タイトル:七尾里山里海百景

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概要

七尾湾を中心とした豊富な資源から漁師町としても栄え、また能登らしい固有の農業文化も育み守られてきた、七尾市の里山里海の百の景色を紹介する電子ブックです。

泳して捕食や交配を行う夜行性で、海昼間、海底の砂中で生活し、夜間に遊海ほたるの性質はなかなか興味深い。美しい光を放つ。温が高い時期に活発に活動し、青白い、だんは海の砂の中に潜っているが、水は2?3mmで、丸い形をしている。ふタル属に属する甲殻類である。大きさ海ほたるとは、ウミホタル科ウミホ光のじゅうたん、夏の風物詩う海みほたる能登島野崎海岸の海ほたるに発光することからも、そのことがよすることにある。刺激を与えると盛んなっている発光の目的は、外敵を観測数が減少するとか。名前の由威い来か嚇くとそのため、満月と新月の前後には、少々、よる生活リズムに沿って生活している。ているが、海ほたるは月の満ち欠けに満ち引きに基づいた生活リズムを持っの沿岸に暮らす生物のほとんどは潮のその他七尾里山里海百景096夜景を楽しむことが出来る。海ほたる旬から10月初旬、海ほたるによる自然七尾では、能登島の海岸で、5月下雄は、求愛方法としても発光を用いる。っていると考えられている。さらに、は仲間に危険を知らせるサインにもな逃げる性質)を持っているため、発光くわかる。また、負の走光性(光からしさである。海と空が輝く姿は、息をのむほどの美れていれば満天の星空も観察できる。のを繰り返すのも、幻想的である。晴ては消え、移動してまた現れるというのじゅうたんのようで、灯りが広がっが群れて光りを放つ様子は、まるで光星空と海ほたるの自然夜景。幻想的で息をのむほど美しい参考文献―ホームページ『能登島島の旅』(能登島観光協会)「島の体験」114