本文へスキップします。

ここから本文です。

更新日:2018年7月5日

1~7ページ

1ページ

広報ななお
七尾ごころ
平成30年(2018年)7月号No.166

地域に吹き込む新たな風

2ページ

若い力、外からの視点で地域に元気と希望を。
地域の未来に挑戦する

地域おこし協力隊は、平成21年度から始まった国の制度で、都市部から過疎地域などへ移住した人が地域住民と協働で地域課題の解決に取り組むことで、その地域への定住や定着を図るものです。平成29年度現在、997自治体で4830人の隊員が地域おこしに携わっています。
市は平成24年3月に施行した、まちづくり基本条例の制定をきっかけに、市民が主役のまちづくりを推進するため、平成24年度から地域での担い手育成や課題整理に向けた仕組みづくりに本格的に動き出しました。外から来た若者の斬新な視点を地域の活性化に生かそうと、県内で最も早く地域おこし協力隊制度を導入し、現在3人の隊員が活動しています。
隊員の活動任期は最長で3年です。限られた時間でそれぞれが温めている企画や思いを形にするためには、地域の皆さんの協力が必要になります。隊員と一緒に地域の未来を考え、挑戦し、新しい風を吹き込みましょう。

地域おこし協力隊導入の効果

地域おこし協力隊

  • 自身の才能や能力を生かした活動
  • 理想とする暮らしや生き甲斐発見

地方公共団体

  • 行政ではできなかった柔軟な地域おこし策
  • 住民が増えることによる地域の活性化

地域

  • 斬新な視点(よそ者・若者)
  • 協力隊員の熱意と行動力が地域に大きな刺激を与える

もっと知りたい!地域おこし協力隊

平成29年3月末現在、隊員の約7割が20~30歳代で、約6割が活動した地域に定住しています。隊員には生活拠点と住民票を移すこと以外に、地域活動に意欲と情熱を持って取り組むことが求められます。七尾市は、受け入れ団体を地域づくり協議会とし、協議会は受け入れまでに地域の課題をまとめ、居住環境や住民によるサポート体制を整えるなどの準備をします。

3ページ

崎山地区
新田恭平さん

崎山地区の今

全住民のうち65歳以上の人が43%と高齢化率が高い地区。
地域資源を活用して魅力を創出しようと、空き校舎のグラウンドを利用し、崎山いちごブランドの復興に取り組んでいます。

「ここは豊富な海の幸と山の幸が両方味わえて、人も温かい。前田利家が訪れた観音崎や三室の古墳、鵜祭りなど歴史が深くて伝統も大事にしとるし、本当に良いとこねんぞ」と生まれ育った崎山の魅力に胸を張る崎山地域づくり協議会長の松本米治(よねはる)さんと事務局長の山﨑時春さん。小中学校が閉校し、介護が必要な高齢者は日に日に増えて、地域が衰退していく様子を黙って見ていられなかった2人。住民を巻き込んだまちおこしに力を入れるため、協議会で視察や研修会に行ったり、話し合いの場を設けたりして、地域の課題や魅力を整理してきました。松本さんは「皆さんからはたくさん良い案が出てくるし、ここにはいろんな分野で腕に自信のある人がたくさんおる。ただ、高齢者ばかりで動ける人がなかなかおらんのや。違った目線を持った、行動力のある若い力が欲しいなとずっと考えとったわ」と地域おこし協力隊の受け入れを決めました。山﨑さんも「私らの年代で地域の活気を取り戻さないと、これからもっと地域から人が流出してしまうかもしれん。私らもあと何年動けるか。もっと老いた時に今より住みやすいまちであってほしいから、新たなまちづくりは自分たちのためでもある」と力が込もります。
6月4日に地域おこし協力隊として着任し、妻の恵さんと1歳の悠真(はるま)くんと3人で鵜浦町に移住した新田恭平さん。恵さんが七尾市出身で、祖父母宅があった崎山地区には移住前から家族でよく訪れていたそう。趣味の釣りを楽しむうち、海の美しさや魚のおいしさに心ひかれ、次第にここで暮らしたいと思うようになった新田さん。住んでいた愛知県では待機児童が多く、悠真くんを保育園に預けて働きに出られないと恵さんが悩んでいたことも、移住の決め手となりました。
鵜浦町の空き家に引っ越し、新生活を始めて一番驚いたのは悠真(はるま)くんの変貌ぶりです。「おとなしかった息子がわんぱくになったことに驚いています。今まで狭い家で暮らしていたので、広くなった家で思う存分動けるからですかね。外遊びも多くなって、あっという間に小麦色になりました」と目を細めます。松本さんも「今まで暗かった空き家に明かりがともって、子どもの声が聞こえるのはうれしいね。近所の人も気に掛けとるし、まちの宝もんやわいね」とまち全体の歓迎ムードを喜んでいます。新田さんは「まずは地域の人に顔を覚えてもらって、皆さんのお手伝いをしながら地域のことを知ろうと思います。任期を終えても定住して、外から人を呼び込めるイベントや仕掛けを皆さんと楽しみながら作っていきたいです」と話し、クレーン運転士や重機オペレーターの経験を生かした除雪や手付かずの山の整備にも意気込んでいます。恵さんも「以前の仕事を辞めて七尾に来てくれたことにとても感謝しています。一人で子育てしなければというプレッシャーも和らぎました。子どもが遊べる場所が近くにできるといいですね」と、新田さんの挑戦を笑顔で応援していました。

