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日時:令和3年10月25日(月曜日)午後2時55分~午後4時15分
パトリア3階会議室3・4
南委員長、杉田副委員長、堀委員、寺井委員、芹田委員、荒巻委員、鴻野委員(計7人)
黒崎教育長、善端館長、山本副館長、奥原主幹、森専門員(計5人)以上12人
欠席者:山口委員
0人
(館長)あいさつ
(教育長)あいさつ
(委員長)あいさつ
(1)七尾市子どもの読書活動推進委員の推薦について
(委員長)
9月30日付で向委員より辞職願が出された。それに伴い改めて、協議会から代わりの方を出さなければならないが、自薦・他薦があれば、ご意見を伺いたい。ご意見がないようなので、事務局で案があれば。
(事務局)
事務局案として荒巻委員にお願いできないかと思うがいかがか。
【全員拍手】
(委員)
向委員のようにはできないかもしれないが、精一杯務めさせていただきたいと思う。よろしくお願いします。
(2)令和3年度の図書館の運営について
(事務局)
資料1、1頁事業報告から順次説明
【質疑】
(委員)
何点かある。子どもたちが参加している行事がたくさんあるが、例えば科学あそび教室や郷土探検隊は写真を見ても喜んで参加しているように見えるし、とても大事だと思う。科学あそび教室の雰囲気を知りたい。
2頁利用状況は2年度が少ないがコロナ禍だからか。
6頁教科書展示について、どの程度の方が見に来られたか、わかったら教えていただきたい。
(事務局)
科学あそび教室について、当日は19人(子ども11人、大人8人)の参加があり、ウミホタルについての紙芝居をスライドで紹介した後、実際にウミホタルを、簡易顕微鏡を使ってみるという体験を行った。参加した子どもたちも低学年が多く初めて科学的なものに触れたという感じもあり、親子で楽しく体験してもらうことができた。好評だったので、今後も継続していく予定。
令和2年度はコロナ禍で休館もあり減少している。4,5月は少なく、その後も利用者は警戒している方も多く、少なくなっている。今年度は昨年度の経験もあり、図書館の対策状況もわかって、利用は増加している。
歴史教科書の展示をしているが、名前の記帳をすることになっており、記帳されたのは2名。名前を記帳せずに見ていかれる方もいた。人数の把握は出来ていない。
(委員)
科学あそびはいいと思う。低学年の子どもが道具を使うのは実際はもう少しあとになると思うが、とても興味を持つと思うし、図書館も体験学習的なものをする一つの場として、例えば星座教室のような星のお話の会を設けてみるというのも面白いと思った。
(委員長)
今の話の中で実際に手を打てるものがあると思うので、できれば対応をお願いしたい。
(委員)
4頁巡回文庫配本(実績)について、中島小学校が9月に0冊、和倉小学校が10冊ずつと少ないのは、理由があるのか。
(事務局)
中島小学校は月がずれて10月に行く予定をしている。和倉小学校は「本はともだち号」でも巡回しており、団体貸出は特殊学級に10冊づつ貸出している。
(委員長)
場所はどこで貸出しているのか。小学校の中、グラウンドなどに行くのか。
(事務局)
3頁の「本はともだち号」として行っている場合は、学校へ書架のある車で行って、子どもたちに直接貸出を行っている。入口や玄関前などへ行く。それに対して、巡回文庫は箱で各クラスに貸出を行う。
(委員長)
人員の問題もある。体育館や講堂での貸出を行えば、もっと貸出が増えるのでは。
個人的な話だが、娘が中能登町の小学校図書室にいるが、来る子が限られてきていて、こちらから一歩も二歩も踏み出していかないとなかなかうまくいかないと言っている。これも同じだと思う。人数が足りないことについては、例えば図書委員で若干時間が空いている方にお手伝いをお願いできませんかとお願いしてみるなど、声掛けをお願いする。田鶴浜でしたらお手伝いに行きますから。ボランティアの方もいると思うので。
