タイトル:七尾里山里海百景

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概要

七尾湾を中心とした豊富な資源から漁師町としても栄え、また能登らしい固有の農業文化も育み守られてきた、七尾市の里山里海の百の景色を紹介する電子ブックです。

七尾湾沿岸にこんもりとした原生林が突き出る鎮守の森ている。植生は、タブノキ、ヤブツバけることなく、貴重な自然林が残されそのため、今まであまり人が手をつれてきた場所である。島神社の社叢として植物採取が禁止さしゃそう唐島と呼ばれ、古くから島内にある唐んもりと原生林が茂る小さな島が突出標高0?10mの緩やかな笠状の島は、七尾市中島町塩津の七尾西湾に、こしている。長さ約300m、幅約70m、七尾湾に突出する鎮守の森、地域の信仰により守られた原生林鎮守の森唐島神社ちんじゅもりからしまじんじゃ神社等七尾里山里海百景080鳥居を覆うようにタブノキが茂る区には、唐島神社と日面神社の唐島神社が位置する笠師保地な景観要素の一つとなっている。に広がる沿岸域・内浦の穏やかいる。さらに、能登半島の東側目印や魚付林としての機能を果たして地域の信仰を集めるとともに、航海のの森は、伐採禁止の神聖な森として、茂り、「鎮守の森」が見られる。鎮守を進むと、神社を覆うように原生林が海から伸びるように参道が続く。参道唐島神社は海岸に接した場所にあり、裏付ける重要な役割も果たしている。それらの常緑広葉樹林は、森林維持を有の財産として保護されている。また、県指定天然記念物に指定され、県民共う。価値の高い稀少な植物群落として、るのは、市内では他に類をみないといに、そのような常緑広葉樹林が群生すキの原生林が多く、海岸に接した場所塩津かがり火恋祭の際にかかげられたのぼり七尾湾に面し、参道は海から伸びている県指定天然記念物(唐島神社社叢タブ林)祭」が行われている。ストーリーを秘めた「塩津かがり火恋には、その二人が海上で出会うというているという。毎年7月の第4土曜日神」、日面神社に「男の神」が祀られ2つの神社があり、唐島神社に「女の参考文献―書籍『書府太郎上巻』(北國新聞社)P 482―ホームページ『世界農業遺産「能登の里山里海」情報ポータル』(「能登里山里海」世界農業遺産実行委員会)「景観」『石川県』「石川の文化財」『石川県神社庁』「唐島神社」場所唐島神社/七尾市中島町塩津久々浦イ64地図へ96