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学校給食の内容充実や調理技術の向上のために行われた、第60回石川県学校給食調理コンクールの自由献立の部で七尾市チームが最優秀賞を受賞し、黒崎教育長に報告した。
小丸山学校給食センターの三宅章子さんは「能登白ネギや能登豚などを使い、減塩してもおいしく食べられるようにした和食献立です。デザートには能登島りんごを能登産のブルーベリージャムとヨーグルトで和え、カルシウムや鉄分を補うようにした」と地場産物にこだわった献立を説明した。
七尾市ゆかりの作家や漫画家の作品などを集めた「七尾ふるさと文庫館」が、市立図書館内の一角をリニューアルしてオープンした。式典で茶谷市長は「七尾は文化のまちと言っても過言でないくらい多くの作家がいる。たくさんの人に知ってもらいたい」とあいさつ。石崎町出身の漫画家宮下英樹さんも同席した。
式典後は、宮下さんのトークショーとサイン会が開かれ「歴史が苦手だったから、分かりやすい歴史漫画を書こうと思った」と制作秘話を明かした。
今春、七尾市から自衛隊に入隊する予定の松井直統さん、三和聖さん、桜井蓮太さん、奥井広之さんの激励会が開かれ、関係者が新たな門出を祝った。茶谷市長は「厳しい訓練に励み、安心安全な国造りのため尽力することを期待します」と励ましの言葉を送った。
陸上自衛隊に入隊予定の松井さんは「立派な自衛官になれるよう、勉学や訓練に励みます」と力強く抱負を語った。4人は国民の安全を守る使命感に満ちた表情を見せ、決意を新たにした。
七尾高校第16期生の大星正嗣さん(伊能忠敬研究会石川県支部会員)ら3人が、「伊能図」完成200年を記念して発行された、冊子「伊能忠敬加能越を測る」を20冊寄付した。伊能忠敬の生涯や、測量隊がたどった当時の能登・加賀・越中の足跡などが収録されている。
大星さんは「伊能忠敬の偉業を、将来を担う子どもたちに知ってほしい」と話し、黒崎教育長は「冊子を通して、子どもたちには伊能忠敬のように挑戦する気持ちを持ってほしい」と感謝した。