【写真】

崎山地域づくり協議会事務局長 山﨑 時春さん
地域おこし協力隊 新田 恭平さん
崎山地域づくり協議会長 松本 米治(よねはる)さん

(写真説明)

住民有志で崎山いちご復興プロジェクトに取り組む崎山地区。東湊小学校の児童も栽培に協力し、崎山灯台まつりでは大好評につき即完売しました。

(写真説明)

広々とした新居で生活を始めた新田さん家族。悠真(はるま)くんと散歩をしていると、近所の人が車を停めて声を掛けます。

4ページ

中島地区
本谷智子(ほんたにともこ)さん

中島地区の今

若年層が流出し、地域産業や伝統行事の継承が課題に。中島地域づくり協議会は能登かきの産地としての啓発や「演劇のまち」の振興を通して、地域の魅力向上やにぎわいの創出に取り組んでいます。

昨年9月1日に地域おこし協力隊として着任し、中島町上畠に移住した本谷智子(ほんたにともこ)さん。祖母と両親、農事法人を営む弟夫婦と一緒に6人で暮らしています。小松市出身の本谷(ほんたに)さんは、幼い頃から祖父母宅があった釶打(なたうち)地区によく訪れ、大阪の阪神百貨店に就職後も、夏と冬の休暇を利用し、定年を機にふるさとへUターンした両親を訪ねてリフレッシュしていたそうです。「景色の美しさ、何もしない時間の有意義さを味わううち、いつかここで暮らしたいと思うようになりました」と次第に中島町への移住を思い描くように。その頃、百貨店のバイヤーとして日本の物作りの良さを伝えようと生産の現場を渡り歩いていた本谷(ほんたに)さんは、後継者不足に悩む地方の現実を目の当たりにします。「良い商品を途絶えさせないために何ができるか考え続けていましたね。百貨店で売れれば売り上げで作り手に貢献できるし、注目を浴びて仕事自体に興味が湧く人も出てくるかもしれない。そう思って地域の魅力と共に商品の素晴らしさを発信するイベントを百貨店で開催しました。現地の声を聞いたり、そこで活動する地域おこし協力隊と一緒に仕事をしたりするうちに、私も自分が好きな場所でこんな仕事がしたいと思ったんです」と隊員に応募するまでを振り返りました。
着任して1年目は地域を知るためにさまざまな行事に参加した本谷(ほんたに)さん。中島町には外から人を呼び込める可能性があると言います。「ロングラン公演の駐車場整理を手伝ったんですが、全国各地から訪れる車のナンバーを見て、演劇堂の素晴らしさを感じました。能登かき祭りに来た人もみんな笑顔でしたし」と地域の魅力に自信たっぷり。また、今年1月には同世代で横浜市から家族で移住した葛西晴子さんと、能登かきを食べられる店や直売店をまとめたマップを作りました。「デザイン系の仕事経験がある葛西さんに協力してもらいました。2人ともカキが大好きで、生産者の人を応援したいという気持ちを込めました」と話し、現在はホームページやキャラクターのラインスタンプの制作に向けて構想を練っているとのこと。「いずれは訪れた人がゆったりと過ごせるようなゲストハウスを開業したいですね。地元の人が当たり前にしている畑仕事や祭りなどが都会の人にはすごく新鮮なので、田舎暮らしを体験できるメニューも取り入れられたらいいなと。この地域の素敵な空間を味わってもらえる一番良い方法だと思いますし、地元の人にとっても良い刺激になると思います。この豊かな暮らしを途絶えさせたくないので、地元の人が活躍できる場を作っていきたいと思います」と中島町への愛着を込めて話しました。

