本杉の皆さんとのご縁が繋がり、一緒に作った曲。楽しく作らせていただいた」と制作活動を振り返った。のれんが風にふわりと揺れる様と娘を思う母の気持ちがこもった優しい歌が、能登の婚礼文化を広く発信し、後世に伝えていく。
こいのぼりパレード
子どもたちの健やかな成長を願って
あかくら保育園
初夏の陽気の中、あかくら保育園の園児70人がこいのぼりを手に元気に地域をパレードした。自分の似顔絵や好きな絵を描いたかぶとをかぶり、吹き流しや風車で飾ったこいのぼりを高く掲げながら保護者に手を引かれ、嬉しそうに歩く園児たち。周囲にはこいのぼりの歌が響き渡った。
その後、園庭で手作りのこいのぼりを手にかけっこをし、元気にはしゃぐ姿に保護者は目を細めていた。青空を悠々と泳ぐこいのぼりのように、強くたくましく育ってほしい。