広報ななお：平成23年12月号6・7ページ

平成22年度普通会計決算のあらまし

普通会計
地方財政状況調査(決算統計)の作成要領により、一般会計に公共用地先行取得事業、ケーブルテレビ事業、墓地公園事業特別会計などを含めた会計。

平成22年度は財政の健全化を図りながら、まちを活性化させるために、交流人口の拡大や雇用対策事業に積極的に取り組みました。
平成22年度決算では、普通会計に入ってきたお金（歳入）は、337億8,448万円。そこから使ったお金（歳出）334億1,786万8千円を引くと『3億6,661万2千円の黒字』でした。財政運営の健全化に向けては、借金（公債）を決められた期限前に返済する取り組み（繰上償還）を行い、将来の負担の軽減を図りました。

今後も行財政改革を実施しながら積極的なまちづくりに取り組みます。皆さんのご理解とご協力をお願いします。

決算ポイント1　歳入・歳出額

歳入総額337億8,448万円（100%）

地方交付税地方交付税　113億926万円（33.5%）
市税　88億1,205万8千円（26.1%）
市債　42億2,350万円（12.5%）
国庫支出金　32億3,057万6千円（9.5%）
県支出金　21億2,120万4千円（6.3%）
諸収入　9億3,393万8千円（2.8%）
その他　31億5,394万4千円（9.3%）

歳出総額334億1,786万円8千円（100%）

民生費　78億6,863万5千円（23.5%）
公債費　58億9,619万2千円（17.6%）
総務費　43億8,358万2千円（13.1%）
土木費　41億7,492万1千円（12.5%）
衛生費　32億460万4千円（9.6%）
教育費　29億5,898万5千円（8.9%）
農林水産業費　16億134万7千円（4.8%）
商工費　14億6,445万4千円（4.4%）
消防費　11億59万5千円（3.3%）
災害復旧費　3億4,232万2千円（1.0%）
労働費　2億1,907万5千円（0.7%）
議会費　2億315万6千円（0.6%）

決算ポイント2　平成22年度に行われた主な事業

和倉温泉まちづくり事業　10億4,092万円

住む人・訪れる人が楽しく行き交う温泉情緒あふれる街並みを整備し、回遊性の向上を図りました。
和倉温泉観光交流センター（建物補償・用地買収・建設整備など）
市道和倉2号線ほか（設計・高質舗装・照明施設）延長650m
など

合宿拠点整備事業　964万2千円

体育施設の有効な活用の促進と和倉温泉誘客促進などの地域活性化のため、スポーツ・文化などの合宿誘致を行っています。和倉温泉運動公園でのサッカーを中心としたスポーツ合宿に助成をしました。
補助金実績：件数73件、人泊数7,645人、助成額：718万1千円

長谷川等伯没後400年記念事業　1,752万5千円

記念講演会「坂東玉三郎氏」（5月22日～23日、入場者数：550人）
長谷川等伯演劇公演事業「等伯-反骨の画聖-」（7月8日～11日、入場者数：1,446人）
記念講演会「千玄室氏」（9月5日、入場者数：1,000人）
記念講演会「茂木健一郎氏」（10月17日、入場者数：512人）

住宅用太陽光発電システム設置助成事業　568万6千円

クリーンエネルギーである太陽光発電を普及し、環境負荷の少ない社会の構築を目的に、住宅に太陽光発電システムを設置する市民を対象に、1kw当たり5万円（上限20万円）を補助しました。

補助金交付件数：30件（人）
対象システム：最大値総計127.00kw

七尾市金泉市中学生相互交流事業　390万4千円

派遣（7月26日～7月30日）
市内中学生20人と引率5人の計25人参加。金泉市の中学生と討論会や文化交流体験・施設見学など。
受入（8月9日～13日）
金泉市中学生20人と引率5人の計25人が七尾市へ。山びこ荘でキャンプファイヤ-、朝日中・東部中との交流、水族館見学、カヌー体験など。

中島地区代替水源施設整備事業　1億8,760万円

水道事業へ中島地区県水送水施設整備事業に対して2分の1出資。平成24年度完成予定。平成22年度は送水管6,779.1mを布設しました。

相馬・金ヶ崎公民館建設工事　4,312万1千円