【写真】

カフェ遊帆 黒瀬 めぐみさん
地域おこし協力隊 本谷 智子(ほんたに ともこ)さん
葛西 晴子さん

(写真説明)

本谷(ほんたに)さんと葛西さんが出会うきっかけとなった西岸(にしぎし)のカフェ前で。ヨットハーバーでのイベントも企画中です。

 

(写真説明)

中島中学校旧校舎と旧中島公民館への感謝イベント「キャンドルナイトin中島」を解体前に企画。地域の風景を残したい気持ちは、地元出身者に引けを取りません。

 

中島かき子・中島菜々子

葛西さんと考えた能登かきと中島菜のキャラクター。かわいい七尾弁でかきマップの説明をしています。

5ページ

高階地区
任田和真(とうだかずま)さん

高階地区の今

小学校の閉校や保育園の休園など地域コミュニティの場が少しずつ減り、地域活力の維持が課題に。たかしな地区活性化協議会は今年度、移住希望者が体験宿泊できる移住体験住宅の取り組みをスタート。住民の交流の場としての活用も目指しています。

4月2日に地域おこし協力隊として着任し、池崎町に移住した任田和真(とうだかずま)さん。移住前は、世界各国を航海しながら巡る国際交流NGO「ピースボート」で働き、地球を2周した行動力の持ち主です。小松市出身の任田(とうだ)さんは教員を目指して上京し「世界を回っておもしろいことが話せる先生になりたい」と大学を卒業後、南半球を船で巡る旅に出ます。特に印象的だったのは、南アフリカ共和国でホームステイした時のこと。「世界一治安が悪いといわれている地域で、現地の人とサッカーや習字などで交流しました。貧困や犯罪が多いというイメージとは裏腹に、現地の人は本当に心が温かい人ばかり。これまでの価値観が崩れました」と世界の国々での経験や、人との出会いに夢中になっていきます。
移住を思い描くようになったのは妻の祥子(しょうこ)さんとの結婚がきっかけです。「世界中を回っていろいろな文化や価値観に触れて、自分たちで自分たちらしい暮らしを探していかなければと思ったんです」と3年間でやりたいことを話し合った2人。祥子(しょうこ)さんの「田舎に住みたい、2人で住みたい、孫の顔を親に見せたい」という3つの願いを全て叶えようと、2人で以前から気になっていた能登を何度か下見に訪れました。移住を決断させたのは池崎町の空き家との出会い。夫婦で暮らすにはちょうど良い3DKの平屋を地域の人に紹介され、家の中も見ずに直感的にここにしようと決めたそうです。
移住後は移住者同士の交流や若手創業者とさまざまな事業に携わり、七尾は新しいことに挑戦できる場所だと感じる任田(とうだ)さん。今は高階への移住者が地域に馴染みやすくなるよう、町ごとの慣例や風習をまとめた『集落の教科書』の制作に向けて動いています。「ある限界集落での先例から、移住者に定住してもらうには良いことも悪いこともちゃんと伝えなければならないというところに共感しました。教科書の必要性を感じてもらうために、若い世代も巻き込んで、高階の未来を話し合う機会を設けていこうと思います」と意欲を見せます。各町で聞き取った情報を地区全体で共有することで、互いの町を理解し一体感が生まれることも期待できるとのこと。たかしな地区活性化協議会事務局長の坂口初男さんは「彼は経験豊かで、バイタリティーもあるので期待しています」と太鼓判を押し、地域の人たちも任田(とうだ)さんの声掛けに快く応えてくれていると話しました。任田(とうだ)さんは「高階は助け合いの精神もあって、良い人ばかり。若い人全員と友達になってみんなで楽しいことがしたいですね。僕が楽しく暮らしていることを発信することで田舎暮らしのネガティブなイメージが変わり、お金持ちじゃなくても豊かに暮らせるという選択肢を都会の人に提案したいです」と力を込めて話しました。

