タイトル:七尾里山里海百景

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概要

七尾湾を中心とした豊富な資源から漁師町としても栄え、また能登らしい固有の農業文化も育み守られてきた、七尾市の里山里海の百の景色を紹介する電子ブックです。

保全活動七尾里山里海百景077一本杉公園朝市和倉温泉総湯前の朝市。観光客も気軽に立ち寄れる所の形をとっているが、物と情報の交をターゲットにした、新しい市・直売山の物と海の物が出あう場所であり、くら朝市」は、観光客や近隣の消費者まりといわれている。つまり、そこは、りされている。例えば、和倉温泉の「わ持ち寄り、物々交換を行ったことが始の販売とともに、多くの情報がやりとが、自分の畑や漁場で収穫した産物をかつての市がそうであったように、物朝市・直売所は、かつて、地域の人々対面販売方式をとる朝市では現在も、わいを見せている。流拠点でもあったのだろう。地元住民や観光客がともに利用し、賑れる。そこは地域にとっての重要な交直売所も数多くあり、そのどちらも、存方法など、さまざまな情報が交換さされている。また、朝市が固定化したり、栽培方法や漁法、食材の調理や保域ではいくつもの朝市が定期的に開催産品そのものについての情報はもとより店舗が減少傾向にある今も、七尾市もあった。多くの人々が集まることで、大型スーパーや量販店が増え、小売同時に、山の者と海の者が出会う場で地元の産品や、多くの情報が集まる拠点、朝市・直売所朝市・直売所あさいちちょくばいじょの人にも積極的に利用されている。漁あるといえる。の顔が見える安心感があるため、地元の創出や活性化にも寄与している場で中から選ぶことができ、さらに生産者朝市・直売所は、地域の新たな魅力天気に左右されることなく、多品種のえている。通じた情報が細かく提供されている。な商品開発や販売に力を入れる例も増理保存法、産地についてなど、産物をしながら地域の産品を活用した、新たっていないものの、生産者、食材の調いため、朝市や直売所をターゲットと一方、直売所は、対面販売方式をと売者側としても顧客の反応が見えやすのである。生産者と販する外からの評価を知ることができる近年では、他地域の情報や、自分たちの地域に対入る。売り手は、消費者の反応に直に触れ、魚介も手にの風土などを聞くことができる。また、れで新鮮な理方法、さらには地域の食文化や産地おり、朝採い手は、売り手から、産品の特徴や調所も増えて食材が並び、旅行者や消費者などの買近くの直売そこには、地元でとれた産物や地域のらしく、港地元のイベントに地域の人たちが産品を持って出店することも多い換の場所であることには変わりがない。師町・七尾直売所では、商品の特徴を示すPOPが掲げられ、商品一つ一つに生産者名が記される91参考文献―ホームページ『世界農業遺産「能登の里山里海」情報ポータル』(「能登里山里海」世界農業遺産実行委員会)「利用保全の取組」『ななoh!ネット』(七尾市観光協会)「見どころ」『石川県』「わくら朝市」場所一本杉公園朝市/七尾市一本杉町(冬期間以外の毎月第1・第3日曜日午前6時50分~8時)地図へわくら朝市/七尾市和倉町ワ部5番1(毎週日曜日午前7時~11時)地図へJAグリーンわかばの里/七尾市矢田新町イ部6番地7地図へ他、七尾市内