当館では開館以来、能登唯一の総合美術館として、能登にゆかりのある作家や作品、或いは石川県にゆかりのある作家や作品を、シリーズ的に紹介してきました。
今回は石川県ゆかりの作家や作品を、2つのテーマで紹介します。
《第1展示室》〜人・街・自然の風景を楽しむ〜
古今東西、作家たちがモチーフとして選ぶテーマは様々です。今回は所蔵品の中から絵画を中心に、「人」「街」「自然」の3つのテーマで17点を紹介します。
一言で「人物」といっても、モデルにポーズをとってもらい制作したもの、日常の中の一瞬を捉えて制作したものなど色々です。また、材質や技法によっても持ち味が違います。一方、街も色んな表情を持っています。国や地域、季節や時間帯によって、時には驚く程違う顔を見せてくれます。さらに、自然は街以上に季節や天候、時間帯の違いなどをストレートに映し出します。作家たちは、時には自然の風景そのものを具象的に表現し、時にはその実体や特徴を抽象的に捉えて表現しています。
様々な表現で制作された「人」「街」「自然」の魅力をお楽しみください。
《第2展示室》〜明治から昭和の加賀・能登の画人たち〜
石川県は美術工芸の盛んな地として全国的にも知られています。その中において画人たちも、日本水墨画の最高傑作、国宝「松林図屏風」を描いた長谷川等伯や、虎の絵を得意とした岸駒などが輩出、彼らの画業や作品は長く人々に伝えられています。
本展では、そういった先人たちの後を引き継ぎながら、新たな時代の空気を取り入れて制作していった、明治から昭和に加賀・能登で活躍した画人たちとその作品21点を紹介します。 |
|

「龍田姫之図」紺谷光俊
石川県立美術館蔵 |
|

「虎図」(虎鷹図内)
多田宅兵衛
石川県七尾美術館蔵 |
|

「蘭亭曲水図」池田九華
個人蔵 |
|

「一心不乱図」高村右暁
石川県立美術館蔵 |
|

「昏」上田珪草
石川県立美術館蔵 |
|
|
|