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長年にわたりそれぞれの分野で尽力された方々が、栄誉に輝かれました。
小島町
元小島町三丁目町会長
昭和59年から25年間小島町三丁目の町会長を務め、地域活動に尽力。妙観院の住職や中学校の教員を兼務しながら、町会が一つになる方法を常に考えていた。町会長になったきっかけは、青壮年会「三睦会」の初代会長を務めたことだと話した北原さん。三睦会会員が何度も自宅に集まり、地域住民が参加したいと思える行事などの意見を出し合ったと当時を振り返った。長年町会長を続ける上で「人と話すときは見下すような言葉にならないよう気を付けていた」と謙虚さを見せ、現在も地域のよき理解者として西湊地域づくり協議会の相談役を務めている。
下町
元海上保安官
昭和54年から約38年間、七尾海上保安部をはじめ、新潟県や金沢市、富山県などの各保安部で海上保安官として勤務。巡視船艇に乗船し、警備や救難業務などに従事した。全国各地に行き、人間的に視野が広くなったと振り返った溝口さん。「無事に勤務できたのは、職場の先輩や後輩、家族、何より妻の支えがあったから」と周囲への感謝を口にした。危険と隣り合わせの業務を経験し「人生1回限り。与えられた命を大切にしてほしい。人生の分かれ道があっても自分の道へ進んでほしい」とこれから多くの事を経験する若者に向けてエールを送った。