(委員)
新しい企画のPOPがすごくいいと思う。図書館が身近に感じるには、やはり自分が関わっているということが一つの方法。図書委員を使ってやってくださるのが面白い企画だと思う。これは国語でもこういう企画が使えるので一石二鳥だと思う。ただこれは11月で終わってしまうのか。また、どんどん取り組んでいただきたい。
(事務局)
こちらは第一弾となっており、4校(中学校2校、小学校2校)が参加している。第2弾は2月に8校(中学校1校、小学校7校)の参加を予定している。参加時期は学校に選んでいただいた。今回の参加校は東湊小、和倉小、七尾東部中、中島中。1校5~6枚で21冊展示中。23日から展示しているが、すでに何冊か貸出されており、足を止めてご覧になる方も多い。
(委員長)
それでは、これについては皆様のご承認をいただいたということで、次に進んでもよろしいか。
(委員一同)
はい。
(3)令和4年度重点目標(案)について
(事務局)
資料2、説明
(委員長)
コミュニティづくりをささえる事業というのは、なかなか大変でネットワークが広すぎるのではないかと思うが、いろいろ手を尽くして頑張っていただきたい。
活動紹介については、CATVに入っていないので様子が全くわからない。出来れば、いろいろ取った活動写真を図書館にいくつか大きくして貼りだしてもらいたい。期限を決めて、図書館が終わったら、次は中島、田鶴浜、能登島へと回して元に戻る形で。一生懸命やっているのを認めていただいて、フィードバックがあれば一番いい。一つご検討をお願いします。
(事務局)
写真については、すべてとは申し上げられないが出来る範囲で検討していく。CATVで放送した番組についてはDVDにしてもらったものを現在図書館内の大型TVで放送している。
(委員長)
利用状況はどんなものか。
(事務局)
常時放送しているが、前に置いてある椅子に腰かけて、ご覧になっている方がいる。
(委員長)
わかりました。
(委員)
学校図書館の支援について、学校司書との連携や、学校で使う資料について、もう少し連携することは難しいのか。それと、学校図書館の整備についても図書館から支援することは難しいのか。新しい学校についてはある程度整備されていると思うが、例えば和倉小の図書室は狭くて本が置けていないような状況。子どもも大人も今ある状況の中で精一杯頑張って利用しているが、今後もう少し整備できるよう予算的なものなど方向性はどうなのか。教えていただきたい。
(事務局)
図書館としての協力は、石崎小、和倉小は利用が多く、ともだち号と配本によって協力している。リクエストがあった場合、移動図書館車の本は学校を優先しており、並行読書についても、図書館だけでなく各図書室も協力して資料を提供している。単元が重なる資料については、司書さん同士でもお互いに融通を聞かせて貸出している。ただ県立図書館の閉館に伴い、そちらを利用していた分については、今後さらに支援をしていく必要はあると考えている。
(教育長)
実は和倉小に11年前に1年間在籍していたことがあるが、図書室はそのころに比べてとても素敵になっている。学校司書たちが環境づくりにとても努力している。子どもたちが居心地のいい場所にしていだたいていることに感謝している。ただ、蔵書の数についてはもっと増やしていく必要があると思っている。学校からの要望や、市内小中学校の状況をみたときにどのくらいの割合になっているかも見ながら予算を立てていかなければと思っているので、そのあたりご意見いただければと思っている。
(委員)
ブックスタートについて、2、3人お子さんがいたとして、いつも違う本になっているのか。年齢に応じたリストもとても大切だと思う。
(事務局)
毎年ブックスタート連絡会において、なるべく重ならないように選書しているが、10年経っているので、重なった場合は予備の絵本の中から交換して、そういったことがないようにしている。
(委員)
