タイトル:七尾里山里海百景

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概要

七尾湾を中心とした豊富な資源から漁師町としても栄え、また能登らしい固有の農業文化も育み守られてきた、七尾市の里山里海の百の景色を紹介する電子ブックです。

奏されるほか、七尾城まつ見と、5日の祭り本番で演青柏祭では5月2日の人形叩き手にも伝えられている。ており、留学生など国外の存会でその技が受け継がれ現在は、七尾豊年太鼓保るという。本当に雨が降る確率があがの通り、豊年太鼓を叩くと、稲妻を表している。その意を添えるしょう鉦の甲高い音は、は豪雨雷鳴を、さらに、華ごううらいめい大きく打ち鳴らす「大ばい」しとしとと降る小雨の音を、細かく打つ「小ばい」は、近年では国外の演者も増えているりの芸術であるともいえる。を表現した当時の人々の祈の昔、真心から願いと訴えくような旋律の迫力は、そ静から激動へ、地底から轟日本海の怒涛のごとく、雨雲を呼び寄せた。その願いが天地始まりといわれているど。とう櫓を建て、昼夜大太鼓を打ち鳴らし、雨乞い太鼓が現在に伝わる豊年太鼓のやぐら続き、農民たちは田んぼの中に大きなを潤し、豊作に恵まれたという。その700年前、能登地方に大干ばつが神々に通じ、やがて大粒の慈雨が大地じう静から激動へ、地底からとどろ轟くが如き太鼓の音色七尾豊年太鼓ななおほうねんだいこ祭礼七尾里山里海百景007国内はもとより、海外でも幾度か公演流暢な立居ふるまいが評判で、日本りゅうちょうたちいとができない。その勇壮な桴さばき、ばちりなど、地域の祝いの席には欠かすこ市指定無形民俗文化財にも数多く出演している。が行われている。また、映画、テレビ毎年9月に行われる七尾城まつりで演じられる参考文献―ホームページ『ほっと石川旅ねっと』(石川県観光連盟)「七尾豊年太鼓」『日本財団図書館』(日本財団)「TAIKO Charity Concert」12