タイトル:七尾里山里海百景

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概要

七尾湾を中心とした豊富な資源から漁師町としても栄え、また能登らしい固有の農業文化も育み守られてきた、七尾市の里山里海の百の景色を紹介する電子ブックです。

ふっくらと焼き上げられるちくわ治40年(1907)、近海で獲れる鱈たら与商店」として練り物屋を創業し、明の後、明治時代に、杉野屋与作が「杉現在の「スギヨ」の始まりである。そに「杉與」の屋号を使い始めたのが、すぎよて漁業を営んでいた杉野與作が、幕末江戸時代、七尾で定置網の網元としの製造も盛んに行われている。では、漁獲された魚介を使った練り物湾に面し、漁業が主要産業である七尾「天然のいけす」とも言われる七尾七尾の海の幸から生まれた食品練り製品ねせいひん注文してから数分で揚げたてが楽しめると呼ばれ、おめでたい席での料理だけ渦巻きが美しい巻きかまぼこは赤巻き巻きかまぼこが主流である。赤と白のぼこを魚のすり身に巻いて蒸し上げるであるが、七尾では、皮状にしたかまこというと、板のついたものが一般的かまぼこが多く作られている。かまぼまた、七尾では、ちくわの他にも、は、100年の歴史を誇る定番の品だ。朴な製法で製造・販売を始めたちくわや雑魚のすり身を竹串に巻いて焼く素産業七尾里山里海百景034がらの製造方法で作られる練り物も多「魚河岸浜揚げ安治」では、昔なた昆布巻きも浸透している。さらに、かまぼこの外側に昆布を巻いでなく、日々の食卓に彩りを添える。ぼう天やはんぺんを食すことができる。食祭市場」では、店先で揚げたてのごある味わいが楽しめる。また、「能登く残っており、懐かしくあたたかみの赤巻きと昆布巻き参考文献―書籍『図説七尾の歴史』(七尾市)「近現代の七尾」P 158『図説七尾の歴史と文化』(七尾市)「中世」P 44―ホームページ『スギヨ』(スギヨ)場所スギヨ本社/七尾市西三階町10号4-1地図へ能登食祭市場/七尾市府中町員外13-1地図へ40