令和4年度の郷土探検隊が中島編となっているが、具体的な内容がわかれば。
(事務局)
時期は秋を予定。場所はこれまで、田鶴浜、旧七尾、能登島と順番に回っており、中島については、これまでも民話の場所を巡るツアーを行った実績もあるので民話で取り組むか、演劇堂などの施設もあるのでそちらで取り組むかはこれから準備する。
(4)その他・七尾ふるさと文庫館について
(事務局)
資料3を順次説明
(委員長)
スタートしてみないとわからないことがあるが、国分寺公園との関係はあるのかないのか。
作家の作品中心となるとは思うが、どこかで調整しないといけないと思うが、そこは上手にやっていただきたい。
一覧を見て沢山の作家がいて知らない人が多くて勉強になった。知らいない方も多いと思うのでこれを機会に宣伝していただきたい。
パネルの案はあるのか。
(事務局)
許諾を得られた写真と略歴などを併せて展示する予定。杉森先生に関しては、幼少のころからのパネルを作成し展示予定。
(委員)
ミュージアムとの住み分けというか、コラボ、連携を取った方がよいのでは。もしかしたら、こちらの方が来やすいかもしれない。大変魅力的な空間になると思う。
作家一覧に、知っている人が入っているのでいいと思ってみていた。三井さん、出崎さん、竹内さん、宮下さん、、、こういう方々が紹介されていてよいと思う。抜けている人がいるのでは。室屋佳子さんも本を書かれているし、教育研究所から「おじいちゃんのおはなしぶくろ」という本も出ている。
ぜひ成功させていただきたい。
(委員長)
貴重な意見があったので、活かしていただきたい。
議題は終了した。
このあと、一言ずついただきたい。
(委員)
中島図書室の閉館時間が午後5時だと、仕事をしている保護者は行けない。午後6時にできないか。開館を一時間遅くして、閉館を一時間遅くというのは警備の関係で難しいのか。
(事務局)
図書室はコミセン管理になっているので、蔵書等は図書館だが、運営についてはコミセンと一体的なものになっているので、コミセンの開館時間と一緒になっている。現状はなかなか変更は難しい。
(委員)
能登島に図書館らしきものがない。ニーズがないのか。図書室らしいものはあるが。もう少しどうにかならないか。
(事務局)
実は、合併協議会で図書館の在り方を協議した経緯の中で、能登島さんは文化センター的なものを考えていたらしく、その中に新たに図書館を設けるとしていた。それが実現しなかったということで、現状のような形になったようである。現状、移動図書館での巡回や要望があれば、対応している。
(委員)
矢田郷は午後6時まで開館しているのか。利用者のニーズに沿ったものを。今後の検討課題として前向きにお願いしたい。
(事務局)
そちらも午後5時までです。
(委員長)
矢田郷を突破口にして出来ないものか。週に2回から始めるとか。
いろいろあるが、やってやれないことはないのでは。曜日を区切るとか。市からも持ちかけてもらうことで出来ないか。地域の人が喜ぶ方向に持っていっていただきたい。ご検討を。
(教育長)
協議会で沢山のご意見が出たことは当然のことながら報告したいと思う。
(委員)
お話し会も止まっているが、だっこだっこのおはなし会も職員さんが行っているが、ずっとないのか。
(事務局)
4月に職員が対応する形で再開した。乳幼児対象ということで他のお話し会よりも慎重に対応を検討した。ボランティアの方へお願いするのは、今後の状況を見て、改めてお願いする予定。
(委員)
3年生から読書の質を高めるために、読み応えのある本に関わらせたいと思っている。そのときに3年生向けの短編が集まったシリーズが古いままなので、中学年をターゲットにした本を購入のための予算があればと思う。読むためにも体力がいる。
(委員長)
大人にも絵本を楽しんでもらうことが必要。子どもたちの関心は広いので、あまり限定しないでほしい。
それでは、これで審議はすべて承認ということで。
(副委員長)
閉会あいさつ
以上