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世界を手で見る、耳で見る目で見ない族からのメッセージ-
堀越喜晴/著毎日新聞出版/刊
今年創刊100年を迎えた点字新聞「点字毎日」に2011年から8年間にわたり連載された記事の書籍化。全盲の言語学者が、日々の生活の中で感じたことを、ユーモアを交えて語るエッセイ集です。
71歳、年金月5万円、あるもので工夫する楽しい節約生活
紫苑/著大和書房/刊
「ひとりシニア、フリーランスのため、年金はわずか月5万円」という著者が、コロナ禍で始めた節約生活。お金を使わなくても楽しめる工夫とアイデアが著者の日常と共に紹介されています。
だっこだっこのおはなし会(乳幼児向け)
日時は11月14日(月曜日)午前11時から
かみしばい劇場(幼児から小学生向け)
日時は11月19日(土曜日)午前10時30分から
土ようおはなし会(幼児から小学生向け)
日時は11月26日(土曜日)午後2時から
新型コロナウイルスの感染状況により、今後の予定が変更になる場合があります。最新情報は市立図書館へお問い合わせください。
昨年11月から、この「よもやま話」がスタートし、1年間続けてきましたがいかがでしょうか。毎回、思いついた内容を市民目線で書いており、これからも気軽に読んでいただければと思います。
今回は、少し硬い話かもしれませんが、私が常日頃意識している「目的」と「手段」について思うところです。
皆さまも感じるところがあると思いますが、目的を達成するため、必要な行動や手段を繰り返しているうちに、その目的を忘れて、手段が目的になってしまう。
家族を養うために働いているはずが、家族を犠牲にして仕事を優先にしたり、例えが相応しいかどうかは別として、道路の危険を防止して安全で円滑な交通を図るための交通ルールが、違反を取り締まることが目的になっていないかと感じたりします。
身近なところで「お金」の話をすると、労働や生産で得た対価である「お金」を、衣食住などの「もの」や趣味、サービスなど、ほかの価値に換える交換手段であるはずが、お金を増やすことが目的になってしまう。
税理士をしていたときに、相続税の申告に関わる機会がありました。ぜいたくをせず、つつましやかな生活をし、蓄えた預貯金が数千万円。相当の相続税が課税されます。預貯金することが悪いとは言いませんが、元気な間に使えば良いのにと思います。
日本国内では国民が貯めに貯めた預貯金などが約2,000兆円と言われています。
「お金」は有効に使うからこそ、価値がある。そう思うのは私だけでしょうか。