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市内で行われた活動やイベントを紹介します
日室の鎌祭り
豊穣、豊漁を願う風鎮祭
日室町
毎年8月27日に、日室町の諏訪神社で行われる神事は、県の無形民俗文化財に指定されている。神事として残っているのは北陸三県で3カ所だけ。坂口敏夫さん(日室の鎌打ち神事保存会会長)が雄鎌(おがま)と雌鎌(めがま)と呼ばれる魚の模様が彫られた鎌を神社の裏にあるタブの木に打ち込んだ。
坂口さんは「稲刈り前のこの時期に、五穀豊穣を願って行っている。また、この祭りは風鎮祭。全国的に起きている大きな台風被害も早く治まってもらいたい、という願いを込めて打ちこんだ」と振り返った。
東洋大学陸上競技部夏強化合宿
箱根メンバーを目指して
鶴の里公園(舟尾町)
今年で12回目を迎える夏強化七尾合宿に、箱根駅伝のメンバー入りを目指す10人の選手が参加した。谷川コーチは「この中から3人以上、箱根で走る選手が出るよう、夏合宿での強化を目指している」と抱負を語った。
七尾合宿は、平坦なロードコースでスピードを上げた練習ができること。そして、疲れた体を温泉や海の幸で癒すことができるというメリットがある。七尾合宿で力を付け、このメンバーの中から箱根を走る選手が出てくることを期待したい。
105歳の誕生日おめでとうございます
此内明次さん
介護老人保健施設えんやま
お祝いには妻のきみのさんをはじめ、4人の子どもが駆け付けた。明次さんは28歳で結婚し今年で77年目。これまでつれ添ってきたきみのさんも97歳で、夫婦そろってのご長寿だ。明次さんのお祝い会を開いてもらい、きみのさんが嬉しさのあまり涙をぬぐう場面もあった。
きみのさんが明次さんに「会を開いてくれて、よかったねー」と話し掛ける様子からは、仲の良さがにじみ出ていた。夫婦共に、これからも健やかにお過ごしください。
古代米アートお披露目会
藤橋町に北陸新幹線登場!
藤橋町
6月に本宮保育園園児と山田重隆さん、藤橋町早乙女会の皆さんが植えた古代米アートが見ごろを迎えた。今年のテーマは、3月に金沢開業を控える北陸新幹線。田んぼには、トンネルから出てくる躍動感あふれた新幹線が描かれた。園児らはわくわくした様子で高所作業車に乗り込み、高さ約10mから絵を見たとき「新幹線だー」と声を上げていた。園児たちの表情は、絵の全容を初めて見た驚きと、完成した喜びの笑みで満ちていた。
INAC神戸レオネッサウェルカムマッチなでしこリーグ対決!
城山陸上競技場
対戦相手は『伊賀フットボールクラブくノ一』。会場には、なでしこリーグで活躍する選手を一目見ようと、500人以上の観客が詰めかけ、大盛り上がりを見せた。
試合は1―4で、INAC神戸が敗れたが、両チームの選手がシュートをするたびに歓声がわき上がった。仲田歩夢選手は「とても良い環境で練習させてもらい感謝している。今日の試合は負けたが、自分たちの修正点に気づけることは大事。チームワーク、共通理解を深めることを目的に頑張りたい」と強化合宿への意気込みを話した。
七尾市制施行10周年
七尾城跡史跡指定80周年イベント
春風亭昇太・千田嘉博と行く七尾城跡
七尾城跡
全国各地で「城めぐり」を楽しむ昇太さんと、城郭研究の第一人者で奈良大学学長千田さんは、約130人の参加者と一緒に七尾城跡を散策した。
昇太さんは「城は、武士が攻め込むような気持ちで登った方が何倍も楽しい」と話し、足軽衣装で参加。少年のようなわくわくした表情で足取り軽く歩いていた。約5mの丘を登ったり、全国的にも珍しい保存状態の石垣を熱心に見入ったりし、七尾城跡の魅力を参加者に熱く語った。
七尾市制施行10周年記念式典
住んで良かったと思える七尾市に向かって
七尾サンライフプラザ
式典では、合併に際し特に顕著な功績があった人を合併功労者として表彰。また長年各分野で、地方自治の発展に特に顕著な功績があった人へ自治功労者表彰が行われた。
不嶋市長は「合併当初、それぞれの地域の歴史、文化を尊重し、旧一市三町の融和、一体感の熟成に努めてきた。今後、更なる飛躍に向け、住んで良かったと喜んでもらえる七尾市を目指し、全力で取り組んでいきたい」とあいさつ。最後は、参加者全員で万歳三唱を行い、これからの七尾市の発展を誓い合った。
100歳お誕生日おめでとうございます
髙山 きくゑさん
小池川原町
若い頃は農業に励み、これまで大病も患わず、元気に過ごして来たきくゑさん。長男の髙山豊さんは「今でも、かつ丼やうなぎなど私たちと同じものを何でも食べている」と長生きの秘訣を話した。
髙山家では、お祝い事に必ず飾るという花嫁のれんを背に、家族の笑顔に囲まれたきくゑさんは「ありがとうございます。うれしい」と話してくれた。これからも、元気にお過ごしください。