タイトル:七尾里山里海百景

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概要

七尾湾を中心とした豊富な資源から漁師町としても栄え、また能登らしい固有の農業文化も育み守られてきた、七尾市の里山里海の百の景色を紹介する電子ブックです。

祭礼七尾里山里海百景014出御祭後、仮宮まで運ばれる神輿宮まで歩く。午後5時頃には、三島町その後、各町代表等が神輿に伴い、仮みこし会長等が参集し、しゅつぎょ出御祭が営まれる。三島町、寿町、桜町、南藤橋町)の町町、一本杉町、阿良町、木町、魚町、いて、氏子総代や10町(馬出町、亀山午後3時頃より、氣多本宮社殿におに流したという。かつては祭礼終了後、この御幣は、海仮宮前の通りに並ぶ奉燈ちびっこ奉燈の4つ角に立てられる。幣は、自町内を「祭り触れ」に歩く際、各町に4本ずつ配られる。配られた御と俗称されるちびっこ奉燈用の御幣が、ほうとう祓いを受けた「ワッショワッサの祭礼当日の午前中、氣多本宮社御ごへで幣いお」涼み祭り」「西のおすずみ」とも呼ぶ。の夏祭りである。町内の人たちは「おある能登生國玉比古神社(氣多本宮)区の奉祭」にあたる、七尾市所口町にほうさいそ祓ぎ地区の納涼祭」、あるいは「御祓地夏越祭は、「氣多本宮の夏祭り」「御けたほんぐうみ大小15基の奉灯が乱舞する能登生國玉比古神社の夏祭りのといくくにたまひこじんじゃ夏越祭なごしのまつりりの維持に努めている。い担ぎ手に参加してもらいながら、祭現在は、大学生や地元企業など、幅広を利用し移動させる町もあるという。っている。仮宮前だけ担いで、他は車動できる工夫が施されることが多くな奉燈の下に車を付け、押して簡単に移まで奉燈を担いで移動するが、最近は担ぎ手が多い町では、最初から最後還御する。かんぎょ宮を立ち、氣多本宮へ午後10時前、神輿は仮ての町の奉燈が戻った町に戻っていく。すべい後は練りながら、各を仮宮に納める。お祓にお祓いを受け、御幣ある。その後、到着順この祭りの見どころで奉燈が乱舞するさまは、カサッセ」のかけ声、りと「サカサッセ、サ夕闇に映える奉燈の灯を練る。他の祭り同様、到着順に仮宮前の広場より仮宮前に集まり、され、午後8時過ぎ頃午後7時頃より担ぎ出一方、各町の奉燈は着する。に設けられた仮宮に到神輿の前で執り行われる神事仮宮前の広場で町ごとに奉燈が乱舞する19参考文献―書籍『新修七尾市史13民俗編』(七尾市)「町の民俗」P 351―ホームページ『ななoh!ネット』(七尾市観光協会)「なごしの祭り」『能登観光ポータルサイトのとねっと』(のと里山空港利用促進協議会)「なごしの祭り」場所能登生國玉比古神社/七尾市所口町ハ48地図へ仮宮/七尾市三島町