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9月7日(土曜日)、8日(日曜日)
場所:能登演劇堂
日本大学で演劇を学ぶ学生が中島町で作品製作を行う「ノトゲキ」の特別上演が行われ、熱のこもった芝居で観客を楽しませた。
披露されたのは昨年上演された「銀河鉄道の夜」をリメイクしたもので、舞台が装置の故障で使用できないため、展示ホールや屋外を使うなど工夫を凝らし、新たな物語が繰り広げられた。
昨年に引き続き出演した大久保佑南さんは「恩返しの気持ちで来たが、逆に元気をいただいた」と話した。
9月7日(土曜日)、8日(日曜日)
場所:田鶴浜体育館
金沢武士団は練習拠点としていた田鶴浜体育館で復興支援試合に臨み、地域住民に勇姿を届けた。7日は八王子ビートレインズ(東京都)と対戦し勝利を収め、8日はしながわシティBC(東京都)と熱戦を繰り広げた末に敗戦した。
ミニバスケットボールチーム「田鶴浜ヒート」の堀田秀幸ヘッドコーチは「田鶴浜でまた試合をしてくれたことに感謝とおかえりなさいという気持ち。子どもたちもプロ選手のプレーを間近で見ることができて良い刺激を受けた」と笑顔を見せた。
9月14日(土曜日)
場所:中島体育館
海上自衛隊東京音楽隊が被災者に心を安らげてもらおうと開催した復興コンサートに、約700人が訪れた。
隊員たちは「祈り~espoir~」「愛の賛歌」「情熱大陸」などを披露し、観客はこれまでの自衛隊の支援に感謝しながら大きな拍手を送った。
中島中学校3年で吹奏楽部に所属する髙山風夏さんは「音楽隊が奏でる演奏にパワーをもらった。これからも音楽を続けていく励みになった」と笑顔を見せた。
9月24日(火曜日)
場所:中島町中島
11月に皇居で行われる新嘗祭への献上米を刈り取る「御抜穂式(おんぬきほしき)」が開かれ、関係者約50人が参列した。
今年は震災や酷暑、大雨などによる米の不作が心配されたが、献穀者の木下源蔵さんは粒の大きな出来の良いコシヒカリを育て上げた。式では、多くの人が見守る中、「刈乙女(かりめ)」を務める市内の中学生5人が丁寧に一部の稲を刈り取った。
木下さんは「この献上がさまざまな困難に直面している能登地区の農業者の希望になれば」と話した。