【写真】

地域おこし協力隊 任田 和真(とうだ かずま)さん
たかしな地区活性化協議会事務局長 坂口 初男さん

(写真説明)

7年間で全国から12人が移住した高階地区。移住者の受け入れに力を入れています。

(写真説明)

新居に引っ越した任田(とうだ)さんと妻の祥子(しょうこ)さん。たかしな地区活性化協議会の宮崎吉春会長をはじめ、まちの人たちから温かい歓迎を受けて喜びもひとしおです。

 

集落の教科書

京都府南丹市日吉町世木(せぎ)地域で作られた集落の教科書。冠婚葬祭や区費など地域のルールが載っています。

 

6、7ページ

能登島地区
小山基(はじめ)さん

平成27年6月に地域おこし協力隊として着任し、能登島地区の地域活動に従事してきた小山基(はじめ)さん。
任期を終え、妻の明子(さやこ)さんと大地くん、恵音(あやね)ちゃんの4人家族で能登島に暮らし続けることを決めました。
任期中に活動を共にしていた能登島観光協会青年部の石坂淳会長とこれまでの活動を振り返り、今後の抱負を伺いました。

能登島に移住するまで

小山

東京の会社に務めていた頃に、小笠原諸島に赴任することがあったんです。そこで「あるもので自分の暮らしを作る」という島の人の暮らし方に、生きる強さを感じたのが移住を思い描いたきっかけです。もともと海や山など自然豊かなところで暮らしたいと思っていたので、以前から興味があった「うれし!たのし!島流し!」(以下島流し)という能登島で田舎暮らし体験ができるプログラムに家族で参加しました。運営を担う青年部の皆さんが元気に活動する姿や、食べ物のおいしさ、何より島の子どもたちが自分の子どもと遊んでくれたことが心に残って移住を決めました。景色が良くて食べ物がおいしいところはたくさんあるんですが、人と人との関係が良いところはあまりないと思ったんです。

活動を振り返って

小山

自分が取り組みたいと思っていた体験型の観光が地域に合うかどうかを知ろうと、1年目はいろいろなところに顔を出しました。受け入れ団体の地域づくり協議会の事務局の方と、空き家や地域の独居者の情報など地域の現状を見える化できる地理情報システム(GIS)の活用に取り組んだことも大きな成果です。自分自身はもちろん、地域の皆さんも島の現状を理解する機会になったと思います。

石坂

活動を共にすることが決まってからは、小山さんがプレッシャーを感じたり抱え込んだりしないように、きちんと面倒を見ていこうと青年部の仲間とサポートしてきました。他の移住者と違って距離感の近い関わり方をしてきましたが、初めはどう関わるのがいいか悩むことも多かったですね。隊員として何かをやろうとする気持ちは伝わってきたし、よく頑張ってくれていたと思います。

小山

2年目には「島の酒プロジェクト」に一緒に取り組みました。島流しに着目した能登町の数馬酒造の社長さんから、能登島のお酒を作らないかと提案があったんです。それから島流しで田植えをしていた島流し農園で酒米を作ることにしました。

石坂

もともとうちの田んぼで、イノシシに荒らされたり、管理が大変だったりで、いつやめてもいいかなと思ってたんです。でも今は島流しで人が集う場でもあり、酒米を作るための場所でもあるから、私らの活動の象徴みたいな大事な田んぼですね。

