ホーム > 市政 > 広報・広聴 > 広報ななお(災害広報第2号発行) > 広報ななお2021(令和3)年9月号テキストブック版 > 10~11ページ
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七尾人権擁護委員協議会が能登香島中学校に、人権の樹「ドウダンツツジ」と標柱を贈呈した。成長する様子に触れて生命のすばらしさや尊さに気付いてもらうことや、人権の理念を深めてもらうことが目的。
同協議会副会長の橋場美貴さんは「力を合わせて命を大切に、やさしい思いやりの心で育ててください」と話し、生徒会副会長の片倉樹杏さんは「これからもいじめのない学校を目指します」と力強く誓った。
能登沖で取れた「能登ふぐ」の唐揚げが給食に登場し、全校児童100人が地元の海の幸に舌鼓を打った。能登ふぐ事業協同組合が、能登ふぐの消費拡大を図り、子どもたちに地元の食材を味わってもらおうと、市内の小中学校に提供した。
能登ふぐのから揚げは好評で、最後まで1つだけ大事に残しておく児童もいた。6年生の白井那波君は「フグは毒を持っていて、あまり食べないイメージだった。こんなにおいしいことを知れて良かった」と話し、満足気だった。
「福祉のこころ」や「思いやり・やさしさのこころ」を持って実習に臨むことを目的に福志式が行われ、田鶴浜高校健康福祉科の2年生36人が福祉への志を新たにした。
凛々しい表情で学校長からエプロンを戴く生徒たち。「誓いの言葉」を高らかに唱和し、代表して荒橋結茉さんは「失敗を恐れず積極的に見て、行動して学び、一つでも多くのことを実践し身に付けたい」と誓った。生徒は、県内17施設に分かれ、20日間の実習に励む。
七尾港整備・振興促進協議会が海運業、漁業、港湾関係事業者などの海の安全を祈願し、海上安全祈願祭を行った。同協議会の役員や関係者25人が参加した。
同協議会会長の茶谷市長は七尾港に寄港した海上自衛隊の護衛艦おおよどの出航に触れ「七尾の海や港が海上自衛隊をはじめ、ここにいる関係者の皆さまの努力で守られていることに改めて感謝します。今後もご尽力をお願いしたい」とあいさつ。参加者は一人一人玉串を捧げ、海の安全を切に願った。
3年生58人が思い思いの相手に暑中見舞いの手紙を書き、プレイルームに設置された簡易郵便ポストに投函した。七尾郵便局の川口正光(まさみつ)総務部長から郵便物の届き方などを学び、大きな機械が素早い動きで消印を押し、地域ごとに仕分けされることを知った。
児童を代表して山本美月さんは「コロナ禍で大切な人に会えないけど、うれしいと思う手紙を書きたい」と感謝を伝えた。児童は手紙が届くことを楽しみにしていた。
東京五輪の聖火リレートーチが園児に披露された。年長児と年中児は本物のトーチを手に「きらきらして宝石みたい」と目を輝かせた。6月1日に和倉温泉湯っ足りパークで行われた聖火リレーの代替えイベントでランナーを務めた辻孝夫さんが園から依頼を受け協力。
園児たちは、オリンピックや聖火についての話を聞いた後、先生が手作りしたトーチで聖火リレーを楽しんだ。年長児の西端千和ちゃんは「オリンピックを見ようと思う」と胸を弾ませた。
いしかわ交通安全iビジョンの普及活動に合わせ、交通事故防止のキャンペーンが行われた。舟山修七尾警察署長は「子どもたちが夏休みに入るので、横断歩道での思いやりの啓発をお願いしたい」とあいさつした。
七尾鹿島交通安全協会と女性ドライバーの会の15人が、運転手に「横断歩道では歩行者に思いやりを持って運転してください」と注意喚起し、うちわやタオル、バッジの啓発グッズを渡して交通事故防止を呼び掛けた。
わんぱく相撲石川大会で団体3位の成績を収めた七尾チームの3人が、茶谷市長と黒崎教育長に全国大会への出場を報告した。
東湊小学校6年生の岩﨑小哲(こてつ)くんは「どんな大きな相手にも攻めて、悪い成績を残さないように頑張ります」、石崎小学校5年生の小山孝太くんは「チームの足を引っ張らないようにします」、朝日小学校4年生の中村舷喜(げんき)くんは「1位を目指します」と抱負を語った。10月31日に両国国技館で開催される全国大会へ向けて、さらに強くなるため練習に励む。