国民年金

国民年金に必ず加入しなければならない人（被保険者）

• 日本国内に住所がある人
• 20歳以上60歳未満の人（自営業者、農林漁業者、無職の人、学生など）

平成4年4月から学生も20歳（誕生日の前日）になると必ず国民年金に加入することになりました。

加入のお手続き

• 会社を退職され、しばらく次の会社へ入らないとき
• 配偶者の扶養からはずれたとき

窓口へお越しになるときは、基礎年金番号のわかるもの（年金手帳または基礎年金番号通知書）、退職したことがわかる書類（雇用保険被保険者離職票など）をご持参ください。

20歳の誕生日を迎えると自動的に加入となり、後日、日本年金機構から年金手帳がご自宅へ郵送されます（厚生年金保険に加入している人を除きます）。

国民年金保険料

令和6年度の国民年金保険料は月額16,980円です。（納期限は翌月の末日です）

納付方法

日本年金機構から送付される納付書で金融機関・コンビニエンスストアで納めます。
口座振替やクレジットカード、スマートフォンアプリで納付することもできます。
なお、将来の年金を多く受けたい人は1カ月400円の付加保険料を納めることができます。

国民年金保険料は前納がお得です。

【口座振替での前納】

• 6カ月、1年度、2年度分の前納が可能です。期間が長いほど割引額が大きくなります。金額は、日本年金機構ホームページでご確認ください。

• 6カ月（4～9月分）、1年、2年前納の申込期日は、毎年2月末です。

• 6カ月（10～翌3月分）の申込期日は、毎年8月末です。

• 口座振替で前納を希望する場合は、年金事務所への申し込みが必要です。

【口座振替での早割】

• 月々の口座振替に早割（当月保険料の当月末引落し）制度があります。

• 通常の口座振替（当月保険料の翌月末引落し）は定額保険料ですが、早割（当月保険料の当月末引落し）にすると、毎月60円が割引となります。

• 口座振替で早割を希望する場合は、年金事務所への申し込みが必要です。

【現金納付での前納】

• 現金前納は1年に限らず、希望の月から年度末までの前納ができます。年金事務所へお問い合わせください。

• 1年度分現金前納する時は、4月に郵送される納付書で4月末日（末日が土日、休日、祝日にあたるときは、その翌日）までに金融機関などで納付してください。

• 2年度分現金前納するときは、年金事務所への申し込みが必要です。

保険料を納めることが難しい人へ

経済的な理由から保険料を納めることが難しい人には、保険料を免除される制度があります。

• 法定免除

1. 生活保護法による生活扶助を受けている人
2. 障害基礎年金や障害等級1・2級の障害厚生年金などの受給者
3. 国立及び国立以外のハンセン病療養所などで療養している人

• 申請免除
  全額免除、4分の3免除、半額免除、4分の1免除の4種類あります。
  （本人、配偶者、世帯主の前年所得がそれぞれ一定の基準額以下であることが条件）

• 若年者納付猶予（50歳未満の人のみ）
  （本人、配偶者の前年所得がそれぞれ一定の基準額以下であることが条件）

• 学生納付特例
  （学生本人の前年所得が令和2年度以前の申請では118万円以下、令和4年度の申請では128万円以下の場合）

年金保険料の納付状況など、詳しくは七尾年金事務所へお問い合わせください。
【七尾年金事務所】電話番号：0767-53-6511

国民年金の給付の種類

老齢基礎年金

保険料を納めた期間と免除された期間および合算対象期間（カラ期間）を合わせて10年以上あれば、65歳以上から受けられます。

障害基礎年金

国民年金に加入している間などに病気やケガをし、障害が残った場合に支給されます。ただし、保険料を納めた期間（保険料免除期間を含む）が加入期間の3分の2以上あるか、最近の1年間に保険料の未納がないことが必要です。

遺族基礎年金

国民年金の加入者または、老齢基礎年金の受給資格期間を満たした人が亡くなったとき、一緒に生活している18歳未満（障害のある子は20歳未満）の子がある配偶者、または子に支給されます。ただし、保険料を納めた期間（保険料免除期間を含む）が加入期間の3分の2以上あるか、最近の1年間に保険料の未納期間がないことが必要です。