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更新日:2025年6月5日

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開館30周年記念・震災復興祈念
長谷川等伯展~帰ってきた国宝松林図屏風~

平成5年に「能登地域唯一の総合美術館」として開館した石川県七尾美術館は、今年で開館30周年を迎えました。震災により臨時休館が続いていますが、秋に再開館を予定しています。
当館は、開館以来、七尾出身の長谷川等伯(1539年~1610年)を重要なテーマと位置付け、開館の翌年から「長谷川等伯展」を毎年開催してきました。今年は日本水墨画の最高傑作との呼び声高い等伯代表作の国宝「松林図屏風」(東京国立博物館蔵)を特別公開する予定です。

今年の長谷川等伯展はここが見どころ!

1.20年ぶりに「松林図屏風」を七尾で公開

「松林図屏風」が七尾で初めて展示されたのは、平成17年のことでした。所蔵先以外ではめったに公開されることのなかった同作品ですが、東京国立博物館の格別のご高配により展示が実現しました。
当館開館10周年と新七尾市誕生を記念して開催されたこの展覧会は、2週間という短い期間でしたが、約5万7000人もの来館者があり、七尾の街が大いに盛り上がりました。

2.震災により救い出された等伯作品を紹介

令和6年能登半島地震は能登各地に甚大な被害をもたらしました。
本堂は倒壊したものの、金庫に入っていたため無事だった「日蓮聖人像」(珠洲市・本住寺蔵)や、同じく崩壊しかけの本堂からご住職によって救い出され、当館で緊急的にお預かりした「日蓮聖人坐像」(七尾市・本延寺蔵)などを展示します。

 

本展は、開館30周年を記念する展覧会として、震災前から準備を進めていました。
震災により出品の取り消しも心配されましたが、所蔵先の皆さんからは「頑張ってください」「もちろん協力します」というありがたいお言葉をいただきました。そこで、震災後に内容を一部変更し、震災現場から救い出された能登時代の作品を加え、「震災復興祈念」として開催することとしました。
能登・七尾はまだまだ復旧・復興の途中ではありますが、少しでも感動や元気を届けられるよう、「長谷川等伯展」の開催を目指して努めて参ります。

展覧会情報

会期:9月20日(土曜日)~10月16日(木曜日)(予定)
休館日:9月30日(火曜日)、10月7日(火曜日)、14日(火曜日)
観覧料:一般1000円(900円)・大学生350円(300円)・高校生以下は無料・()は20名以上の団体料金

おしえて学芸員さん

工事が終わってすぐに開館しないのはなぜ?
長谷川等伯の作品など文化財を公開する美術館・博物館施設は工事が終わっても、文化財にとって有害な物質が基準値を下回るまで「枯らし期間」を設けなければなりません。

問い合せ七尾美術館電話番号53-1500

お問い合わせ

所属課室:企画振興部広報広聴課

〒926-8611石川県七尾市袖ケ江町イ部25番地

電話番号:0767-53-8423

ファクス番号:0767-52-0374

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