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艶やかな衣装をまとったよさこい人約2000人(52チームうち七尾市13チーム)は、鳴子を轟かせ、一心不乱に3日間踊り続けた。一糸乱れぬ統率された踊りに、観客は釘づけとなり、演舞が終了したときには、拍手と歓声が湧き起こっていた。
なかでも、目を引く人たちがいた。祭りの運営スタッフとして参加していた能登よさこい祭りの横綱的存在、「能登國涌浦七士」の元メンバーたちだ。昨年史上初の大賞3連覇を達成し解散したメンバーたちが、縁の下の力持ちの役割を果たしていた。「みんなが踊っているのを見ると、やっぱり踊りたくなりますね。けれど、これまで踊ってこられたのもすべての人たちのおかげ。今度は自分たちが恩返しをするため裏方に徹します」。この言葉から「能登よさこい祭り」をこよなく愛する人たちがいることを実感した。
今回の大賞は、結成して3年目で早くも受賞した新星「白鷺童子」。今後「能登國涌浦七士」のように、不動の地位を築けるかが、楽しみである。