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平成29年6月1日(木曜日)午後3時00分から午後4時05分
パトリア4階フォーラム七尾中ホール
南委員長、奥井副委員長、板谷、岩崎、岡田、奥村、狩山、川島、坂本、櫻井、佐藤、廣澤、森各委員(13名)
(欠席委員2名:鷹合、深浦各委員)
【事務局】市長、津田健康福祉部長、中川健康福祉政策室長、原田保険課長、上谷子育て支援課長、濱健康推進課長、松崎健康福祉政策室次長、健康福祉政策室員(土倉(洋)、土倉(良)、原田、高瀬、小原、和田)、松本、舩木、室矢、瀧本各主幹
平成29年度第1回七尾市健康福祉審議会資料(事前配布)
(事務局が説明)
委員4名変更の報告。
(委員長)
本審議会は、七尾市の健康福祉の重要事項に関して、審議、評価等を行う市長の諮問機関である。本年度は計画の策定があり、市長より諮問いただいた。委員には、幅広い観点でご意見を頂きながら審議していきたい。
(市長)
平成29年度第1回七尾市健康福祉審議会にご出席いただき感謝申し上げる。七尾市では、高齢化率が35.2%となり、支え手の不足等が現実になりつつある厳しい状況ではあるが、このような時だからこそ、住民の皆さんが役割を持ち自分らしく活躍出来るよう、地域での支え合いのネットワークを張りめぐらし、自助共助による福祉のまちづくりを更に推進していく必要がある。本年度は「七尾市老人福祉計画・七尾市介護保険事業計画」「七尾市障害者計画」「七尾市障害福祉計画」について3ヶ年の計画期間が満了する年度である。次の3ヶ年に向けて、新たに計画を策定する必要があり、本審議会のご審議ご意見を賜るよう諮問をさせていただいた。
(事務局)
事務局及び関係職員の紹介。本日、委員15名中、出席13名、欠席2名であり、七尾市健康福祉審議会規則第6条3項により会議が成立する旨を報告する。
(1)七尾市健康福祉審議会及び各分科会について
(健康福祉政策室長が一括説明)
(2)市長の諮問事項について
(健康福祉政策室長が説明)
今年度、老人福祉計画・第7期介護保険事業計画、第4次七尾市障害者計画・第5期障害福祉計画について策定があり、平成29年5月26日付で委員長へ諮問を行った。答申期日は、平成30年3月31日までとする。
(3)七尾市健康福祉審議会及び各分科会の概要について
(健康福祉政策室長が説明)
審議会は、保健福祉に関する諸計画の策定や、社会福祉に関する重要事項等について、総合的な観点から審議を行う。今年度は、老人福祉計画・第6期介護保険事業計画、第3次障害者計画、第4期障害福祉計画の2つについて、平成29年度末で計画期間が満了することに伴い新たに策定を行う。
(4)平成29年度スケジュールについて
(健康福祉政策室長が説明)
今年度は、計画の策定があるため審議会を4回開催し、市長への答申を行っていただく。児童福祉分科会は、公立保育園民営化の協議事項があり、3回開催を予定している。地域福祉、保健医療の各分科会は2回開催を予定している。
(委員)生活支援体制整備に向けた取り組みについて
第2層の生活支援コーディネーター3名の方は正式に決定したのか。また、担当地区や主なコーディネートの内容等、具体的な情報を教えてほしい。
(事務局が説明)
コーディネーターについては、市社会福祉協議会に委託している。28年度に第1層コーディネーターを1名配置し、市内全域を見ながらコーディネートを行った。今年度は、第2層コーディネーターを第1層コーディネーター1名の兼務と併せ3名配置し、地区担当制とした。市職員も担当地区を配置し、地域づくり協議会での福祉部会等話し合いの場にコーディネーターと共に出向いている。コーディネーターは、地域毎に支援を行いながら安全安心に繋いでいく役割がある。必要に応じて地区担当名簿を配布したいと考える。
(委員)生活・介護支援サポーター養成講座について
社会福祉法の改正により、社会福祉法人は地域貢献が一つの大きな柱となった。どの地区であっても地域に何が出来るか模索しながら頑張っている。各地区の集まりに出向き、お手伝い出来ることがないか等の確認をしている。そのような場合、サポーターに応援していただき、一緒に地域貢献が出来ればと思うので、各地区にいるサポーターの情報等教えていただきたい。
(事務局が説明)
生活・介護支援サポーター養成講座は、今年度で全地区一通り終了の予定である。また、一部の地区ではスキルアップ講座を開催しているが、地域の福祉の役に立つようなところまでいっていないのが現状である。事業所との連携によって、(サポーターが)自信はないけれど何か出来そうという気持ちになるかもしれない。地域の方と確認しながら、我々からご相談に伺う場合もあり、今後ともよろしくお願いしたい。
(委員)協議体第2層の協議事項について
各地区で地域づくり協議会が立ち上がり、行政からの指導のもと部会制とした。北大呑地区では健康福祉部会を立ち上げた。構成員は、民生委員、地域福祉推進員、町会連合会から町会長数名である。その他、地区社会福祉協議会があり、構成員が似ている中で協議体を立ち上げて、どのような効果があるのか見えてこない。同じメンバーばかりで協議体を改めて立ち上げる理由は何なのか。そして、どのような事を協議するのか。見守り等についてはこれまでにも色々話が出ている。こうなると各地区社会福祉協議会の必要がなくなるのではないか。
(事務局が説明)
協議体について、現在の位置付けは、地域づくり協議会の福祉部会を重ね合わせて解釈をしており、新たに協議体を設けようとするものではないが、地域が混乱するのも確かである。担当地区コーディネーターと市職員が福祉部会に出向く目的としては、誤解がある箇所や正しい考え方等を一緒に考えていく意向がある。児童や高齢者の普段からの見守り等、地域の実情をお聞きし、また、参集している方に地域の現状を共有していきたいのが最初の第一歩である。その後に課題があり、地域での話し合いの場を設けていく。何か役割を背負っているわけではない。出来ることから少しずつ、町の福祉を推進していく母体を福祉部会としていきたい。
(副委員長)
私の考えでは、地区社会福祉協議会は既にある中で、地域づくり協議会を立ち上げ、福祉に携わる団体があってほしいという意味で理解している。行政としては、地域づくり協議会の福祉部会がその役割を担っていただくと考えているが、地区では、各地区社会福祉協議会があまり機能していない地区では、地域づくり協議会の中で代わるものをつくっていくのか、または、地区社会福祉協議会を立て直していくのかという考え方もある。いずれにしても、行政は別のものを2つ作るという考え方でやっているのではない。説明不足もあるが、地区の話し合いの場で、コーディネーターからも説明させていただければと思う。
特になし
(副委員長)
今年度は2つの分科会において新しい計画を策定する諮問をいただいた。委員の皆様には各分科会でご審議いただきながら、よりよい計画となることを願い閉会とする。
(事務局)
次回の審議会開催日程は、11月を予定している。各分科会の進捗状況を確認しながら、委員長と相談し開催日程を調整しご案内をさせていただく。
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