タイトル:七尾里山里海百景

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概要

七尾湾を中心とした豊富な資源から漁師町としても栄え、また能登らしい固有の農業文化も育み守られてきた、七尾市の里山里海の百の景色を紹介する電子ブックです。

天日干しされる珪藻土のコンロ(太成工業株式会社)ここから産出する珪藻土は粘土を多ができる。この断熱効果によって火持を開設したことが発端である。に上昇しても、外側は素手で触ること土質耐火断熱レンガ国産第1号の工場し、内部が800?1000度くらい和倉温泉駅前にイソライト工業が珪藻と断熱効果の高さ。コンロで炭を燃やとを受けて、昭和3年(1928)に多孔質である珪藻土の特徴は、軽さ授が能登半島の珪藻土層を発見したこ七輪・コンロなどに加工されている。が開始されたのは、京都帝大の吉岡教焼くと硬くしまるため、断熱レンガや七尾市で珪藻土を用いた鉱業・窯業く含み、粘りが強くて形が作りやすく、生かして新たな展開が始まるかつて七尾市の主要産業をになってきた珪藻土。地域の貴重な資源を珪藻土加工品けいそうどかこうひん産業七尾里山里海百景030成工業のコンロは型を用向け、出荷している。太全国各地や台湾、タイにをつけ梱包したものを、焼く。その後、金具など分乾燥させたものを窯で込み、天日や乾燥室で十輪は練った土を型に押し成工業では、コンロや七和倉温泉近くにある露天掘りの採掘場で坂本社長レンガを製造している太くでコンロや七輪、断熱七尾市和倉温泉駅の近向の店に人気である。ったピザ窯など、本物志最近登場した珪藻土で作わる飲食店に需要があり、らのカマドは薪窯にこだになった。さらに昔なが背の低いタイプが盛んに作られるよう要が増え、テーブルにセットしやすいないコンロや七輪は、焼き肉店での需また、燃費が良くて外側が熱くならられ、用途は広がっている。多孔質を生かした土壌改良材などが作たが、断熱効果を生かした建築用材や器具の普及でコンロなどは下火となっ要産業であった。その後、ガスや電気造会社13社が軒を連ね、当時は市の重の製造会社8社、コンロ・カマドの製34年(1959)には耐火断熱レンガ戦時中は断熱材の需要が高く、昭和できるのである。ちが良く、炭の消費量を抑えることが本社長の言葉である。いたい」とは、太成工業株式会社の坂としてこれからも活用していってもらいる。そのような貴重なものを、資源所は限られてはなく出る場もあるものでい。どこにでるものではな間の力で作れが珪藻土。人る貴重なもの「自然にあが抑えられる。なので、価格いた大量生産珪藻土コンロ(太成工業株式会社)断熱レンガの製造ライン参考文献―書籍『新修七尾市史16通年編Ⅲ』(七尾市)「現代の七尾」P 608『イソライト珪藻土記念館展示パネル・パンフレット』場所太成工業(株)/七尾市祖浜町カ部22番地イソライト珪藻土記念館/七尾市石崎町ヨ部1番地地図へ36