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市内で行われた活動やイベントを紹介します
100歳のお誕生日おめでとうございます
西島かしくさん
介護老人保健施設えんやま
和倉町に生まれ、嫁ぎ先の能登島で25年間教壇に立ち、退職後も保育園で働くなど、子どもの育成や指導にあたってきた西島かしくさん。11月1日に100歳を迎え、家族や職員、入所者から祝福の歌と拍手が送られると、感極まった様子で何度もうなずき喜びに浸っていた。
めいの堀睦月さんは「働き者でとても辛抱強い人です」と、教師時代は約1時間かけ徒歩通勤していたかしくさんの印象を話した。
施設でも新聞を毎日読み、色鮮やかな塗り絵を仕上げるなど活動的なかしくさん。これからも元気にお過ごしください。
100歳のお誕生日おめでとうございます
辻みさをさん
特別養護老人ホームあっとほーむ若葉
盤若野町に生まれ、東三階町に嫁いだ後は7人の子宝に恵まれ、大変働き者だったみさをさん。11月5日に100歳の誕生日を迎え
、お祝いの会が開かれた。大勢の人に祝福されたみさをさんは「今日はありがとうございます」と真っすぐな言葉で元気に感謝を伝えた。
施設の入居者や職員らと「みなとヨイサ」を上手に踊ったみさをさん。四男の辻秀雄さんは「100歳は夢だと思っていた。こんなに元気に迎えられてうれしい」と支えてくれる皆さんに感謝した。これからも元気にお過ごしください。
赤いかっぽう着隊が里山里海をガイド
のと鉄道ふるさとツアー
のと鉄道七尾から穴水間
能登の良さや元気を発信するグループ「赤いかっぽう着隊」が企画する里山里海ふるさとツアーに市内の園児約40人が参加した。能登の未来を担う園児に、のと鉄道の車窓から眺める自然や人、歴史などを伝え、素晴らしい地である事を知ってもらいたいと企画。
自分で切符を買い列車に乗り込む園児。赤いかっぽう着隊会員やのと鉄道の職員から、田鶴浜建具の組子や中島の郵便列車など、各駅にちなんだクイズと手遊びなどで地元の事を教わった園児は、楽しくふるさと愛を育んだ。
ともに歩もう市民のつどい
みんなで広げるしあわせの和
フォーラム七尾
12月4日からの人権週間を前に、人権や男女共同参画社会への関心と理解を深めることを目的に開催された。七尾市人権擁護委員によるミニ人権教室の後、男女共同参画をテーマにした4コマまんがと川柳、人権擁護に関する標語・作文の表彰式が行われた。
講演会では元教師でエッセイストの宮本延春さんが、壮絶ないじめなどで苦境に立たされながらも、人との出会いの中で新たな目標を見つけ、努力を重ね教師となったエピソードを披露。ユーモアを交えた宮本さんの心に響く講演に、会場は笑いと感動に包まれていた。
第8回児童環境学習活動
7カ月の環境学習活動取り組み
キックオフミーティング
七尾市と中能登町の15の小学校が、自分たちの住む地域の環境を調べ、保全活動を行う環境学習が始まった。
各学校代表の6年生が、今年の活動テーマや取り組みの内容などを発表。
児童たちは7カ月間、保護者や地域を巻き込んで学習に取り組む。
実践活動発表会
7カ月間、地域の山や海、川などを調査してきた児童。地域の環境を学び保全活動に取り組んだ活動記録作品を制作し、その発表を行った。
環境学習から学んだことを多くの地域の人に知ってもらおうと、自分たちの活動を新聞やチラシなどで情報発信したことや、地域の人に呼び掛け一緒に保全活動に取り組んだことなどが発表された。
能登の里山里海を後世に残そうと、児童は自分たちができることを継続的に実践してきた。一人一人が環境を守る意識を持つことで、環境保全が進み、地域の明るい未来につながる。