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市内で目撃情報が相次いでいます
ツキノワグマ(以下クマ)は、本来山の中で生活するおとなしい動物です。しかし近年、里山の自然環境が変化し、人家の近くでも出没しています。
山に餌が減る夏や、冬眠に入る前の秋にかけてクマの出没が増える恐れがあります。
クマの特性を知り、クマによる事故を防ぎましょう。
7件(4月1日から7月4日現在)
場所は大野木町、三室町、湯川町、鵜浦町、能登島祖母ケ浦町、能登島半浦町です。時は夕方から夜にかけてです。
七尾警察署
電話番号
53-0110
農林課
電話番号
53-8422
クマが出没したときは次の手段でお知らせします。
屋外スピーカー
市ホームページ
ケーブルテレビななお
市フェイスブック、ツイッター
インフォメールななお
登録方法の詳細は
インターネット「インフォメールななお」で検索
県のホームページで出没情報を確認できます
インターネット「石川県 ツキノワグマ 防止」で検索
体長120センチメートルから145センチメートル
体重40キログラムから130キログラム
視力
あまり良くない
聴力
非常に優れている
嗅覚
かなり敏感、人の気配も嗅いで識別できる
食べ物
雑食性。山菜や木の実などの植物が主食です。
特技
鋭い爪で木登りができます。100メートルを7秒台で走るほか、泳ぎも得意です。
活動時間
夏は朝夕に活発に活動します。春と秋は昼もよく活動しています。夜間に人家の近くにやってくることもあります。
クマ・イノシシの成獣と人間の比較(参考)
胸に白い輪のような模様があります。
一頭一頭形が異なり模様がないクマもいます。
イノシシとクマを見間違えることがあります。
クマと比べ、イノシシは頭がとがっていて、足首のあたりが細くなっています。
クマのエサになるものを取り除く
残飯や生ごみなどを捨てない。
コンポストをしっかり管理する。
柿や栗は早めに収穫し、落ちた実などを放置しない。
キャンプや釣りなどで出たごみは放置せずに持ち帰る。
墓の供え物は持ち帰る。
見通しを良くする
クマの隠れ場所となる可能性のある家の周辺や通学路の草やぶなどを刈り払いましょう。
クマの出没情報を確認する。
山や茂みに入るときは単独行動を避ける。
鈴や笛、ラジオなどを身につけて自分の存在を知らせる。
クマは人の気配に敏感です。音を出して自分の存在を知らせましょう。
クマの足跡やふんなどの形跡がないか周囲に注意する。
見通しの悪い場所には入らない。
クマの行動が活発な明け方や夕方の行動は避ける。
遠くにクマを見つけたら
静かにその場を立ち去りましょう。
至近距離で遭遇したら
落ち着いて、クマの動きに注意しながら、静かにゆっくりと後退しましょう。
大声で叫ぶ、死んだふり、走って逃げる行為はクマを刺激し、攻撃される恐れがあります。
また、子グマの近くには母グマがいます。母グマは子グマを守るために、人を攻撃することがあります
市はクマが目撃された場所に看板を設置して注意を呼び掛けています。また、クマの行動を予測し、捕獲用のおりを設置し、人への被害が起こる前の捕獲に努めています。
山や森はクマの生活場所であることを忘れずに、十分注意して行動しましょう。
農林課
電話番号
53-8422