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令和6年元⽇に発⽣した能登半島地震により、⼤きな被害を受けた七尾美術館ですが、多くの皆さんのご協⼒により、昨年9⽉開催の開館30周年記念・震災復興祈念「⻑⾕川等伯展〜帰ってきた国宝・松林図屏⾵〜」にて、1年9カ⽉振りに再開館を果たしました。
当館は能登地⽅唯⼀の総合美術館として、能登ゆかりの作品などを幅広く収集し、今年3⽉現在で収蔵品は900点を超えています。その中でも、開館以来「⻑⾕川等伯」と並んで当館の中⼼的存在として紹介してきたのが「池⽥コレクション」です。
この度、令和7年度に当館が開館30周年を迎えたことと震災からの復興祈念として、新たに52点の作品を寄付していただきました。
今回の寄付は、これまでに寄付をいただいた美濃焼や九⾕焼の充実に加え、当館初となる縄⽂時代の⼟器、弥⽣時代の銅鐸、古墳時代の⼈物埴輪、奈良時代の百万塔陀羅尼といった歴史考古資料に加え、明治〜昭和時代前期に活躍した洋画家の⿊⽥清輝・佐伯祐三・松本竣介・⼭本芳翠・浅井忠などの油彩画も含まれ、まさに池⽥コレクションの集⼤成ともいえる内容です。
そこで、今までにいただいた作品から新たな寄付作品までを紹介する展覧会「池⽥コレクションの魅⼒新発⾒」を前期・後期に分けて開催します。池田⽂夫⽒が⼼を引かれた1点1点を、⼤切に収集してきた池⽥コレクション。ぜひこの機会に、その魅⼒を新発⾒していただければ幸いです。
七尾市出⾝の実業家・池⽥⽂夫⽒(1907〜87)は、岐⾩県⼤垣市を拠点に経済⼈として活躍する⼀⽅、美術をこよなく愛し、⽣涯にわたり数多くの美術品を収集しました。
没後の昭和63年、遺族より125点の貴重な作品が市に寄付されたのが「池⽥コレクション」の始まりです。その後も当館の節⽬ごとに新たな寄付をいただき、内容も⼀層充実が図られました。「池⽥コレクション」は当館の歴史とともに「成⻑し続けた」ともいえるでしょう。
⾔葉に尽くせない名品の数々を七尾にご寄付くださいました池⽥家の皆さまに、⼼より御礼を申し上げますと共に、今後も「七尾の宝」として⼤事に後世に伝えていきます。
前期:「桑造⽊象嵌飾棚」氷⾒晃堂1949年
前期:「炭焼⼣⼭図」川合⽟堂1949年
前期・後期:「⿊唐津沓形茶碗」桃⼭時代
後期:「滞船」佐伯祐三1926年頃
後期:「袈裟襷⽂銅鐸」弥⽣時代中期
後期:「織部切落⼿鉢」桃⼭時代
後期:「青手八つ手図小菊散文輪花形台鉢(古九谷)」江戸時代前期
8月2日(日曜日)まで
【休館日】毎週月曜日、7月21日(火曜日)
ただし、7月20日(月曜日・祝日)は開館
【展示内容】今までに寄付いただいた作品
8月7日(金曜日)~9月13日(日曜日)
【休館日】毎週月曜日
【展示内容】今回新たに寄付いただく作品全52点を一堂に七尾で初公開します。