タイトル:七尾里山里海百景

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概要

七尾湾を中心とした豊富な資源から漁師町としても栄え、また能登らしい固有の農業文化も育み守られてきた、七尾市の里山里海の百の景色を紹介する電子ブックです。

きる。においても、その関係を見ることがでや文化を築き上げてきた。住まいの形くつながることによって、独特の生活ってきた。多くの漁師たちは、海と深得ながら、半農半漁の自給的生活を送にした里山の田畑を耕し、米や野菜をる「天然のいけす」で漁業を営み、背そこに暮らす漁師たちは、前面に広が有した小さな集落が形成されている。入り江に家々が密集した能登島曲町の町並みな曲線を描き、各入り江では、漁港を海岸線は内浦らしい、入り組んだ静かり、その中心に能登島が浮かんでいる。して楕円形のような拡がりをなしてお七尾市は、七尾南湾と西湾を中心と崎山半島に見られる作業小屋と舟着き場が一体となった空間海とともに生きる漁師の知恵が生んだ景観漁師町の町並みりょうしまちまちな景観七尾里山里海百景040とができる。った空間を見るこう小屋が一体とな理などの作業を行の舟小屋、網の修下見板張り、黒瓦したみいたばりでは、海に面して、も多く、崎山半島船を持っている家恵である。小型漁家を建てる際の知漁場に近い場所にる。これもまた、ない造りをしてい開口部を海に向け響を避けるため、き付ける潮風の影いの家々では、吹る。さらに、海沿らではの景色であいのも、漁師町な張りの家並みが多潮風に強い下見板が育まれた。また、と囲む黒瓦の景観うな、湾をぐるり集落を代表するよら、能登島まがり曲町の居を建てることかり江に密集して住地の面積が狭い入漁師たちは、平石崎漁港近くの町並み参考文献―書籍『新修七尾市史16通史編Ⅲ』(七尾市)「近代七尾の町並みと住まい」P 464―ホームページ『世界農業遺産「能登の里山里海」情報ポータル』(「能登里山里海」世界農業遺産実行委員会)「景観」50