ホーム > 市政 > 広報・広聴 > 広報ななお(12月号発行) > 広報ななお2024(令和6)6月号テキストブック版 > 15ページ(みんなの笑顔)
ここから本文です。
市内で行われた活動やイベントを紹介します。
5月22日(水曜日)場所:中島町中島地内
11月23日の宮中行事「新嘗祭(にいなめさい)」に献上する米の御田植式が市では9年ぶりに行われ、関係者約100人が集まった。
式では、献穀者である木下源蔵さんの水田に早乙女姿の5人が横一列に並び、豊作を願いながらコシヒカリの苗を丁寧に植えた。木下さんは「これから精魂込めて米の管理に努めたい。この献上が被災した農業者の希望の光になれば」と話した。
米は9月下旬に収穫予定で、精米5合を10月下旬に実施される献穀献納式で皇室に納められる。
5月26日(日曜日)場所:小丸山城址公園愛宕山相撲場
震災後、能登地区では初開催された大会に、七尾市と中能登町の小学生27人が出場した。
学年ごとの個人戦は3年生がトーナメント、それ以外はリーグ戦で競い、団体戦は低学年の部と高学年の部に分かれ、各校でチームを組み競った。児童たちの元気な取り組みに、観客からは熱い声援が送られた。
個人戦6年生の部で優勝した小丸山小学校の辻井こころ君は「県大会も優勝し、全国大会出場を目指す」と次の大会へ向けて抱負を語った。
5月29日(水曜日)場所:石崎小学校
花の世話をし、成長を見守ることで児童が優しさと思いやりの心を育むことを目的に、七尾人権擁護委員協議会は3種類の花苗120本を贈呈した。
6年生25人は、出島茂弘七尾部会長から花苗の植え方を説明されると、マリーゴールド、インパチェンス、ベコニアの花苗を丁寧に植え、優しく土をかぶせた。
花苗を植え終え、児童を代表して山藤未桜さんが「周りの人や自分を大切にしてこれから生活したい」と共に作業をした11人の委員へ伝えた。
5月29日(水曜日)場所:能登島曲町
能登島小学校の3年生13人が茶摘み体験を通じて、地元の魅力を学んだ。茶畑を管理する株式会社金沢茶舗の織田勉さんが講師を務めた。
児童たちは、能登島で育てた茶葉の特徴や摘み取り方などを教わった後、競うように茶葉を摘み取り「楽しい」と笑顔を見せた。
体験後には、織田さんが児童からのさまざまな質問に応じ、能登島に茶畑を作った理由を「すてきな景色が決め手」と話すと、児童たちは熱心にメモを取るなどして学びを深めた。