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更新日:2013年2月1日

広報ななお:平成23年12月号10・11ページ

 第6回七色の旅―七尾市観光情報かわら版―

私たちが住む七尾にある観光資源を再認識しようという企画、。第6回目のテーマはです。

七尾の海に冷たい『あえの風』が吹き、鉛色の空から地面をたたきつけるような『ぶり起こし』が鳴り響けば、いよいよ七尾市のブリ漁シーズンが到来します。私たちの生活にもなじみが深い「ブリ」。今回は七尾市で獲れるブリにスポットを当てます。皆さんはどれだけ知っていますか?

七尾のブリがうまい理由(わけ)

ブリは成長によって呼び名が変わることから、出世魚と呼ばれています。地方によって呼び名は異なり、七尾市では『コゾクラ』→『フクラギ』→『ガンド』→『ブリ』と呼ばれ、一般的には10キロ程度にまで大きくなったものを『ブリ』と呼びます。

ブリは、暖かな南の海で生まれ、春から夏にかけて対馬海流に乗って日本海を北上します。エサの豊富な北の海で栄養をたっぷり蓄えて大きく成長し、水温が下がり始める秋に再び故郷を目指します。師走の頃、脂がのって丸々と太ったブリが日本海を南下し、富山湾へとやってきます。全国各地でブリは獲れますが、七尾市で獲れる頃が最もおいしい時期というわけです。

定置網

ブリの多くは定置網で獲られます。沿岸から約1~3キロ沖に設置されている定置網は、魚の習性を巧みに利用した『待ち漁法』とも呼ばれ、自然にやさしい漁法として世界からも高く評価されています。さらに、七尾市の定置網では、獲った直後に冷海水や氷を惜しみなく使ってブリを『沖じめ』するなど、鮮度保持と品質管理が徹底されているのが特徴です。上質なブリの品質を損なうことなく市場へ出荷する漁師たちのたゆまぬ努力が、全国トップクラスの高い評価につながっています。

ブリの歴史と文化

七尾市の定置網で漁獲されたブリが、織田信長に献上されたという記録が残されているなど、ブリにまつわる約400年の歴史があります。また、お嫁さんの実家からその嫁ぎ先へブリを丸ごと1本送り、もらった側はその片身を返す『ブリの片身返し』という風習も残っています。

ブリを食す

脂がのったブリは、刺身で食べるのが定番です。その身を少ししょう油につけるだけで、脂がパッと広がり、食欲が一層増します。また、地元では大根おろしに一味をかけてさっぱりと食べるのも定番です。『かぶらずし』は有名ですが、ブリの切り身を糠漬けした『こんか漬け』、白菜の塩漬けにブリのこんか漬けを入れる『大漁漬け』など、郷土料理もたくさんあります。最近では『ブリ丼』や『ブリしゃぶ』も人気で、楽しみ方も人それぞれです。

ブリは七尾市民の生活に深く根付き、昔から今日まで変わらない冬の味覚の代表です。七尾市のブリは一級品なのです。

[問]

七尾市観光協会(七尾市観光交流課内)電話53-8424

 みんなで築こうみんなで築こう人権人権の世紀の世紀~考えよう 相手の気持ち 育てよう 思いやりの心~

12月4日(日曜日)~10日(土曜日)は第63回人権週間

人権は、誰もが生まれながらにして持っている権利で、傷つけても傷つけられてもいけない大切なものです。家庭で、職場で、地域活動で、あなたの人権は守られていますか?まわりの人の人権を守っていますか?この機会に、あなたのまわりの人権を見つめ直し、関心を持ってみてください。

人権擁護委員の皆さんがあなたをサポート!

人権擁護委員は、日常生活で人権侵害がないかを見守り、相談者からの相談に乗ったり、子どもたちへの人権教育や街頭・イベント会場で啓発活動を行ったりしています。

15人の七尾市人権擁護委員の皆さんが温かくサポートします!

人権相談を行っていますので、お気軽にお電話ください。

人権擁護委員の皆さん

森光弘、出村顯治、野口喜美子、舟田春枝、
永井志津子、三井清壯、芝田信栄、木戸光紀、
中山惠子、一花瑛子、長田享仁、國田邦子、
濵田陸子、豊原峰学、福田安史(順不同、敬称略)

七尾市役所

広報ななお16ページ市民相談コーナーを参照

金沢地方法務局七尾支局

日時 月曜日~金曜日(祝日以外)
午前8時30分~午後5時15分 電話53-1721

[問]

市民男女協働課人権くらしの相談室 電話53-1112

 平成23年度七尾市人権啓発標語作品特選 平成23年度全国中学生人権作文コンテスト石川県大会優秀賞作品紹介

七尾市人権啓発標語入選作品は、12月中に市役所本庁・3市民センター、各公民館、各小中学校に展示します。

全国中学生人権作文コンテスト石川県大会入賞作文集は、12月中に市役所本庁1階ロビーで公開予定です。

平成23年度七尾市人権啓発標語作品 特選

きずついて 初めて分かる 思いやり
徳田小学校6年 築山 雛さん

強くしよう 自分とみんなの 絆の輪
七尾東部中学校2年 木下 祐子さん

平成23年度全国中学生人権作文コンテスト石川県大会 優秀賞

題名:最近感じたこと
朝日中学校2年 児玉 南美さん

題名:心の中の人権侵害
朝日中学校3年 當山 萌香さん

題名:男女平等とは
香島中学校2年 澤井 晴輝さん

 

10・11ページのPDF(PDF:830KB)

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お問い合わせ

所属課室:企画振興部広報広聴課

〒926-8611石川県七尾市袖ケ江町イ部25番地

電話番号:0767-53-8423

ファクス番号:0767-52-0374

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