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市内で行われた活動やイベントを紹介します
全国老人クラブ連合会会長表彰受賞
熊木長寿会
七尾市役所
中島町熊木地区の「横田・山戸田」、「谷内・宮前」、「上町」、「浜田」の4つの老人クラブが集まって昭和38年に結成された「熊木長寿会」。その長年にわたる活発な活動が評価された。
「熊木長寿会」は講師を招いた健康教室の開催など健康づくりに力を入れ、「シルバーリーダー」の4人を中心に、クラブ員以外の高齢者にも積極的に参加の声掛けを行っている。橋本哲夫会長は「参加することが健康のもと。今後もこれまで以上に活動を続けたい」と意欲を見せた。
地元の農業と食に関心を深めよう
見て、ふれて、味わって
能登島地内
中島小学校3年生が地元の農産物にふれる体験を行った。スギヨファームでカブを収穫すると「スーパーでしかカブを見たことがなかった」と言う児童も。大きなカブが取れると満面の笑みを浮かべた。「大根みたいな匂い」と話す児童につられて、ほかの児童も匂いを確かめていた。
その後、地元野菜で漬物を製造する八太郎漬本舗の工場も見学。初めて見る麹を恐る恐る口に入れ「おかゆみたいで、甘い」と驚く児童。木下優芽さんは「漬物作りは工夫していて、すごいと思った」と、関心していた。
小学生と高齢者のふれあい
思いやりの心を育む
あっとほーむ若葉
天神山小学校の4年生61人があっとほーむ若葉を訪問し、高齢者と交流した。児童たちは、おじいちゃんやおばあちゃんに喜んでもらおうと、お手玉やけん玉など昔ながらの遊びを用意。高齢者の皆さんは「昔を思い出して楽しい」と夢中になっていた。
児童たちは聞こえやすいように大きな声で話しかけたり、見ているだけの高齢者にも積極的に話しかけたりと、心配りを見せていた。石井あいさんは「楽しんでもらえてうれしい。これからもお年寄りを大切にしたいです」と話し、思いやりの心を育んでいた。
ふるさと伝統芸能子ども発表会
ふるさと愛が芽生える
七尾サンライフプラザ
七尾市では「ふるさとに誇りを持ち、将来、国際社会にたくましく生きる子どもの育成」という目標のもと、全小学校で、文化や風土を体験する学習が行われている。
その成果発表が開催され、子どもたちは、満員の会場で緊張した面持ちではあったが、元気に発表していた。今回で3回目を迎えたこの発表会は、子どもたちにとって、地域の人たちからさまざまなことを教わることで、地域への深い愛情を芽生えさせ、さらにふるさと七尾を誇りに思う機会となっている。
鵜祭り(鵜様道中)
良い年になりますように
鵜浦町
年の瀬の風物詩、鵜様を羽咋市にある気多大社へ運ぶ「鵜祭り(鵜様道中)」が行われた。雪が降る中、3人の鵜捕部が鵜宿(鵜浦町中山武則さん宅)を朝午前6時30分に出発。「ウットリベー」の掛け声が聞こえると、住民が家から出てきて「鵜様」に手を合わせた。
鵜浦町の町会長松本米治さんは「去年は約80年ぶりに鵜が獲れなかったが、今年は鵜がつかまって喜んでいる。来年はいい年になってほしい」と話した。鵜浦町の住民は、来年が良い年になるよう鵜様を拝んでいた。
沢野ごぼう料理教室
能登野菜を知ろう
御祓中学校
御祓中学校の2年生が、七尾に古くから伝わる能登野菜を、料理を通して学ぶ授業を行った。能登野菜「沢野ごぼう」のきんぴらとゴマみそ和え作りに挑戦。沢野ごぼうは普通のごぼうより太く香りが強いのが特徴。切ると香りが広がり生徒たちから「いい匂いがする」と声が上がった。
初めて沢野ごぼうを食べた、奥村瑞希さんは「普通のごぼうよりシャキシャキしていておいしい。地元の野菜なので、これからも食べたい」と話し、沢野ごぼうに関心を深めていた。
はじめまして!私たちの小丸山小学校
新校舎初登校
小丸山小学校
3学期から新校舎で学ぶ小丸山小学校の児童たちが初登校。ランドセルを教室に置き、先生と一緒に学校探検を行った。「新しい木の匂いがいいね。」、「迷子になりそう」とうれしそうに探検する児童たち。
新校舎は七尾産の木材を使い、温かみが感じられるように設計された。教室の前にはオープンスペースがあり、さまざまな授業形態に対応。岩間美結さん(5年生)は「明るくてきれい。大切に使いたい」と話した。児童たちは、新校舎でどんな思い出を作っていくのだろうか。
昔ながらの正月遊び
時間を忘れ熱中
田鶴浜保育園
田鶴浜保育園の年長児が、祖父母と一緒に昔ながらの正月遊びを体験。園児たちは、羽根つきやこま回し、かるたなどを祖父母から習い、思い思いの遊びを楽しんだ。
なかでも難しかったのは、こま回し。おじいちゃんから手ほどきを受け、できるまで何度も挑戦。上手くこまが回ると飛び上がって喜んでいた。祖父母の皆さんも「子どもたちより夢中になる」と、童心に返り楽しんでいて、自ら竹馬に乗る場面も。園児も祖父母も、時間を忘れ遊びに熱中していた。