ホーム > 市政 > 広報・広聴 > 広報ななお(5月号発行) > バックナンバー平成23年 > 12月号 > 広報ななお:平成23年12月号4・5ページ
ここから本文です。
瑞宝単光章 川村 伊佐男(かわむら いさお)さん (70歳)田鶴浜町 元七鹿広域圏第3消防団団長
田鶴浜建具の建具技能士として働きながら、36年間の消防団活動を全うしてきた。
「消防団員は、自己の危機管理ができていないと人を助けることはできない」と職人かたぎから、自分自身を厳しくして、若手の指導でもその信念で指導してきた。
消防団を離れてから約8年過ぎた今でも、「広報を見ている皆さん、火災や災害についての知識や関心を持ってほしい」と元消防団員としての啓発も忘れない。
危険業務従事者叙勲 瑞宝双光章 山田 実(やまだ みのる)さん (69歳)佐味町 元七鹿広域圏消防司令長
消防士になったきっかけを聞くと「昭和25年、ジェーン台風が来た時、消防士が自宅まで助けに来てくれたことが忘れられず、自分も消防士になろうと決めた」と話す山田さん。
消防士として、人を助ける使命感を胸に42年間勤務。その間、炎上する建物の中に飛び込み、失神する母子を救助したことで、消防長官表彰を受賞するなど、消防士としての使命を全うした。
危険業務従事者叙勲 瑞宝単光章 守友 実(もりとも みのる)さん (63歳)下町 元法務事務官
「最初は警察官になりたかったけど、体が小さいので諦めた。似た仕事に働きたいと調べて、法務事務官になった。金沢刑務所で働いた当初、受刑者の生活指導などをする業務。毎日が怖いというより、緊張の連続だった」と一般の人には見えない世界を話してくれた。
この厳しい環境の中で全うした37年間。守友さんは、退職した今でも自分自身に対する厳しい姿勢を崩していない。
このコーナーでは、まちのフレッシュさんをリレー方式で紹介します。前濱さんは前回の中島さんの紹介です。
「いつも笑顔だけは絶やさないように心がけている」という前濱さん。高校卒業後、『あおぞら薬局小丸山台店』の開局時に入社して9年目。仕事は「医療事務」だが、名刺には『コンプライアンス室コンプライアンスリーダー』という聞きなれない文字が並ぶ。同社の小丸山台店と中島店を担当し、法令や社内ルール順守の徹底、店舗運営など、アドバイザー的な仕事に携わる。「まずは自分が動き、指示を出す。うまく伝わると感謝されるのでやりがいはある」と話す。また、『薬の飲み忘れ防止グッズ』などのアイデア小物づくりが好きで、将来は開発部門にかかわれればという目標も抱いている。
「頭も体も99%が『よさこい』」と話すほど熱中するよさこい踊りでは『舞幻』のメンバーとして活躍。来年の『能登よさこい祭り』での初優勝を目指し、仕事以外はほとんどの時間をメンバーとともに過ごす。前濱さんの輝く笑顔が、七尾の元気につながることを期待したい。
よさこいメンバー募集中 (連絡先:090-5688-8552 代表の中山さんまで)
このコーナーでは、県外から市内へ転入された人の声を紹介します。
「今年の4月に転勤で七尾市に来たばかりなんですよ。嫁さんの実家が七尾で、これまでに何回か来たことがあったんですが、どうしてかわからないけど、七尾市に住むのが憧れでした。何もかもが大好き。早く七尾人になりたかった」と故郷七尾に住む私たちにとって、うれしい話をしてくれた山下さん。
「郵便配達は孤独なんです。けど、たまに出会った方からお疲れさんと言われると、すぐやる気が沸いてくるんです。よく究極のプラス志向と言われるんです」とはにかんだ。「これから忙しい時期。けど、年々年賀状を送る人が減っているんですよ。手書きで書いた一言は心に伝わるはず。私の笑顔と元気と一緒に配達しますので、年賀状をぜひ、書いてくださいね」と郵便局員としてのPRも忘れない山下さんだった。
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。