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令和2年7月16日(木曜日)午後1時30分から午後2時50分まで
フォーラム七尾多目的ホール
【委員】
奥村委員(会長)、板谷委員、岡村委員、北村委員、國下委員、小中委員、沢野委員、竹本委員、長谷部委員、干場委員
13人中10人(欠席:先川委員(副会長)、小浦委員、深見委員)
【事務局】
健康推進課:一瀬課長、松本補佐、硲補佐、前田主幹、岩本主幹、南主幹、山﨑
福祉課:川田補佐、和田
保険課:瀧本補佐
配布資料の確認
委員変更の報告
欠席委員の報告
(会長あいさつ)
1七尾市健康福祉審議会保健医療分科会について(事務局が説明)
2七尾市健康増進計画の概要について(事務局が説明)
3七尾市健康増進計画(第2次)の目標と評価について(事務局が説明)
(会長)
学童期の歯科に関わる成績が良い状態が続いている。後は生活習慣病に関わる特定健診の受診率、糖尿病やがん検診に対しては低迷しており、抜本的な方法の変更が必要ではないかと思う。
この中で、前年度と明らかに違う方法で効果が出たことはあるか。
(事務局)
明らかな効果があったところはない。がん検診の受診者は少ないが、個別でターゲットを絞って例年受診勧奨をすると受診され、手ごたえはある。
(委員)
歯科検診はがん検診と一緒に案内していて周知が難しいとあるが、今年度は個別案内するのか。
(事務局)
案内方法は昨年度同様となるが、それとは別に年代を絞ってハガキで受診勧奨を行う予定である。肝炎検査も受診率が下がっているので一緒に勧奨していきたい。
(委員)
学童期を過ぎると自分の歯科に関心がなくなる傾向にある。家族全体で話し合うことが大事で、保育園や学校に対して、歯科疾患は循環器疾患や高齢者の健康問題にもつながっていくので、関心を持ってもらいたい。
4令和2年度の主な取り組みについて
(1)生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底(事務局が説明)
(会長)
糖尿病やメタボの方の受診率は、100%まで遠い。治療を受けない理由は分かるか。
(事務局)
治療を受けない人は、自分で生活改善し様子を見たい人や、病院が嫌で行きたくない人がいるが、大半は生活改善をして次年度の結果を見たいという方である。
(会長)
そのような人に、私は「待っていても改善しない」と言っている。自分で努力しても結果を出すことは難しい。力を入れて少しでも保健指導対象者を減らすよう頑張っていただきたい。
国保以外の保険者と連携した保健指導の数が少ないが、これから伸びてくる予定か。
(事務局)
国保以外の保健指導の数が増えるかは職員の希望もあり、ここでは分からない。しかし、必要な人には継続者も含めて行っていきたい。
(2)一人ひとりの健康づくりの実践について(事務局が説明)
(会長)
若い年代から健康に興味を持ってもらう機会を今後も増やしていってほしいが、今年度は休校期間が長かったため、タイトなカリキュラムとなり、健康教育を入れることは難しいのではないか。
(委員)
日程はタイトであるが、健康や安全については省略できない。何とか形を変え、他の行事は圧縮しても健康や命にかかわることは省略せず計画的に進めていきたい。
(会長)
中高校生では、体調だけでなく精神的なものが関わってくるケースが多い。目標を失ったケースもあり、心の健康に対しても力を入れていかなければならないと思っている。
(3)生涯を通じた健康づくりの推進について(事務局が説明)
(4)健康づくりのための環境整備について(事務局が説明)
(5)その他(予防接種関係)について(事務局が説明)
(事務局)
新型コロナウイルス感染症の対応について、支援制度や新しい生活様式について広報などで周知している。今回の新型コロナウイルス感染症対策においては新型インフルエンザ等対策行動計画に基づき、七尾市新型コロナウイルス感染症対策連絡会議を開催し、情報共有や今後の対応について検討を行った。また、市の対策本部を立ち上げ、感染者の状況、市民や関係機関への周知、県の対応方針に沿ったイベント対応方針を決定するなど、取り組んでいる状況である。広報に掲載した内容について、チラシを作成し医療機関へ置かせてもらった。今後も、第2波に対応するするために、国県の動向に注視しながら、現在の体制で対応を行っていく。
(会長)
新型コロナウイルス感染症はまだ先が見えず、秋が深まるとインフルエンザが流行し大変なことになる可能性がある。今年のインフルエンザワクチン接種開始時期は例年より早い時期になっているようだが。
(事務局)
傾向から流行時期が早くなってきていることから、医師会との相談や会長からの指導をもらいながら、10月1日からとしたい。
5七尾市健康増進計画(第2次)改訂の方向性について(事務局が説明)
(会長)
七尾の若い料理人の方々が学校に出向いて料理教室を行い、素材について教える試みをされていると聞いた。そのような取り組みを取り入れると、食事というものに子供たちが興味を持ってもらえると思う。
(事務局)
食育の委員で、和倉で料理人をされている方が学校へ行ったり、食生活改善推進員が鵬学園へ行ったり、地域コミュニティセンターで親子や男性向けの料理教室を行っている。保育園や小学校では収穫体験を行っているので、引き続き現場の方で取り組んでいきたいし、状況に応じて協力等を行っていく。
6今年度のスケジュールについて(事務局が説明)
(事務局)
次回は10月初旬頃を予定している。
(会長)
例年は年2回の開催が多かったが、今年度は4回になる。
(会長)
他に何かあるか。
(委員)
新型コロナウイルス感染症の指導や啓発について制限があるが、SNSなどでの対応を考えているか。
(事務局)
若い人に対する情報発信については、独自のツールはないが、総務課防災対策室の方で登録数は2~3千人と少ないがインフォメールななおで新しい生活様式等について常時発信している。若い人はホームページを見る手段を持っているので、そこでの対応をしっかりしていきたい。予算的には確定していないが、テレワークで乳児に対する健康相談の実施を検討している。石川県では新規感染者が23日間出ていないが、今後の状況がどうなるか分からないので、相談業務は予約を取って対応していきたい。
(委員)
市民への情報発信としていろんな方法があればよいと思う。しかし、SNSの悪いところとしてフェイクニュースなどがあるので気を付けていただきたい。
(会長)
SNSは情報発信や個人の相談ツールとして使用する選択もあると思うので検討いただきたい。
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