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更新日:2019年2月5日

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人びとナナイロ

子どもの声でにぎわう稽古場にしたい
七尾能登島相撲クラブ 総監督 新﨑 修さん

平成14年から子どもたちに相撲を教えている新﨑修さん。「集中、集中!頑張れよ!」と稽古場に総監督の厳しい声が響く。稽古は週3回、小学1年生から中学3年生までの13人を教えている。30年以上の歴史がある七尾能登島相撲クラブ(旧能登島相撲教室)は、以前は能登島小学校の空き教室を利用して作られた室内相撲場でのみ稽古が行われていた。土俵のひび割れがひどく使えなくなっていた能登香島中学校の室内相撲場が、平成29年10月に改修され、稽古場は2カ所に。能登島以外の稽古場ができたことで、市内全域の子どもが通うようになった。教え子の中には、昨年6月に愛宕山相撲場で行われたわんぱく相撲七尾・中能登大会での優勝、準優勝や全国大会での優勝という好成績を残す子もいる。稽古場には大相撲で活躍した地元力士の写真が飾られ、新﨑さんは「これからここに何枚も写真を増やしたいね」と稽古をする子どもたちに期待の眼差しを向ける。

「5人兄弟の末っ子で、祖父も父も兄弟もみんな相撲をやっていた」と相撲一家で育ち、自分自身も中学生から相撲を始めた新﨑さん。教え始めたのは41歳のときで、当時クラブで相撲を教えていた地元の先輩から誘われたことがきっかけだったと当時を振り返る。「今は子どもが減ったけど、指導者も減った。でもありがたいことにここに来てくれる子がいる。相撲をやりたいという子どもがいる限りやめるわけにはいかない」と毎回指導に熱が入る。

「子どもが勝つのを見ることはもちろん、辞めずに通い続けてくれることが何よりうれしい。難しいのはやる気を出させること。昔は子どもが泣くほど怒ったこともあったけれど、最近は怪我をしないように注意する以外はあまり怒らないようにしている」と喜びの裏にある苦労を語る新﨑さん。子どものやる気を伸ばそうという思いが届いているからか、子どもたちは真剣ながらも楽しそうに稽古に励んでいる。

相撲人口が少しでも増えてほしいと願う新﨑さんの今の目標は、男女問わず子どもをさらに集めて稽古場をにぎやかにすること。今も指導を続けているのは、相撲への恩返しだと話す。「最近の子は昔からみると体が小さくなった。それでも一生懸命やってくれている。自分も相撲をしていて、勝っていろんな人に会ったりいろんな場所に行ったり、いい思いをたくさんした。子どもたちにも同じ思いをさせてあげたい」とクラブに通う子どもたちと相撲への思いを熱く語り、稽古場に新たな教え子が増えることを待ち望んでいる。

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所属課室:企画振興部広報広聴課

〒926-8611石川県七尾市袖ケ江町イ部25番地

電話番号:0767-53-8423

ファクス番号:0767-52-0374

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