タイトル:七尾里山里海百景

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概要

七尾湾を中心とした豊富な資源から漁師町としても栄え、また能登らしい固有の農業文化も育み守られてきた、七尾市の里山里海の百の景色を紹介する電子ブックです。

石垣と瓦屋根を持つ舟の家舟小屋ふなごや景観七尾里山里海百景041黒瓦に下見板張りの舟小屋七尾西湾内は穏やかなため、トタンの舟小屋が並ぶ2艘収容できるなど、持ち主の使いやすいように様々な工夫がされている簡素に作られているものが多いが、構造の変容は、ほぼ共通している。が手漕ぎから機械に代わることによるな違いや特徴が見られるが、舟の操作舟小屋の造りには、能登各地で微妙高く、貴重な漁村風景ともいえる。存率は日本の沿岸域の中でも目立って浦などで、点々と確認される。その残登島日出ケ島のほか、西湾の中島町長ひでがしまてさまざまである。南湾の三室町や能みむろり、その大きさは持ち舟の大小によっだ。名前の通り、舟のための小屋であした措置を施している。に見られる、漁師町ならではの建築物風や波から岸や小屋を守るため、こうつ「舟小屋」群は、七尾市内の沿岸部ていることが多い。冬に吹き寄せる海漁師住宅の主屋前の海辺に沿って建崎山半島では、石垣で護岸が整備され参考文献―書籍『新修七尾市史16通史編Ⅲ』(七尾市)「近代七尾の町並みと住まい」P 46451