小山

青年部の皆さんが農家さんにも酒米作りを一緒にやらないかと声を掛けてくれて、1年目は一升瓶換算で860本作りました。おかげさまですぐに売り切れました。

石坂

能登島という名前を付けるからには、いろんな人に関わって欲しくて。初めは6軒の農家に協力してもらったけど、島みんなでやってるって実感はまだないし、これからもっと広げていきたいですね。自分で作ったお酒には、何とも言えない思いを抱くもんなんですよ。島流しの参加者の手も加わってますし、いろんな人が関わることでお酒の価値が上がる。10年20年と続けていくことが大事なので、長く愛されるお酒に育てていきたいね。

小山

島のどの民宿に行っても置いてあったり、島の人がよそに行って自慢してくれたりするお酒にしたいですね。

地域の風習や人付き合いで悩んだことは

小山

青年部の皆さんのサポートがあったので特にありませんでした。やる気のない人を無理に巻き込むのではなく、やってくれそうな人を教えてくれるので、活動はしやすかったです。

石坂

私たちも世代間ギャップで悩むことはありますけどね。人間関係は日々勉強です。いろんなところに顔を出したり、上下関係を大事にしたりして培って築くもの。人との触れ合いがない生活はもったいないですよ。

小山

初めに住んだ家の大家さんが釣りに連れて行ってくれたり、草刈り機の使い方を教えてくれたりして。地域の集まりにもよく連れて行ってくれました。近所の人も魚や野菜をくれて、人にはすごく恵まれています。

これからの活動に向けて

小山

今後力を入れたいのは、外国人観光客の受け入れです。日本の人口が減る一方で、外国人観光客は増えています。飽和状態の金沢に比べて、能登を訪れる人はまだ少ない。安く受け入れるのではなく、適正な価格で地域の人も喜んで受け入れられる仕組みを考えています。私はノトノオトという事業を立ち上げて、島の暮らしを体験できるプログラムを実施していますが、外国人は日本の伝統的な文化や暮らし方にとても興味があります。能登島の年配の人は、山の物や海の物を食べて昔ながらの生活を当たり前にしている人が多いんですが、外国人が見に来るほどすごいことなんだと地元の人に分かってもらいたい。体験型プログラムに幅広い世代の住民が関わることは、住民間で暮らしの知恵を継承できる機会にもなります。

石坂

昔は姑さんからお嫁さんに伝えるという、次世代につなぐ自然なサイクルがあったんですよね。島の人もサラリーマンが今後増えていくと思うけど、伝えたい島の暮らしを維持できるかが課題かな。次の世代がなかなか育たないので、農家は減り民宿も店を畳むところが増えるかもしれない。観光として島の良いところをアピールするのは良いですが、移住を希望する人には現実も知ってもらいたいね。

小山

実際住んでみると、農家さんや漁師さんの苦労を思い知りました。草刈りは大変だし、イノシシに荒らされるし、機械は高くて壊れやすい。本当の暮らしは体験だけでは伝わらないかもしれないけれど、知ってもらうための第一歩にしたい。能登島にお金を落とすという点でも、体験型プログラムは重要だと思います。

石坂

任期を終えてこれからが大変やと思うけど、今までと同じ付き合い方で協力していきたいね。これからは能登島のためにって看板を背負わんくても、大黒柱として家族を守って、地域の活動にもちゃんと参加してくれれば十分地域のためになっとると思うよ。みんな小山さんの子どもはもう島の子やって思っとるし、子どもが大きくなって同窓会したとか聞けたら嬉しいよね。子どもがこれから島で得ていくものに価値があるんじゃないかな。

【写真】

能登島観光協会青年部会長 石坂 淳さん
ノトノオト代表 小山 基(はじめ)さん

お問い合わせ

所属課室:企画振興部広報広聴課

〒926-8611石川県七尾市袖ケ江町イ部25番地

電話番号:0767-53-8423

ファクス番号:0767-52-0374

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?