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4年生60人が講師の松井隆夫さんをはじめ、市ろうあ協会、手話サークルの「積木の会」や「たけのこ」の協力の下、聴覚障害者とのコミュニケーション方法やあいさつなどの手話を学んだ。市福祉課が手話を知り、手話で会話する楽しさを子どもたちに感じてもらうため実施した。
スマホやカタツムリなど、身振りと同じ手話があると知った児童たち。松井さんは「聴覚障害者にとって手話が一番のコミュニケーション方法。ぜひ家族に広めて」と実体験を交えて手話の楽しさを伝えた。
大和町出身で藤橋町の川端家に嫁ぎ、3人の子宝に恵まれた恭子さん。5年程前まで自宅で過ごし、現在は、施設で穏やかに過ごしている。新聞を読むことや文字を書くことが好きで、年賀状は2年程前まで自分で書いていた。
誕生日を前に行われたお祝いの会では、施設から手作りの表彰状や市からの花を受け取とり「皆さんの応援のおかげでここまでこられました。ありがとうございます」と笑顔で感謝した恭子さん。これからも元気にお過ごしください。
小島町の高台に建設された、七尾警察署新庁舎の竣工式が行われた。新庁舎は、耐震基準の1.25倍以上の強度で建設され、受水槽には最大3日間生活できる水量が確保でき、午前0時間連続稼働が可能な非常用自家発電設備を設置するなど、災害時の防災活動拠点としての機能を確保する。
谷本正憲知事は「新庁舎になっても管内の治安維持のために結束し、七尾市や中能登町の皆さまの期待と信頼にしっかりと応えていきたい」とあいさつした。
2日目に記念シンポジウムやパネルディスカッションなどが行われ、茶谷市長は「能登の里山里海への理解を深め、次世代へしっかりと引き継いでほしい」とあいさつした。
国連食糧農業機関のチュー・ドンユィ事務局長らは、認定後10年の取り組みと成果、今後の展望について講演した。47軒の農家民宿からなる「春蘭の里」(能登町)代表理事の多田真由美さんは「景観や民宿などの保全・継承が課題。長期滞在や宿泊体験から、田舎の生活を知ってほしい」と話した。